Home > CD & DVD > Artists

 CD & DVD/BD



メヘレン, レイナウト・ファン

Search results:24 件 見つかりました。

  • デモンストレーション〔パ・デコール〕

    暁の女神オロールと羊飼いのティトンは相思相愛の仲。人間であるティトンは、いつの日か女神オロールが他の神に心移りしてしまうのではないかと思い悩んでいます。同じくオロールを愛する風の神エオールは、牧畜の女神パレスに邪魔なティトンを殺すよう依頼。一方パレスはひそかにティトンを愛しているので、彼を殺さず誘拐することをエオールに約束します。ティトンを失い悲しみに沈むオロールは言い寄るエオールを拒絶し、永遠にティトンの死を悼んで暮らすと誓いを立てますが…。フランス・バロック期の作曲家モンドンヴィル。ヴァイオリニストとしてフランスの宮廷で活躍しつつ、合唱曲や歌劇の作曲家として当時最も高名だったラモーを凌ぐほどの人気を集めました。とりわけ1753年に初演された《ティトンとオロール》は好評を博し、ラモーが引退した後、イタリア・オペラとフランス・オペラの優劣を巡る「ブフォン論争」が再燃した際フランス・オペラの擁護派が、この作品を自陣営の優位性を証す切り札として喧伝したことで知られています。2021年1月、パリ・オペラ=コミック座で無観客で上演された本作の映像では、操り人形(粘土の人型や羊の群れ)のコミカルな動き、華やかな衣装、美しい舞台美術による幻想的な情景に目を奪われます。この舞台を背景にレザール・フロリサンを率いるウィリアム・クリスティの自由闊達なタクトに導かれ、優れた歌手とダンサーが見事な歌唱と演技を繰り広げていきます。ティトン役を歌うのはベルギー出身のレイナウト・ファン・メヘレン。テノールの中でもとりわけ声域の高いオート・コントルの名歌手として知られ、その若々しく艶やかな美声はオロール役のソプラノ、グウェンドリン・ブロンデールの鮮やかな歌唱と相まって聴く者を魅了します。(2021/12/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:2.110693

  • ラモー: 歌劇《イポリートとアリシー》パリ・オペラ=コミック座

    海神ネプチューンの息子でアテナイの王テゼは、政敵のパラス一族を滅ぼした際、パラスの末娘アリシーを捕らえ、将来その子孫が自分の地位を脅かすことのないよう純潔を誓わせますが、アリシーはテゼの息子イポリートと密かに愛し合っています。一方テゼの2番目の妃フェードルは、テゼの先妻の子イポリートに道ならぬ恋情を抱いています。テゼが友人を救うために冥府に赴いていたある日、フェードルは思い余ってイポリートにその愛を告白します。イポリートがそれを激しく拒絶し、2人が揉み合っているところにテゼが帰還、彼は息子が妻を犯そうとしていたと誤解します。テゼはイポリートを追放し、父ネプチューンにイポリートに厳罰を与えることを請願しますが…太陽王ルイ14世の宮廷で音楽監督を努めたリュリが、台本作家フィリップ・キノーと打ち立てたフランス・オペラの1ジャンル「抒情悲劇」。それまでに器楽作品の作曲家、和声学の理論家として名を成していたラモーが、50歳にしてオペラの処女作として完成した《イポリートとアリシー》は、その先達リュリの「抒情悲劇」の形式を引き継ぐものでした。しかし現在ではラモーの代表作のひとつと目されるこのオペラも、初演当時はその作曲技法の革新性により賛否両論の渦を巻き起こしました。2020年11月パリ・コミック=オペラ座において上演された本作のジャンヌ・カンデルによる演出は、テゼやイポリート、フェードルやアリシーなどの中心的な登場人物が貴族風の衣装をまとう一方、神々や群衆は現代的で時にキッチュな風体で歌唱とダンスを繰り広げ、不思議な効果を上げています。オート・コントル歌手として国際的に活躍するレイナウト・ファン・メヘレン(イポリート)を初めとする実力派の歌手陣と気鋭の古楽指揮者ラファエル・ピションが導くアンサンブル・ピグマリオンが、ラモーの音楽に真っ向から取り組んでいます。(2021/11/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:2.110707

  • LES MAITRES DU BAROQUE -バロック時代の巨匠たち[18枚組]

