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ソロヴィエヴァ, オルガ

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  • ロシア・アヴァンギャルドの時代 未来派と伝統派

    【Grand Pianoレーベル10周年記念企画第2弾。実験と創造が生み出した「もう一つのロシア音楽史」に迫る】20世紀初頭、世界中の芸術家は斬新な表現を求めて“実験”を繰り返していました。ロシアで盛り上がったのはアヴァンギャルド(前衛)。「モダニズムの聖書」と讃えられたピアノ・ソナタを書いたモソロフ、ソ連革命政府に一時は重用された未来主義の旗手ルリエ、独自の音体系による無調世界を目指したロスラヴェッツらが代表格でしょう。一方で前衛に背を向け、古き良き伝統を大事にしながら創作を続けた作曲家達も同時期にいました。メトネルもその一人、まさにいぶし銀のロシア音楽が聴けます。伝統的なロシア音楽で始まったスタンチンスキ―は26歳で不慮の死を遂げなかったらどんな世界へと進んだのでしょう。その萌芽をここからぜひ聴き取ってみてください。 ――吉池拓男(監修)(2022/04/15 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP896X

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    ガリーニン:ソナタ三部作/ピアノのための組曲/4つの前奏曲/ワルツ/舞曲

    1922年にモスクワ近郊で生まれ、1966年にモスクワで没したロシアの作曲家ガリーニンのピアノ作品集です。ショスタコーヴィチと比較される事の多い人ですが、このアルバムを聴く限り、プロコフィエフなどの新古典主義の簡潔でユーモラスな語法を強く感じます。生涯を通じて健康障害に悩まされたという彼自身の満たされぬ何かを音で表現したのでしょうか。時折現れるユーモラスな表現が心地良さをもたらします。ほんの小さい5つの曲からなる「動物園にて」が秀逸です。(2008/08/06 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0076

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    シェバリーン:ヴァイオリンとピアノのための作品全集(コスティレフ/ソロヴィエヴァ)

    ロシア、オムスクに生まれ、モスクワ音楽院でミャスコフスキーに作曲を学んだシェバリーン。機知に富んだ劇音楽や映画音楽で知られるだけでなく、ソ連当局からの依頼で、チャイコフスキーの「1812年序曲」などに改編を加えた人としても知られています。作品には恩師ミャスコフスキーの影響が強いだけでなく、親交を結んでいたショスタコーヴィチからの影響も感じられます。このアルバムには「ヴァイオリンとピアノのための作品」が全て収録されており、これは、どれもが初録音となる貴重な記録です。初期の作品にはフランス風の味わいもありますが、後年になるつれ、少しずつロシア国民楽派の作風を確立していく様子がよく表れています。(2018/10/17 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0327

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    スタンチンスキー:ピアノ作品全集 1 (ソロヴィエヴァ)

    アレクセイ・スタンチンスキーはロシアの作曲家。モスクワ音楽院でタネーエフとジリャーエフに師事、傑出した才能が高く評価されましたが、父親の死を境に体調を崩してしまい、作曲への意欲が衰えた結果、26歳の若さでこの世を去った時には限られた少数のピアノ曲が遺されたのみでした。これらの作品は出版されることもなく作曲家の死後は忘れ去られていましたが、彼の早すぎる死を惜しんだ級友たちの手により、1940年代から少しずつ出版され、ようやく周知されるようになったのです。ユニークな旋法を用いた旋律や、精緻な対位法、半音階的手法が用いられた素晴らしい作品ばかりであり、時にはプロコフィエフを思わせる風刺的な表現も感じられるなど聴きごたえのあるものとなっています。このアルバムにはモスクワ生まれのピアニスト、ソロヴィエヴァの演奏で、スタンチンスキーが1910年までに作曲した全作品を収録。世界初録音を含む貴重な1枚です。(2019/11/29 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP766

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    スタンチンスキー:ピアノ作品全集 2 (ソロヴィエヴァ)

    オルガ・ソロヴィエヴァが弾くアレクセイ・スタンチンスキーのピアノ作品全集。この第2集で完結となります。スタンチンスキーはロシアの裕福な家に生まれ、モスクワ音楽院ではジリャーエフとタネーエフに師事。作曲家としての将来を嘱望されながらも、父の死により精神を患い、26歳の若さで謎の死を遂げてしまいました。彼が短い生涯に書き遺した作品はあまり多くはありませんが、ほとんどがピアノ曲で、スクリャービン風の半音階を多用した作品や、ユニークな旋法や精緻な対位法を用いた作品、ムソグルスキー風の民俗音楽の影響も垣間見える作品とその作風は多彩です。これらは彼の同時代の友人たちにも影響を与えました。この第2巻には1910年以降に作曲され、後に友人たちによって出版された全作品と、最近発見された初期の作品を収録。1900年代の小品は世界初録音です。演奏するソロヴィエヴァは2019年5月に「グリンカ・メダル」を受賞したロシアのピアニスト。GRAND PIANOレーベルにはスタンチンスキー作品集第1集の他、ボリス・チャイコフスキーの作品集(GP716)を録音しています。(2023/04/14 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP842

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    タネーエフ:ヴァイオリン・ソナタ/ピアノ作品集(ペシュコフ/ソロヴィエヴァ)

