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オットー, リサ(1919-)

Search results:7 件 見つかりました。

  • フィデリオ

    1912年11月7日、ベルリン市立歌劇場としてオープン(音楽監督:イグナーツ・ワーグハルター)し、以降、たびたび名称を変更し、またブルーノ・ワルター、アルトゥール・ローターを始め、数多くの大指揮者を監督とし、その歴史を紡いできた旧西ベルリン唯一の歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ。1943年には空襲で建物が破壊されるも1961年に再建され、その際にはフリッチャイの「ドン・ジョヴァンニ」でこけら落としが行われました。この模様は映像(ARTHAUS101574に収録)でもご覧になれますが、こちらは創立50周年を記念する公演にまつわる映像が収録されています。指揮者のアルトゥール・ローターは空白期間はあるものの、1934年からずっとこの歌劇場に関与し、多くの演奏を行ってきた人です。公演曲目は「フィデリオ」。これは1912年のオープン時を同じ演目であり、まさしく歴史的瞬間を飾るのにふさわしい作品です。演じる歌手も細心の注意を払って選ばれており、当時駆け出しとはいえ、すでに国際的名声を得ていたクリスタ・ルートヴィヒ、メトロポリタン歌劇場で名を馳せていたジェームズ・キングと当時33歳の新鋭ヴァルター・ベリー、そしてバイロイトを中心に活躍していたヨーゼフ・グラインドルと、当時最高の「ドイツ・オペラの歌い手」が集結したのです。作品自体が紆余曲折して出来上がったせいもあり、なかなか全曲を徹底的に練り上げることが困難なオペラですが、この演奏はムダのない演出と巧みな歌手たちのおかげで、素晴らしい出来栄えを誇っています。(2012/04/11 発売)

    レーベル名:Arthaus Musik
    カタログ番号:101597

  • ボリス・ブラッハー:歌劇「プロイセンのメルヘン」

    このブラッハー(1903-1975)のオペラ・バレエで描かれているのは、ドイツの伝説的詐欺師「ヴィルヘルム・フォークト」の物語です。こちらは、中年の靴職人がリサイクル・ショップで大尉の制服を手に入れたことで、ケペニックの市庁舎を占拠し、偽の命令で市長を逮捕、金庫にあった4000マルクを持ち逃げしようとした事件で、この鮮やかな手口には全国民が驚き、また多くの世論は彼を支持したことで、結局皇帝によって赦免されたという人物であり、この事件をもとに多くの映画や文学が生まれたことでも知られています。ドイツの作曲家ボリス・ブラッハーは、この話に多くの風刺を絡めなんとも楽しい歌劇に仕立て上げました。現代作曲家に分類されるブラッハーですが、ここでは新古典派的なわかりやすい音楽を用うなど(彼が古着屋で物色する場面には、あの有名なピアノ練習曲である「チェルニー50番」の第1番が効果的に使われています)、とても聴きやすくテンポのよい作品となっています。現実のフォークトは逮捕されてしまいますが、この作品では全てが仮面舞踏会として描かれていて、それが「メルヒェン」たる所以とも言えるでしょう。また主人公ヴィルヘルムの父母の描かれ方もとてもユニーク。ここに記されている配役は、決して間違いではありません。稀代の名ソプラノ、リサ・オットーの演じる父親(!)は一見の価値ありです。(2013/02/20 発売)

    レーベル名:Arthaus Musik
    カタログ番号:101658

  • R.シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」[DVD]

    演劇とオペラの融合を図ったホフマンスタールとR.シュトラウス(1864-1949)。数多くの対話と討論を経て(時には険悪にもなった)出来上がったのがオペラ「町人貴族」でした。しかし、これは上演時にかなり不評であったため、彼らは思い切ってこれを改作。劇の部分はそぎ落とし、プロローグと1幕のオペラに仕立てなおし、タイトルも「ナクソス島のアリアドネ」と変更。とは言え、一筋縄ではいかないのがこのオペラ。楽屋落ち、駆け引き、ご都合主義、歌のひけらかし(?)など様々な感情を秘めた物語が、最後は花火とともに大団円を迎えるというチャーミングなもの。ある意味ドタバタ。ある意味深すぎる人間模様。1965年のザルツブルク音楽祭で上演されたベーム指揮の「ナクソス島のアリアドネ」。シュトラウスが没してから6年後、まだ大作曲家の残り香が強かった頃の上演ですが、シュトラウスが全幅の信頼を寄せていたベームの演奏は、他の誰のものよりも高く評価されたのでした。この上演でのベームはセーナ・ユリナッチやレリ・グリストと言った当時最高の歌手たちを揃え、極上の演奏を披露。ウィーン・フィルの絹のような響きも見事に捉えられています。(2013/12/18 発売)