    (2018/08/24 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA372

  • ラモー:歌劇《プラテー》

    パリ・オペラ座2022年収録ミンコフスキ&ペリーによる名舞台《プラテー》20年振りの再演映像登場!妻ジュノンの嫉妬に悩む神々の長ジュピテルを、取り巻きの神々が慰めようと画策。沼に住むカエルの妖精の女王プラテーにジュピテルに愛されていると信じ込ませます。ジュピテルが沼に降臨し、プラテーと見せかけの婚儀を始めると、そこに怒り狂ったジュノンが現れ……マルク・ミンコフスキとロラン・ペリーの新鋭コンビによるフランス・バロック音楽の巨星、ジャン=フィリップ・ラモーの傑作喜劇オペラ《プラテー》の斬新なプロダクション(1999年パリ・オペラ座 プレミエ上演)は、当時バロックオペラ上演の通念を覆すものとして話題を集めました。その後このプロダクションはパリ・オペラ座のレパートリーとして定着、2001年、2002年、2006年、2009年、2015年、2022年に再演されています。本作は、ミンコフスキの円熟のタクトによる音楽作りと、アクロバティックな舞踏とスペクタクルなシーンに更に磨きをかけたロラン・ペリーの演出による、2022年の再演舞台の新収録。題名役のプラテーに世界をリードするスター・テノールの一人ローレンス・ブラウンリー、狂言回しの要となるタリー&フォリー役に本作上演の常連ジュリー・フックスらの優れた歌唱陣を起用、前作(2002年収録)と比べても一段とその魅力を増した映像作品となっています。(2024/01/26 発売)

    レーベル名:Bel Air Classiques
    カタログ番号:BAC224

  • ラモー:歌劇《プラテー》

    パリ・オペラ座2022年収録ミンコフスキ&ペリーによる名舞台《プラテー》20年振りの再演映像登場!妻ジュノンの嫉妬に悩む神々の長ジュピテルを、取り巻きの神々が慰めようと画策。沼に住むカエルの妖精の女王プラテーにジュピテルに愛されていると信じ込ませます。ジュピテルが沼に降臨し、プラテーと見せかけの婚儀を始めると、そこに怒り狂ったジュノンが現れ……マルク・ミンコフスキとロラン・ペリーの新鋭コンビによるフランス・バロック音楽の巨星、ジャン=フィリップ・ラモーの傑作喜劇オペラ《プラテー》の斬新なプロダクション(1999年パリ・オペラ座 プレミエ上演)は、当時バロックオペラ上演の通念を覆すものとして話題を集めました。その後このプロダクションはパリ・オペラ座のレパートリーとして定着、2001年、2002年、2006年、2009年、2015年、2022年に再演されています。本作は、ミンコフスキの円熟のタクトによる音楽作りと、アクロバティックな舞踏とスペクタクルなシーンに更に磨きをかけたロラン・ペリーの演出による、2022年の再演舞台の新収録。題名役のプラテーに世界をリードするスター・テノールの一人ローレンス・ブラウンリー、狂言回しの要となるタリー&フォリー役に本作上演の常連ジュリー・フックスらの優れた歌唱陣を起用、前作(2002年収録)と比べても一段とその魅力を増した映像作品となっています。(2024/01/26 発売)

    レーベル名:Bel Air Classiques
    カタログ番号:BAC524

  • ジャケ・ド・ラ・ゲル: 《セファルとプロクリス》

    【クープランと同世代の異才女性作曲家、唯一のオペラの真価に迫る全曲録音ついに登場!】大クープランと同世代で、早くからフランス王室に愛された女性作曲家ジャケ・ド・ラ・ゲルが1695年、満を持してパリのオペラ座で披露した本格歌劇《セファルとプロクリス》。これまで部分的にしか録音が出ていなかった幻の名作ですが、ついに待望の全曲録音が登場します。自身もバロックオペラ復興に大きく寄与する歌手として活躍するレイナウト・ファン・メヘレンが主役セファルを演じながら、自ら主宰するア・ノクテ・テンポリスを指揮。不幸な思い違いから二人とも命を落としてしまう若き男女の悲恋は『ロミオとジュリエット』にも通じる筋書きで、神話の登場人物たちによる序幕まで含め物語は詩的かつスリリングな展開の連続。前評判が大きすぎたためか初演は成功せず数日で舞台から下げられてしまったそうですが、満を持して行われたこの録音はその不運が信じられなくなるほど、起伏豊かな作品本来の面白さを十全に引き出してやみません。カシェ、ビノン、ブロンデールら頼もしい女声陣にモイヨン、アバディら男声も実力派揃い。台本への精緻な読み込みを感じさせる歌唱を支えるオーケストラにもトラヴェルソのアンナ・ベッソン、オーボエのブノワ・ローラン、トランペットのジャン=フランソワ・マドゥーフらソリストが続々名を連ねているだけあり、歌の流れを盛り上げる味わい深い演奏を随所で楽しませてくれます。(2024/02/09 発売)

