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New Releases - 2017年06月 発売タイトル

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    ペルゴレージ:スターバト・マーテル(ピアノ編)/D. スカルラッティ:ソナタ集 K.9, 64, 159, 380, 551 (ヒンリクス)

    7歳でピアノに出会い瞬時に魅了されたというピアニスト、マリー・ルイーズ=ヒンリクス。ステファン・アスケナーゼに14年間師事し、モーツァルトの協奏曲でデビュー。ラトルやツァハリアスなど、名だたる名手らと共演する傍ら、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの歌をピアノにアレンジしたアルバムは国際的にセンセーションを巻き起こしています。以降、コンポーザー・ピアニストとして活躍するヒンリクスの最新録音はペルゴレージ「スターバト・マーテル」の彼女自身の編曲によるピアノ独奏版という驚くべき作品。少人数のオーケストラと合唱、独唱で奏されるこの曲を、ピアノ独奏に移し替えているときに、ヒンリクスは作品の持つ悲しさに圧倒されてしまい、しばしば作業を中止しなくてはならなかったと言います。しかし希望とキリストの栄光に支えられ完成したというこのヴァージョン、細かいニュアンスと暖かい音色は原曲の特徴を丁寧に描き出しています。(2017/06/23 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555103-2

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    プフィッツナー:歌劇「愛の園のばら」(ウェーバー/カヴェス/ケムニッツ州立歌劇場合唱団/ロベルト・シューマンフィル/ベールマン)

    1901年、新進作曲家として活動を始めたばかりのプフィッツナーは、エルバーフェルトの歌劇場で歌劇《愛の園のばら》を初演しました。その頃に流行していた「おとぎ話風」のあらすじと、後期ロマン派の特徴である重厚な響きが聴衆の人気を獲得、何度か再演されているうちに、マーラー夫妻の目に留まり、1905年にはウィーン宮廷歌劇場でマーラーの指揮で上演され、レーガーやワルターもこの作品を絶賛。作曲家としての足掛かりをつかみます。しかし、作品自体はその後ほぼ忘れられてしまい、1998年にチューリヒ歌劇場でハイライトが上演された他は、上演された記録もほとんどありません。ようやく2008年になって「失われたロマン派歌劇の復刻」を積極的に行っているケムニッツ歌劇場が完全版を上演。代表作《パレストリーナ》とは違う、プフィッツナー初期のメルヘン・オペラが蘇りました。(2017/06/23 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777500-2

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    ハウゼッガー:アウフクレンゲ/ディオニュソス幻想曲/鍛冶屋ヴィーラント(バンベルク響/ヘルムス)

    マーラー、リヒャルト・シュトラウスの次世代の作曲家として賞賛されながらも、時流に乗った作品を書かなかったため「時代遅れ」と見做され、次第に忘れ去られてしまった作曲家の一人、ハウゼッガー。しかし2008年にリリースされた声楽を伴う大規模な「自然交響曲」は、彼の真価を問う壮大な作品として話題となりました。第2集には2曲の交響詩と、子供のための歌を主題にした変奏曲を収録。青年時代のハウゼッガーの理想が結実した「ディオニス幻想曲」、ワーグナーの楽劇の草案にもなった「鍛冶屋のヴィーラント」は、後期ロマン派特有の重厚な響きに満ちた感動的な作品です。(2017/06/23 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777810-2

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    アンドリーセン:管弦楽作品集 4 (オランダ響/ポルセライン)

    ヘンドリク・アンドリーセンは、オランダの作曲家・オルガン奏者。アムステルダム音楽院で学び、ユトレヒト大聖堂のオルガニストに就任、眩いばかりの即興演奏で人気を博しました。作曲家としても、教育者としても知られ、8曲のミサ曲、4曲の交響曲を始め、室内楽曲から歌曲まで幅広いジャンルの作品を残しています。この第4集には代表作「交響曲第4番」を中心に3曲の小品を収録。十二音技法を使うことなく、常に旋律を大切にしていたアンドリーセンの作曲技法の集大成とも言える壮大な作品群を聴くことができます。1941年に書かれた狂詩曲「Libertas Venit=自由へ」は第二次世界大戦中の1941年の作品であるにもかかわらず、戦争の暗い気分を払拭するかのように陽気で華麗な作品です。(2017/06/23 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777845-2

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    ロゼッティ:ピアノ協奏曲/交響曲集(ヴェリコヴィッチ/プファルツハイム南西ドイツ室内管/メーズス)

    ボヘミアで生まれ、地元の神学校で音楽教育を受けた後、ロシア、ドイツ、パリと各地を巡り卓越した作曲家として名を成したアントニオ・ロセッティ。40曲以上の交響曲を始め、ホルン協奏曲を筆頭に多数の協奏曲、声楽曲を残し、後の作曲家にも大きな影響を与えたことで知られています。cpoではすでに10枚以上のCDがリリースされており、ここで聞けるバロック期から古典派への変換期に生まれた輝かしい作品は高く評価されています。今回は2曲の交響曲とピアノ協奏曲を収録、インパクトのあるオーケストラに支えられたピアノ協奏曲と、上品さとダイナミックな躍動感を併せ持つ交響曲は、とても魅力的。これまで多くのロセッティ作品を録音してきた経験豊富なメーズスの演奏です。(2017/06/23 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777852-2

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    モーツァルト:フリーメイソンの音楽集(ザルツブルク・ホーフムジーク/ブルンナー)

    モーツァルトとフリーメイソンの出会いは1773年にさかのぼります。当時ウィーンに滞在していたモールァルトは劇作家トビアス・フォン・ゲプラーを通じてフリーメイソンを知りましたが、この時はまだ成人していたかったため、入会には至らず、結局1784年12月14日に入会、その3週間後の1785年1月7日には第二級に昇格しています。フリーメイソン内では多くの友人とインスピレーションを得たモーツァルト、活動も積極的に行い、会員のための音楽も10曲ほど作曲しています。中でも知られているのが「フリーメイソンのための葬送音楽」で、これはモーツァルトが敬愛していた2人の会員の死を悼んで作曲され、告別式の際に演奏された作品です。約8分ほどの短いグレゴリオ聖歌を含む古い様式を用いた厳格な作品で、普段のモーツァルトとは思えないほどの悲痛な雰囲気を有しています。他の声楽曲は、メンバー同士で歌うことを想定されて書かれており、とりわけ最晩年の作品であるカンタータ K623はとびきりの美しさと荘厳さを湛えています。(2017/06/23 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777917-2

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    ミヒャエル:音楽による心の悦び(抜粋)(ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス/コルデス)

    フランコ・フランドル楽派に属する作曲家ロジエールを父に持ち、弟クリスティアンとサミュエルも音楽家という音楽一家に育ったトビアス・ミヒャエル。ドレスデンの宮廷聖歌隊を経て、ライプツィヒで神学を学び、1619年にシュヴァルツブルク=ゾンダースハウゼン侯国の教会オルガニストになります。1631年にはヘルマン・シャインの後任としてトーマス教会のカントルに就任、1657年までこの地位を務め(後任はセバスティアン・ナップファー)多くの宗教曲を作曲、演奏し、ライプツィヒの音楽的発展に貢献しました。彼の作品は17世紀に流行していたヴェネツィア派の様式が取り入れられた、華麗な対位法が駆使されているものが多く、演奏にも高い技術が要求されますが、コルデス率いるヴェーザー=ルネサンスは素晴らしいアンサンブルを聞かせています。(2017/06/23 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777935-2