    レーベル名:Arthaus Musik
    カタログ番号:107255

  • ベルリン・ドイツ・オペラ BOX[DVD]

    ベルリン・ドイツ・オペラ創立100周年を記念してのBOXです。1960年代から始まったライブ録音(もちろん画面は白黒)には、20世紀の偉大なる名歌手たちの歌声と姿があますことなく収録されていて、まさに歴史的な遺産と呼ぶにふさわしいものです。1961年9月24日のドン・ジョヴァンニは劇場再建の「こけら落とし」の記念公演であり、テレビ局“Sender Freies Berlin”でも放送されたプログラムです。この後もベルリン・ドイツ・オペラは頻繁に上演を記録したのですが、放送局(または出演者)が権利を大切に持っていたため、これらの上演が人々の目に触れることがありませんでした。そんな「埋もれていた」アーカイブ映像はまだまだ多くあるはずですが、ここでは「ドン・ジョヴァンニ」を含む5つの舞台をひとまとめにしてお届けいたします。(2012/12/19 発売)

    レーベル名:Arthaus Musik
    カタログ番号:107522

  • リヒャルト・シュトラウスBOX[DVD,7Discs]

    2014年に生誕150周年を迎えるリヒャルト・シュトラウス。後期ロマン派を代表する音楽家であり、また数々の交響詩や歌劇の斬新な作風は、当時の音楽界に大きな衝撃を与えたものでした。このBOXには、そんなシュトラウスの7つの歌劇映像が収録されています。収録年代も幅広く、古いものでは、カール・ベームの伝説的な「ナクソス島のアリアドネ」から、新しいものは2011年の「ダナエの愛」とほぼ50年に渡り、歌劇演出の変遷も感じることができる画期的なセットとなっています。「影のない女」での市川猿之助の刺激的な演出も、後世に残るべき伝説を創り上げたものです。シュトラウスの歌劇は、他にもいくつかありますが、衝撃度で言えば「サロメ」「エレクトラ」が頂点であり、それ以降は編成も和声も親密なものになり、「ばらの騎士」や「影のない女」では明らかにモーツァルトへの回帰も見られます。また彼の歌劇の特徴の一つとして、女性の感情表現の巧みさも挙げられるでしょう。名台本作フーゴ・フォン・ホフマンスタールやシュテファン・ツヴァイックとの共同作業によって生み出されたヒロインたちは、どことなくシュトラウスの妻であったパウリーネの面影も抱きながら、その個性を発揮しています。興味深い作品が詰まったこのスペシャル・エディション。どうぞお手元に!(2014/12/24 発売)

    レーベル名:Arthaus Musik
    カタログ番号:107539

  • 詳細

    R. シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」全曲(フィルハーモニア管/カラヤン)(1954)

    小編成のオーケストラはアンサンブルの精髄を尽くさなければならなく、アリアドネはイゾルデ以上に真摯に、ツェルビネッタはムゼッタ以上にコケティッシュであらなければならないと、この劇中劇オペラにおいて演奏者達に要求される技巧的水準は法外。同時にあくまでも洗練された世界でなければ、脚本の面白みは生かされません。このCDは、それらの難題を解き切っている稀なる確率の名盤。シュトライヒのコロラトゥーラ、シュヴァルツコップフの甘く叙情的歌唱などに加え、魔術的オーケストレイションを余すところなく紡ぎ出すカラヤンのタクトと、録音当時としては最高のキャスティング(端役のハルレキンにプライ!)といえるでしょう。(2006/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111033-34

  • 詳細

    モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」(シュヴァルツコップ/フィルハーモニア管/カラヤン)

    オペラにおいては歌が最も尊ばれるのはいうまでもないこと。しかし歌い手が美貌の持ち主であれば、また違う説得力がわいてくることも間違いないことでしょう。かくして軽佻浮薄なモーツァルトが馬鹿にしきった女性の愛~その永遠の不誠実さは、世紀の美貌の持ち主であるシュヴァルツコップフが歌うことによって、より強調される羽目となりました。世の善良な人々が、「いや、これは本当は愛の尊さをうたっているオペラだよ。」といくら主張しても、傾聴すればするほど、女性の愛を嘲笑う皮肉が耳に飛び込んでくるでしょう。モーツァルトが狙った本当の意図が見事に再現された演奏です。カラヤンのタクトが、過分な感傷を排除しすっきりと仕立て上げています。(2006/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111232-34