    レーベル名:Château de Versailles Spectacles
    カタログ番号:CVS119

  • リュリ: 歌劇《アティス》

    【本場ヴェルサイユに響く「王のオペラ」。最新録音はレ・タラン・リリクと精鋭歌手陣で!】イタリアからもたらされたオペラという新しい舞台芸術に触発され、フランス語の台本を朗唱しながら舞踏や独唱歌を交えつつ一大悲劇を描きあげてゆく抒情悲劇という形式を確立、フランス歌劇史の扉を開いたジャン=バティスト・リュリ。太陽王ルイ14世の王室音楽総監督として、彼はこの形式で王室のための新作を続々と披露しましたが、その中でもとくに太陽王の気に入り「王のオペラ」として後代まで再演されたのが、1676年に初演された《アティス》でした。女神シベールの恋慕を逃れ川の妖精サンガリードとの仲を深めたアティスが、女神の怒りで樹木に変えられてしまう悲恋の物語。20世紀のバロック・オペラ復権の流れの中、ウィリアム・クリスティ指揮レザ―ル・フロリサンが決定的成功を収めた演目でもありますが、それ以降の音楽学研究の進展を経た21世紀の新録音として、近年リュリ作品の演奏で絶大な成果をあげているクリストフ・ルセ&レ・タラン・リリクの解釈がヴェルサイユ宮殿のレーベルChateau de Versaillesから登場。近年ますます活躍の場を広げているレイナウト・ファン・メヘレンを表題役に、濃やかな歌唱で緻密な心情描写を聴かせる名歌手たちの至芸がルセ随一のコントロールで、一貫性と一体感に満ちた演奏へ昇華されてゆく希代の名演に仕上がりました。自身もアンサンブル指揮者であるコルネール・ブロンデットとルセが2台の鍵盤楽器に向かい、バス・ド・ヴィオロンのエマニュエル・ジャック、ヴィオールのミリアム・リニョルなど充実の通奏低音陣はじめオーケストラにも経験豊かな名手が続々。バロック・オペラ録音史に新たなページを飾るリリースと言ってよいでしょう。(2024/01/12 発売)

    レーベル名:Château de Versailles Spectacles
    カタログ番号:CVS126

  • モンドンヴィル:歌劇《ティトンとオロール》

    暁の女神オロールと羊飼いのティトンは相思相愛の仲。人間であるティトンは、いつの日か女神オロールが他の神に心移りしてしまうのではないかと思い悩んでいます。同じくオロールを愛する風の神エオールは、牧畜の女神パレスに邪魔なティトンを殺すよう依頼。一方パレスはひそかにティトンを愛しているので、彼を殺さず誘拐することをエオールに約束します。ティトンを失い悲しみに沈むオロールは言い寄るエオールを拒絶し、永遠にティトンの死を悼んで暮らすと誓いを立てますが…。フランス・バロック期の作曲家モンドンヴィル。ヴァイオリニストとしてフランスの宮廷で活躍しつつ、合唱曲や歌劇の作曲家として当時最も高名だったラモーを凌ぐほどの人気を集めました。とりわけ1753年に初演された《ティトンとオロール》は好評を博し、ラモーが引退した後、イタリア・オペラとフランス・オペラの優劣を巡る「ブフォン論争」が再燃した際フランス・オペラの擁護派が、この作品を自陣営の優位性を証す切り札として喧伝したことで知られています。2021年1月、パリ・オペラ=コミック座で無観客で上演された本作の映像では、操り人形(粘土の人型や羊の群れ)のコミカルな動き、華やかな衣装、美しい舞台美術による幻想的な情景に目を奪われます。この舞台を背景にレザール・フロリサンを率いるウィリアム・クリスティの自由闊達なタクトに導かれ、優れた歌手とダンサーが見事な歌唱と演技を繰り広げていきます。ティトン役を歌うのはベルギー出身のレイナウト・ファン・メヘレン。テノールの中でもとりわけ声域の高いオート・コントルの名歌手として知られ、その若々しく艶やかな美声はオロール役のソプラノ、グウェンドリン・ブロンデールの鮮やかな歌唱と相まって聴く者を魅了します。(2021/12/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:NBD0131V

