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New Releases - 2018年08月 発売タイトル
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フランス、南東部アヴィニョンの美しい街「サロン=ド=プロヴァンス」で毎年開催される室内楽の音楽祭。1993年にル・サージュ、メイエ、パユによって設立され、2018年には第26回目の開催が予定されており、最高峰の演奏家たちが素晴らしい音楽の祭典を繰り広げます。この音楽祭から一連の録音を集め「サロンの音楽」と名付けた新しいシリーズが登場します。第1作はクラリネットの名手、ポール・メイエと、長年共演を続けているエリック・ル・サージュ、1995年ジュネーブ国際コンクールで優勝したチェリストのクラウディオ・ボホルケスの3人が紡ぎ出すベートーヴェンの三重奏曲集です。ベートーヴェンが活躍していた時代の室内楽の多くは、音楽的素養を持った貴族たちのために書かれており、一度評判を取ると、同じ曲を様々な編成に編曲することが求められていました。「街の歌」は当時流行していたヴァイグルの歌劇のメロディが主題として用いられ、またクラリネットのパートは若干平易に書かれており、演奏者の利便が考慮されていますが、作品の完成度はとても高く、若く野心的なベートーヴェンの姿が見えてくるような闊達さを持っています。七重奏曲も同じ理由で様々な形に編曲されましたが、この三重奏版は簡素な美しさを放っています。 (2018/08/29 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA405 |
現在、古楽界で注目を浴びているヴァイオリニスト、シュシャヌ・シラノシアン。インマゼールが「アニマ・エテルナにおける次世代のスター」と称賛する彼女のアルバムは、メンデルスゾーンの協奏曲と八重奏曲の組み合わせ。自らの作品を何度も改訂することで知られるメンデルスゾーンですが、有名な“ヴァイオリン協奏曲 ホ短調”もその例に漏れず、もともとピアノ協奏曲として構想されたとも言い、ヴァイオリニストの知人の助言を得ながら、結局は完成までに6年を必要とした作品です。ヤーコプ・レーマン率いるアニマ・エテルナとシラノシアンは、この曲のオリジナル・ヴァージョンを演奏し、作品の真の姿を洗い出すことに成功しています。同時収録の「八重奏曲」も珍しいオリジナル・ヴァージョンが選択されており、こちらも通常聴きなれた版とは多くの違いが見られる貴重な演奏です。(2018/08/29 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA410 |
衝撃的かつスマートな解釈で人気を博した「春の祭典」から1年。ウルバンスキとNDRエルプフィルハーモニーの新作の登場です。曲は「ショスタコーヴィチ:交響曲第5番」、今や、数多くの指揮者、オーケストラが演奏する名曲をウルバンスキは新しい視点で鮮やかに演奏しています。「春の祭典」をヘヴィメタに例えたウルバンスキですが、ショスタコーヴィチの第5番も彼のお気に入りの作品ということで、作品の内面にまで深く踏み込み、曲の持つ表面的な明るさ、勇壮さの中に潜む悲劇的な面をあぶり出しています。(2018/08/29 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA427 |
ベルギー出身の2人の若手奏者、ヴァイオリンのロレンツォ・ガットとピアノのジュリアン・リベールのデュオによる初アルバムの登場。クレバース、デュメイに学び、エリザベート王妃国際音楽コンクール入賞で注目を浴びたガットと、名ピアニスト、マリア・ジョアン・ピリスの弟子リベール。彼らの今の関心はベートーヴェンにあるといい、2016年から何度もベートーヴェンのソナタを演奏、作品を存分に練り上げてからこの録音に臨んでいます。ストラディヴァリの豊潤な音色を包み込む、平行弦ピアノ(バレンボイムも愛用していることで知られるクリス・マーネ社製造の弦がまっすぐに張られたピアノ)のクリアーな響きは、良く知られたベートーヴェンのソナタに、新たな光を当てています。平行弦ピアノ・・・19世紀末までに通常用いられていた、若干古めかしいスタイルのピアノであり、典雅な音色と美しい響きを有しています。マネーはこの楽器を良く知る修復家として広く知られています。(2018/08/29 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA407 |
ドイツの若手テオルボ奏者、ブルーノ・ヘルシュトロッファー。17世紀以前の音楽と現代の音楽を自由に弾きこなす逸材として知られています。このアルバムは彼自身が「logbook=日誌」と呼ぶもので、ヨーロッパからアメリカまで、数千キロメートルに及ぶ旅の印象から生まれた自作と、様々な時代に書かれた小品が並べられており、聴き手の想像力を強く刺激します。現代の田舎と都市の風景、16世紀のイタリアの人々の歌、突然混じり合うサティの「グノシエンヌ」、そしてインドを思い描く曲までも聴くことができます。ヘルシュトロッファーの感性を通じて生まれた作品も聴きどころです。LP盤には、選りすぐりの作品がセンス良く並べられており、テオルボの深みのある音色が良く捉えられています。(2018/08/29 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA391 |
(2018/08/24 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA372 |