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New Releases - 2019年03月 発売タイトル

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    ジャック=ダルクローズ:ピアノ作品集 1 (リーヴァ)

    ウィーンで生まれスイスで活躍した音楽家ジャック=ダルクローズ。幼児を中心とした音楽学習の方法論の一つ「リトミック=動きを通じて音楽の諸概念を教える」を発展させた功績で知られます。作曲家としてはブルックナーやローベルト・フックスの教えを受け、オペラやカンタータ、管弦楽作品を数多く発表しましたが、一連のピアノ曲はパリのサロン風の上品で抒情的な雰囲気を持ち、一部の曲からはシューマンの影響も感じられます。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0473

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    ポンセ:管弦楽作品集 1 (サン・ルイス・ポトシ響/サパタ)

    さまざまな楽器に編曲され、誰もが一度は聴いたことのある歌曲「小さな星(エストレリータ)」の作曲家ポンセ。ギターのための作品も比較的知られていますが、このアルバムでは彼のオーケストラ作品を聴くことができます。まるでレスピーギを思わせる「春」など、オーケストラの豊かな質感を存分に生かした作品は、甘い旋律を持つ『小さな星』とは全く様相の違う味わいを持ち、彼の作曲家としての才能をみせつけるものです。また1947年に作曲された「メキシコの点描」はメキシコの先住民文化を取り入れた躍動的な作品。効果的に使われる打楽器が良いアクセントになっています。メキシコを代表するサン・ルイス・ポトシ交響楽団の演奏です。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0502

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    モリアーティ:ミサ・アドスム!女性を祝して/われらは待つ(ソロヴィ/リソホルスカ/トゥルシュヒ/ウクライナ祝祭合唱団&管弦楽団/クチャル)

    1946年生まれのリチャード・モリアーティのミサ曲。若い頃からオペラやクラシック音楽に親しんだというモリアーティ。音楽の道に進むべく大学で音楽を専攻するも、ピアノのテクニックが不足(本人の弁)したため、研究者に転向。現役中は病理学者、メディカルディレクターとして活躍し、引退後にダニエルプールから本格的に作曲を学んだという人です。この「ミサ・アドスム」は新古典派の様式を用いた壮大な作品。ディキンソンなどアメリカ南北戦争時代に女性たちによって書かれた詩を用いて書かれた「われらは待つ」は同じく誇り高きアメリカの伝統を賛美する作品です。大編成の作品を得意とするクチャルが全曲を的確にまとめています。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0503

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    トッド:幻想曲/オルガン・ソナタ Op. 3/アンダンテ・レリジョーソ/ライネッケ:オルガン・ソナタ Op. 284 (レヘトラ/ユロネン/コムライネン)

    このアルバムは4人の作曲家のオルガン作品を紹介しています。そのうちの一人、アドルフ・トッドは33年という短い生涯を送る中で、最高のオルガニストとして讃えら、れほんの一握りの作品を残しました。彼の作品はこれまでに録音されたことがありませんが、リストも賞賛したという腕前の持ち主であり、その作品はドイツ・オルガンの伝統を継承する壮麗な味わいを有しています。他には室内楽作品で知られるトゥイレ、フルート曲で知られるライネッケ、モーツァルトとフンメルの伝統を継ぐリッターの3人の作品を聴くことができます。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0505

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    エルコック:室内楽作品集 1(ダニエル・シャオ/シグレリス/アルデレアン/ヴェレス・アンサンブル)

    イギリス生まれのエルコックは、若い頃から音楽を愛好し、アマチュア交響楽団の指揮者として活躍していました。作曲に関しては全くの独学だったそうですが、BBC放送のプロデューサーを友人に持っていたこともあり、2009年には短い管弦楽作品を発表、すぐさま作曲家ロビン・ウォーカーの目に留まり、Toccata Classicsの主宰者アンダーソンに紹介されました。エルコックの管弦楽作品集はすでにリリースされていますが(TOCC-400)、この室内楽作品集は壮大な管弦楽作品とはまた違う、ユーモラスな味わいを持つ作品集です。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0506

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    コープ:ロニーからの手紙(プリング/ブラウネル/チリンギリアン弦楽四重奏団)

    このアルバムの主人公は1878年ベルリン生まれの女性レオニー(ロニー)・ラブル・フレンケル。第二次世界大戦時、アムステルダムで「カフェ・ド・パリ」を経営、オランダでのユダヤ人たちの憩いの場となっていましたが、やがてナチスの迫害を受けテレージエンシュタットからアウシュヴィッツに送られながらも奇跡的に一命をとりとめました。このアルバムにはイギリスに亡命した彼女の娘たちへの手紙や、収容所での手紙などを散りばめ、現代作曲家ロナルド・コープが一連の歌曲集として仕上げた作品が収録されています。現代作品を得意とするチリンギリアン四重奏団の精緻な伴奏が聴きどころです。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0507

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    ダブリンの庭~17・18世紀のアイルランド音楽と古楽器(ベッソン/ファン・メヘレン/ア・ノクテ・テンポリス)

    17世紀末、アイルランドは対イングランド戦争に敗退。文化の礎を守ってきた貴族たちが殲滅ないし国外退去してしまったことで、アイルランド音楽は擁護者を失い伝統が途絶えてしまったと言われています。しかし音楽家たちは簡単には死に絶えませんでした。18世紀に入るとロンドンでは折々スコットランド音楽やアイルランド音楽が人気を誇り、伝説的名手たちから聴き取った名旋律が楽譜になって出版もされていたのです。その再現に適任なのはやはり、当時の楽器と奏法で18世紀音楽を甦らせることに長けた古楽器奏者……天性の音楽感と民俗音楽への高い適性を示す若手が続々あらわれるフランス古楽界から、鍵盤奏者ジャン・ロンドーのグループ「ネヴァーマインド」でも活躍するトラヴェルソ奏者アンナ・ベッソンを中心に名手が揃い、すでにAlphaやRicercarに名盤の多い新世代歌手レイナウト・ファン・メヘレンを迎え、周到な考証と抜群の音楽性が交錯する極上アイリッシュ古楽アルバムをつくりあげました。同様の古楽器によるアイルランド音楽アンソロジーであるラザレヴィチ盤(Alpha234)も人気のところ、新感覚アイリッシュ盤としても期待感が高まる1枚です。(2019/03/08 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA447

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    ハイドン:交響曲集 7 - 第9番、第65番、第67番(ハイドン2032プロジェクト 7 - 劇場監督たち)(バーゼル室内管/アントニーニ)

    ハイドン生誕300周年となる2032年へ向け、古楽演奏の異才ジョヴァンニ・アントニーニが着実に進行させつつある交響曲全曲収録シリーズ第7巻のテーマは「宮廷劇場とその監督」。古楽器・現代楽器を使い分ける俊才集団バーゼル室内管弦楽団と自ら結成したイル・ジャルディーノ・アルモニコ、2団体を振り分けてゆく企画ですが今回のパートナーは前者。みずみずしい才気があふれる初期作と充実のきわみとも言える中期2作はいずれも、エステルハージ侯爵家の宮廷劇場での催しをとりしきった劇場監督の采配と関連づけられる、オペラやカンタータの音楽をもとにした作品……とのことで、同じ劇場監督の一人が上演に関わったという『エジプトの王タモス』にモーツァルトが添えた音楽(アーノンクールの単独録音も今は昔、の充実作)も併録されているのは密かな注目ポイント。スタイリッシュかつ自発性あふれる音作りもさることながら、今回もテーマを読み解くための充実解説(国内仕様は日本語訳付)が見逃せません。(2019/03/08 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA680

  • カヴァッリ:1660年の大ミサ(ガリレイ・コンソート/シェニエ)

    巨匠モンテヴェルディの高弟としてヴェネツィアで頭角をあらわし、すぐにイタリア・オペラ史を最先端でリードする大作曲家となった名匠カヴァッリ。その豊かな実績は諸外国まで知れわたり、後年フランス王ルイ14世が隣国スペイン・ハプスブルク家との抗争にひとたび終止符を打った1659年には、講和祝典のための音楽提供者として白羽の矢が立ちます。翌1660年1月にパリで披露されたその祝典ミサ曲の演奏には、ヴェネツィアから随行した演奏陣のみならずパリ随一の歌手たちも集い、きわめてみごとな音楽と絶賛された記録が残っています。ここではリュリによるフランス叙情悲劇創出の前、この歴史的音楽イベント(詳細は解説参照、国内仕様は日本語訳付)を振りかえるべく、フランスきっての声楽・器楽勢が集うガリレイ・コンソートが当時の様子をしのぶプログラムを編作。管・弦入り混じっての壮麗なヴェネツィア様式の音楽を、ヴェルサイユ宮殿の旧王室礼拝堂に緻密な解釈で響きわたらせます。往年の「三大カウンターテナー」盤でも名高いパスカル・ベルタンはじめ演奏陣の充実度も見事。フランス音楽はイタリアから何を受け取ったのか?ヴェネツィア楽派とのかかわりを解き明かしながら「リュリ前夜」のフランス王室における教会音楽の真相に迫る、多声合唱と古楽器の交錯を十全に楽しめる注目盤です。(2019/03/08 発売)

    レーベル名:Château de Versailles Spectacles
    カタログ番号:CVS006

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    J.S. バッハ:オルガン協奏曲集(ジェイコブス/レ・ムファッティ)

    古楽大国ベルギーの俊才が集うレ・ムファッティ、注目すべき秘曲発掘の連続をへて今回は満を持してバッハ作品を録音。しかしさすがレ・ムファッティ、企画内容からして一筋縄ではゆきません。バッハの“オルガン協奏曲”といえば、若き作曲家がヴィヴァルディらイタリア人作曲家たちの協奏曲の様式を学ぶべく、自らオルガンひとつで弾けるように編曲した作品群が有名……と思いきや、本盤はそれらとはまったく違う内容。バッハ自身、かつて自ら作曲した教会カンタータなどの音楽を編み替えて協奏曲に編曲することが多かったのに倣い、ここではオルガン独奏を含むカンタータの序曲やアリアなどを原曲に、オルガン独奏と弦楽合奏・通奏低音からなる協奏曲を新たに4曲も編作。さらにカンタータの冒頭合唱曲や別の楽器の独奏つき序曲をもとに、やはりオルガン独奏を伴うシンフォニアを3曲「バッハ流に」編曲してみせたのです(編曲の詳細も解説に明記……国内仕様では日本語訳付)。結果的に誕生したのは、ヘンデルのオルガン協奏曲を思わせる編成ながら確実にバッハらしい音作り。数々の名盤で古楽鍵盤奏者としての技量を立証してきたバルト・ヤーコプスの自在なタッチが、寺神戸亮を指揮に迎えたレ・ムファッティの自発性あふれる音作りと交錯する注目盤です。(2019/03/08 発売)

    レーベル名:Ramee
    カタログ番号:RAM1804