  • ラモー: 歌劇《イポリートとアリシー》パリ・オペラ=コミック座

    海神ネプチューンの息子でアテナイの王テゼは、政敵のパラス一族を滅ぼした際、パラスの末娘アリシーを捕らえ、将来その子孫が自分の地位を脅かすことのないよう純潔を誓わせますが、アリシーはテゼの息子イポリートと密かに愛し合っています。一方テゼの2番目の妃フェードルは、テゼの先妻の子イポリートに道ならぬ恋情を抱いています。テゼが友人を救うために冥府に赴いていたある日、フェードルは思い余ってイポリートにその愛を告白します。イポリートがそれを激しく拒絶し、2人が揉み合っているところにテゼが帰還、彼は息子が妻を犯そうとしていたと誤解します。テゼはイポリートを追放し、父ネプチューンにイポリートに厳罰を与えることを請願しますが…太陽王ルイ14世の宮廷で音楽監督を努めたリュリが、台本作家フィリップ・キノーと打ち立てたフランス・オペラの1ジャンル「抒情悲劇」。それまでに器楽作品の作曲家、和声学の理論家として名を成していたラモーが、50歳にしてオペラの処女作として完成した《イポリートとアリシー》は、その先達リュリの「抒情悲劇」の形式を引き継ぐものでした。しかし現在ではラモーの代表作のひとつと目されるこのオペラも、初演当時はその作曲技法の革新性により賛否両論の渦を巻き起こしました。2020年11月パリ・コミック=オペラ座において上演された本作のジャンヌ・カンデルによる演出は、テゼやイポリート、フェードルやアリシーなどの中心的な登場人物が貴族風の衣装をまとう一方、神々や群衆は現代的で時にキッチュな風体で歌唱とダンスを繰り広げ、不思議な効果を上げています。オート・コントル歌手として国際的に活躍するレイナウト・ファン・メヘレン(イポリート)を初めとする実力派の歌手陣と気鋭の古楽指揮者ラファエル・ピションが導くアンサンブル・ピグマリオンが、ラモーの音楽に真っ向から取り組んでいます。(2021/11/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:NBD0138V

  • 詳細

    おお、わが麗しの栗毛の君~フランス・バロックのブリュネットの世界(ア・ノクテ・テンポリス)

    【フランス・バロックの貴族社会を彩った恋の歌。名手たちが当時の傑作器楽曲を交えて伝える機微】文化百般に通じた絶対君主ルイ14世のもと、前世紀以来の高雅な宮廷歌曲(エール・ド・クール)が発展、王室音楽総監督リュリもフランス語の韻文を鮮やかに音楽化し傑作フランス語オペラを続々発表した17世紀フランス。しかし上流階級の人々はそうした堅固な芸術様式ばかりでなく、他愛ない恋物語を短くシンプルな詩句に歌い込んだ、より軽く短い歌も喜んで愉しんでいました。古代の理想郷に暮らす羊飼いの青年が「栗毛(ブリュネット)の君よ」と歌いかける設定の歌が多いためブリュネットと総称されるようになったこの曲種は、王室勅許のもと楽譜出版を任されていたバラール出版局から3度にわたり集大成的曲集が編まれたほど人気があり、今に伝わります。このアルバムはクープランやマレなど同時代の王室周辺で活躍した名手たちの器楽作品を交え、ブリュネットの名品の数々をフランス・バロック後期の宮廷音楽世界に文脈づける試み。さまざまなバロック・オペラや教会音楽・歌曲の解釈にすぐれ人気絶頂の名歌手ファン・メヘレンを中心に、器楽ではジャン・ロンドーのアンサンブルであるネヴァーマインドで活躍する横笛奏者アンナ・ベッソン、バッハの無伴奏チェロ組曲をフランス式にヴィオールで録音したミリアム・リニョルら4人の俊才が機微鮮やかな演奏を聴かせます。驚くほど巧みなアンサンブルで彼らが支えるファン・メヘレンの美声にも酔いつつ、知られざるフランス・バロックの素顔に迫れるALPHAならではの好企画盤です。(2022/05/27 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA833