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New Releases - 2017年05月 発売タイトル

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    クシェネク:ピアノ協奏曲全集 2 (パヒト/コルジェフ/ヒュープナー/パーティントン/イギリス響/ウッズ)

    オーストリアで生まれ、ドイツ語を話すチェコ系の家庭で育った作曲家クシェネク。第一次世界大戦時には徴兵されたものの、その非凡な才能を生かし音楽の研究を続けることでウィーンに留まることを許されたほどの天才でした。一時はマーラーの娘、アンナと結婚していたことでも知られています。/ナチスに迫害され、アメリカに亡命した後も音楽教師として活動を続け、1945年には正式にアメリカに帰化、数多くの作品を残しています。ピアノ協奏曲は7曲ありますが、その内訳は4曲の独奏用、2台ピアノ用、ヴァイオリンとピアノの二重協奏曲、オルガンとピアノと音色も多彩。どれもウィーンの伝統を踏まえ、荘厳なオーケストレーションが施された魅惑的な作品です。/(2017/05/19 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0392

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    ジュベール:オルガン作品集(ウィンペニー)

    ケープタウンに生まれ、1940年代から1950年代にかけてロンドン王立音楽アカデミーで学び、イギリス国籍を取得した作曲家ジョン・ジュベール。幼い頃は画家を志していたという彼の作品は、どれも独特なメロディと刺激的な感性に彩られた印象的な味わいを有しています。このアルバムは2017年、90歳の誕生日を記念して制作されたオルガン作品集。どの曲もJ.S.バッハの伝統を踏まえた上で独自の作風を持っており、ジュベールの「宗教曲作曲家」としての矜持が示された曲集となっています。/(2017/05/19 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0398

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    ドッジソン:室内楽作品集 2 (アッバーテ/モンクス/ティペット四重奏団)

    ロンドン生まれの作曲家、スティーヴン・ドジソンの室内楽作品集第2集。第1集と同じく現代音楽を得意とするピアニスト、エマ・アッバーテがピアノを担当、イギリスで人気を誇るティペット四重奏団との親密なアンサンブルが楽しめる1枚です。ブリテンと並ぶほどの知名度を獲得するも、死後急速に忘れられてしまった作曲家であり、またギタリスト、ジョン・ウィリアムズの師であったことでも知られています。彼の作品にはショスタコーヴィチの音楽にも似た同時代作品への風刺と、時々はっとするような美しいメロディが聞こえてくるという、イギリス伝統の品の良さがバランス良く配合されています。(2017/05/19 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0357

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    ローダー:ピアノ作品集(ホブソン)

    南西イングランド、バースに生まれたケイト・ローダー。父はフルート奏者、母親はピアニストという音楽一家に育ち、1830年に設立されたロンドン王立音楽アカデミーの初期の学生の一人となりました。1843年にメンデルスゾーンのピアノ協奏曲のソリストとして公式デビューを飾り、将来を嘱望されましたが、19世紀のヴィクトリア朝時代は女性の活躍が認められず、彼女も結婚と同時にコンサート・ピアニストの道をあきらめる他ありませんでした。しかし、教師としての活動は続け、1844年には王立音楽アカデミーにおける初の女性教授となり、多くの生徒を指導しました。また、1871年にはブラームスの「ドイツ・レクイエム」2台ピアノ版の英国初演も行っています。このアルバムには、2巻の練習曲が収録されていますが、これらの曲は単なる技術の取得に留まらず、音楽的表現の向上も図られており、優れた教師であったローダーの資質が感じられる作品です。(2017/05/19 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0321