    偉大なる作曲家タネーエフは、実はピアニストとしても有名で、彼のコンサートは「モスクワ全土のための音楽の祝賀」と称されるほど高く評価されていました。彼はニコライ・ルビンシテインにピアノを学び、モスクワ音楽院に入学後はすぐさま最も優れたピアニストとして知られるほどでした。あの有名なチャイコスキーのピアノ協奏曲のモスクワ初演もタネーエフが行っています。しかし、タネーエフがピアノのために書いた作品は驚くほど少なく、また演奏される機会もほとんどありません。ここに収録された作品もほとんどが世界初録音というものばかりです。彼の円熟した作曲技法が楽しめるヴァイオリン・ソナタも聴きどころのひとつです。(2009/12/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557804

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    チャイコフスキー/ダヴィドフ/リャードフ/アレンスキー:19世紀ロシアのチェロ作品集(フリチェフ/ソロヴィエヴァ)

    19世紀ロシアで流行したチェロのための作品集。なかでも中心的存在となったのはチャイコフスキーで、彼はチェロの深い音色を大層好んでいました。管弦楽作品やバレエ曲でも、時折美しいチェロのソロの場面がありますが、この「ロココの主題による変奏曲」はチェロが思い切り活躍する作品。モスクワ音楽院のチェロ奏者フィッツェンハーゲンに捧げられており、現在では彼が改訂した版で演奏されることが多いのですが、ここではオリジナルのピアノとチェロ版で演奏されています。他にはチェロの名手ダヴィドフの技巧的な作品や、リャードフ、アレンスキ、リムスキー=コルサコフの優雅な作品を楽しめます。(2019/06/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573951

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    チャイコフスキー:ピアノ&室内楽作品集(ソロヴィエヴァ/コロステリョフ/ディチェンコ)

    チャイコフスキーと言っても、あの有名な「白鳥の湖」などの作曲家とは血縁関係がない、このボリス・チャイコフスキー(1925-1996)。ロシアの20世紀後半を代表する作曲家の一人です。モスクワ音楽院でオボーリンにピアノを学び、シェヴァーリンとミャスコフスキー、ショスタコーヴィチに作曲を学んだ人で、もちろん師らの影響も感じられますが、映画音楽なども多く作曲したせいか、その作風は幾分わかりやすいもので、とりわけここに収録されている10代の頃に書かれたピアノ曲は、習作のようなものとはいえ、どれも愛らしさを備えていて、ショパンやスクリャービンの影響も強く感じられます。それに比べると、円熟期の「2台のピアノのためのソナタ」は激しいリズムに支配された強烈な音楽。構造は古典的ですが、ここに盛られた作風は間違いなく現代的アプローチによるものです。第1楽章で展開される、リズミカルに叩きつけられる鍵盤から引き出される音楽、静謐な第2楽章、人を食った第3楽章と、なんとも面白い作品です。(2016/04/27 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP716

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    ボリス・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲/クラリネット協奏曲(ソロヴィエヴァ/プリスチェパ/ロシア音楽院室内管/ミンバイエフ)

    有名な大作曲家、ピョートル・イリイッチとは何の血縁関係もない、ボリス・チャイコフスキー。この同姓の作曲家は、そのことのみでそれなりに知られる存在?ではありますが、実際にその作品を耳にする機会は必ずしも多くありません。しかしこの面白さは強烈です! ピアノ協奏曲でのロックを思わせるような強烈なリズムには驚かされますが、一方で澄み切った叙情を聴かせてみたりと多彩な展開を見せます。また、ジャズの影響を強く受けたクラリネット協奏曲でも、独奏部は目が回るような活躍をみせる終楽章をはじめ、カッコいい場面を随所に聴くことができますし、「黄道十二宮」のアルカイックな編成による特異な響きも、大変に印象的です。(2006/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557727

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    B. チャイコフスキー:ピアノ五重奏曲/戦争組曲(ソロヴィエヴァ/アニシモフ/ペチュー=コラン/ヴァンブラ四重奏団)

    延々とピアノのユニゾンが奏され、そこに激しく切り込むヴァイオリンの不協和音。この刺激的な冒頭部分だけで耳を惹きつけられるピアノ五重奏曲。これを作曲したボリス・チャイコフスキー(1925-1996)は「ショスタコーヴィチの次の世代」における最も独創的な作曲家として高く評価されています。1962年に書かれた「ピアノ五重奏曲」は前述の第1楽章に続く、リズミカルで旋律的な第2楽章と、変奏曲形式の第3楽章、そして表情豊かな最終楽章と、整ったフォルムを持つ作品であり、彼の最高傑作とみなされるものでもあります。「戦争組曲」は1964年に製作されたユリ・フェイト監督による映画「前線を守りながら」のための音楽ですが、映画公開後にこのスコアは行方不明になってしまいます。しかしボリス・チャイコフスキー協会が原稿を探索し、サンクトペテルブルクで発見、その後編集され、この形に落ち着きました。戦いに赴く若き将校ルサノフと、彼を待つ恋人カティア。友人とともに危険な任務を終え帰還したルサノフの目の前で流れ弾に当たって命を落とすカティア…最後のシーンで悲嘆に暮れ、家の外に立つルサノフ。こんなストーリーが悲しいワルツを伴いながら展開していきます。(2014/10/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573207