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New Releases - 2019年04月 発売タイトル

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    霊的な劇場~1610年頃のローマ・ヌオーヴァ教会、告解の音楽(インアルト/コルソン)

    ベルギーの木管コルネット&ツィンク奏者、ランベール・コルソン率いる古楽集団インアルトによる、ローマのヌオーヴァ教会に伝わる詩篇を中心としたアルバム。1600年にカヴァリエーリの「魂と肉体の劇」が初めて上演されたこの教会に保存された17世紀初頭の写本には、「告解の秘跡の詩篇」と呼ばれる作曲者不詳の詩篇7曲が含まれていました。これらは初期オペラの旋律を思わせるモノディ形式のレチタール・カンタンド(旋律と伴奏がはっきりとして歌詞が聞き取りやすい、現在では一般的な歌の形)で書かれており、これは当時、それまでの多声音楽と比較すると画期的なものでした。さらに今聴いても斬新に響く不協和音なども用いられており、それはこのアルバムのコンセプト、演奏に大きな影響を与えています。名オルガン奏者ベルナール・フォクルールの愛娘アリスをメインとする声楽陣、4本ものトロンボーン(サックバット)が響く器楽陣をコルソンがまとめ上げ、あくまでもオリジナルの譜面を尊重しながらも、当時の風習に沿ったオリジナルの解釈も加えた新鮮な演奏を聴かせてくれます。(2019/04/12 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC399

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    プレトリウス/シルト:オルガン作品集(フォクルール)

    20世紀末に制作したバッハ・オルガン作品全集が、自然かつ的確な演奏解釈によって日本でも絶大な人気を誇るベルナール・フォクルールは、バッハ以前の巨匠たちにも深い敬愛を注いできた名手。トゥンダー、ヴェックマン、シャイデマン、ブクステフーデ……と、彼が単体アルバムで録音してきた作曲家たちこそが真に注目すべき存在であるといってもよいでしょう。本盤のヤーコプ・プレトリウスは北方の音楽拠点ハンブルクの大家のひとり(『テルプシコーレ』のミヒャエル・プレトリウスとは全く無縁)、メルヒオール・シルトもその同世代に属する名匠で、どちらも「オルガン奏者一族の家系」に属する重要人物。17世紀前半、ブクステフーデ前夜のドイツ北方に花開いたオルガン芸術を、当時のたたずまいを伝えるリューベックの歴史的オルガンでじっくり楽しめます。解説も充実、国内仕様は日本語訳付です。(2019/04/12 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC400

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    日本の心を歌う(中井亮一)

    (2019/04/10 発売)

    レーベル名:ART_INFINI
    カタログ番号:MECO-1054

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    フラー/ケージ/シャリーノ/ハウベンシュトック=ラマティ/ルシエ/ハース:ピアノ作品集(フォルメンティ)

    「Klangforum Wien」を主宰する作曲家、ベアト・フラーを筆頭に、様々な現代作曲家のピアノ曲を集めた興味深い1枚。ドビュッシーへのオマージュがあり、電子音を交えた曲があり、四分音をたっぷり楽しむ曲がありと、作風も音もヴァラエティに富んでいます。アルバムタイトルの「Nothing is Real」はビートルズの「ストロベリーフィールズ・フォーエヴァー」からインスパイアされた曲。テープ音が用いられている後半では深い残響が不思議な味わいをかもし出しています。(2019/04/05 発売)

    レーベル名:col legno
    カタログ番号:WWE1CD20223

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    リーム:弦楽四重奏曲集 4 - 第10番、第12番/クヮルテット・スタディ(ミンゲット四重奏団)

    12曲あるリームの弦楽四重奏曲ですが、どれも実験的であり、1曲として同じ作風で書かれているものはありません。第10番の第1楽章はほとんど全てがピツィカート。耳を澄ましていないと聞き逃してしまいそうな微かな音で構成されています。第2楽章は爆発的な音。第3楽章はフラジオレットが多用された印象的な音で構成されています。2楽章からなる第12番もユニークな作品。とりわけ第2楽章が技巧的です。「クァルテット・スタディ」は更に実験的な曲。この柔軟さがリームの特色と言えるでしょう。「芸術は大衆に愛されるものであるべき」と唱えた18世紀スペインの哲学者パブロ・ミンゲットの名を冠したミンゲット四重奏団は、リームの弦楽四重奏曲の全曲録音を手掛けるほか、ルジツカやイェルク・ヴィトマンを始めとした注目の現代作曲家たちの作品も積極的に演奏する意欲的なアンサンブルです。(2019/04/05 発売)

    レーベル名:col legno
    カタログ番号:WWE1CD20227

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    J.S. バッハ/ライター/モヴィオ/リンデンバウム:ヴァイオリン作品集(ビク)

    作曲家ベアト・フラーが結成した現代音楽専門の室内オーケストラ「Klangforum Wien-クラングフォルム・ヴィーン」で活躍するヴァイオリニスト、アネッテ・ビク。彼女は現代作品だけでなく古典派やバロック期の音楽にも造詣が深く、どの時代の作品も自在に弾きこなします。彼女の特徴を生かした初アルバム「Double Bach」は、バッハの無伴奏パルティータ第1番に、各々現代作曲家がインスパイアされた作品を追加。タイトル通り「2倍のバッハ」が楽しめる趣向になっています。バッハ作品が現代に与える影響も味わえる魅力的な1枚です。(2019/04/05 発売)

    レーベル名:col legno
    カタログ番号:WWE1CD20442

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    クリステンセン:オールモスト・イン・G/六重奏曲/コラール/弦楽三重奏曲/ビーイング・アプ・サーカー/4つのハイパー・リアリスティック・ソング(セナテット)

    独特の音楽語法、独自の音色・・・これらを融合したクリステンセンの音楽。このアルバムの作品では電子楽器は用いられておらず、全てが古典的な楽器によって奏でられていますが、弦のピツィカートとピアノへの優しいタッチなどにより紡ぎ出される音はとてもユニークです。「SCENATET」は2008年に設立されたアンサンブル。実験的な演劇や映画など数多くのプロジェクトに参加、革新的な音作りとジャンルを超えた活動が高く評価されています。(2019/04/05 発売)

    レーベル名:col legno
    カタログ番号:WWE1CD20444

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    ミッテラー:グリム童話による小さなオペラ「勇ましいチビの仕立て屋」(ウィーン・タッシェンオパー)

    グリム童話「勇ましいチビの仕立て屋」を元に、ミッテラーが作曲した現代の「子供のための」オペラ。体は小さいながらも、知恵と勇気で様々な困難を乗り越え、最終的に国を統治する王となる仕立て屋の物語を、語りと歌を交え、ユニークな音楽で描いた楽しい作品です。仕立て屋を演じるロンバッハは「一撃七殺」のスローガンのもと、イノシシ、ユニコーン、巨人との闘いを見事な語り口で聴かせます。様々な情景を事細かに説明するバックのオーケストラの音もユニークです。(2019/04/05 発売)

    レーベル名:col legno
    カタログ番号:WWE1CD20801

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    アスキン:歌劇「鉄のハンス」(ツェリンカ)

    こちらもグリム童話による現代の「子供のための」オペラ。ミッテラーの「勇ましいチビの仕立て屋」の成功を受けてアスキンが作曲、ウィーンで初演されました。アスキンは呪われた森、幼い王子と囚われの山男との交流、王子の失踪と、息をもつかせぬミステリー調の物語をコンパクトにまとめ、楽しいオペラに仕立てています。(2019/04/05 発売)

    レーベル名:col legno
    カタログ番号:WWE1CD20802

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    ミッテラー:声楽作品集(ミニヒマイヤー/ミッテラー/ハーバート/ライジンガー)

    エレクトロニクスとオルガン演奏を得意とするミッテラーですが、ここではポップスの世界に進出。とは言え、通常のロックやポップスではなく、あらゆるものを何でもミキシングし、奇妙でユニークなサウンドを創り出しました。ビルギット・マイヤーのスモーキーな声は一層強調され、極めて官能的に響きます。刺激的でジャンルレスな音楽です。ジャングルに迷い込んだような気分にさせるトラック16「Apes」が聴きものです。(2019/04/05 発売)

    レーベル名:col legno
    カタログ番号:WWE1CD20901