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カフタン, ディルク

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    グノー/レオンカヴァッロ/ドニゼッティ/ヴェルディ/ビゼー:ソプラノのためのオペラ・アリア集(ブロンマー)

    1981年、ドイツのレオンベルクで生まれ、ミュンヘンの音楽芸術大学で学んだソフィア・ブロンマー。彼女は1998年と1999年にドイツ連邦の「青少年音楽コンクール」で賞を受賞、そして2008年には「バイエルン芸術賞」、2009年には「アウスプルク劇場賞」も獲得しています。2012年には超難関として知られるミュンヘン国際音楽コンクールで第3位に輝き、観客賞と特別賞も授与されています。デビュー・アルバムではシューマンやリヒャルト・シュトラウスなどのドイツ歌曲を歌い、完成度の高い表現力を披露しましたが、今回はベルカントのアリアを歌うことで、全く違う表情を見せてくれています。ベッリーニやドニゼッティ、そしてバーンスタインでは超絶技巧を駆使し、ヴェルディやレオンカヴァッロでは極めて抒情的な歌唱を聴かせます。今後の活躍が楽しみな歌姫です。(2014/10/22 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1808

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    ショスタコーヴィチ/ヴァインベルク/ジョリヴェ:トランペットとピアノのための協奏曲集(オット/ラドゥトゥ/ウィーン放送響/カフタン)

    2018年「ミュンヘン国際音楽コンクール」トランペット部門の覇者、セリーナ・オットの3枚目のアルバム。オーケストラをバックに超絶技巧と溢れる歌心を披露したデビューアルバムは2021年の「OPUS KLASSIK」賞を獲得した彼女、今作では近現代の3作品を伸びやかに演奏しています。ショスタコーヴィチの「ピアノ協奏曲第1番」は、正式には「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲」といい、トランペットにもソリストとしてのテクニックが求められ、ショスタコーヴィチ自身や他の作曲家、民謡まで様々な作品から引用された旋律を演奏して作品にシニカルかつコミカルな味わいをもたらします。ジョリヴェのコンチェルティーノはノリの良いリズムが印象的なジャズのテイストが感じられる10分程度の作品。ここでもトランペットはコミカルな旋律を吹き、ピアノとオーケストラの対話に割り込んできます。ピアノを演奏するのはオーストリア=ルーマニア出身のマリア・ ラドゥトゥ。クラシック音楽と現代美術のコラボに熱心に取り組み、エキサイティングなコンサートを開催する気鋭の演奏家です。ヴァインベルクの協奏曲にはピアノは登場せず、ショスタコーヴィチに通じる音楽世界をトランペットの妙技で聞かせます。3曲を通じてドイツの指揮者ディルク・カフタンが巧みな指揮でサポート。アルバム末尾にアンコールのように置かれたラフマニノフではピアノとのデュオで歌心を存分に聞かせます。(2022/03/04 発売)

    レーベル名:Orfeo
    カタログ番号:C220011

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    ダラピッコラ:歌劇「囚われ人」(アッソーニ/ブッター/センデン/グラーツ歌劇場合唱団/グラーツ・フィル/カフタン)

    ダラピッコラが1944年から1948年にかけて作曲した歌劇《囚われ人》は、ヴィリエ・ド・リラダンの短編小説に基づく45分ほどの短い作品。物語は16世紀後半。宗教裁判にかけられた囚われ人が孤独と恐怖に苛まれながらも、解放への希望を募らせています。そして釈放されたかと思えたのですが、結局は火刑台へと送られるという絶望的な結末を迎えます。彼を案ずる母の印象的なモノローグがあり、最終部分には「囚われの歌」が引用される全編十二音技法による重厚かつ複雑な作品です。この2017年の上演では、主役2人マルクス・ブッター、アイレ・アッソーニの歌唱と、カフタンの指揮が批評家や音楽誌で最高の賛辞を得ています。(2018/03/16 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC970

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    ヘルツォーゲンベルク:劇的カンタータ「コロンブス」(シュエン/シャーデ/ブッター/グラーツ歌劇場合唱団/グラーツ・フィル/カフタン)

    1870年12月4日、グラーツ音楽協会で初演された大規模なカンタータ「コロンブス」。作曲家であるヘルツォーゲンベルクは当時27歳。20代始めまではワーグナーの音楽に熱狂していたヘルツォーゲンベルクでしたが、バッハを通じてブラームスの魅力に目覚め、作風も古典派寄りに変化してきた時期に書かれています。とは言え、自身で書いた台本につけた音楽は劇的であり、まだまだワーグナーの影響から完全に脱しているとは言えない過渡期の作品と言えるでしょう。作品は大きく2部に分かれており、壮大な合唱によってコロンブスのエピソードが歌われていきます。近現代歌劇を得意とするカフタンの指揮、シャーデら名歌手をソリストに迎えた堂々たる演奏です。
    (2018/11/21 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555178-2

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    マルティヌー:歌劇「ギリシャの受難劇」(ブッター/ゼリンカ/グラーツ歌劇場合唱団/グラーツ・フィル/カフタン)

    20世紀初頭、アナトリアの山村でトルコ人に支配されながら平和に暮らしているギリシャ人たちと、トルコ人に追われ助けを求めてやってきたギリシャ人難民との心の戦いを描いた問題作。1954年、マルティヌーはニース近郊のアンティーブに滞在するギリシャ人作家カザンキスを訪ね「キリスト再磔の物語」の台本化のための許可を得ます。台本をまとめるのに1年を要し、更に作曲に4年をかけて完成した《ギリシャの受難劇》は、本来はロイヤル・オペラで演奏されるはずでしたが、それがかなわず、若干の改定を経て1961年にパウル・ザッハー指揮によりチューリヒ国立歌劇場で初演。大好評を博したもののその後ほとんど演奏される機会なく眠っていた作品です。今回の演奏は改訂版ではなく、第1稿を用いての演奏で、マルティヌー・ファンからも期待されていたリリースとなります。(2017/04/28 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC967

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    モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ K. 306/アダージョ K. 261/ロンド K. 373/シュニトケ:無伴奏ヴァイオリンのためのフーガ/ヴァイオリンと室内オーケストラのためのソナタ(カベザ)

    2013年にアウグスブルクで開催された「レオポルド・モーツァルト国際ヴァイオリン・コンクール」で第1位と「モーツァルト賞」を獲得した若きヴァイオリニスト、マイア・カベザのアルバムです。彼女は1992年日本で生まれ、3歳でカナダ、トロントに移住。10歳でソロ・デビューを飾った後、ミュンヘン放送管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団など、ヨーロッパとアメリカのオーケストラと共演し、また幾多のホールでリサイタルを行っています。2014年には来日し、今井信子が主宰するゴルトベルク変奏曲の弦楽トリオ版の演奏会に出演、大喝采を浴びています。ここでの彼女はモーツァルトとシュニトケという2人の作曲家の作品を並べて演奏し、時代の変遷とクラシック音楽における語法の変化をまざまざと見せ付けています。切れの良い音色にもご注目ください。(2016/04/27 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC766

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    ヤナーチェク:歌劇「イェヌーファ」(ジェイムズ/ヴェイソヴィチ/フェルミリオン/グラーツ歌劇場合唱団/グラーツ・フィル/カフタン)

    OEHMSレーベルと、オーストリア第二の規模の都市グラーツにある「グラーツ歌劇場」との初の共同制作となったのが、このヤナーチェク(1854-1928)の「イェヌーファ」です。彼の3作目となるこの「イェヌーファ」は、チェコの小さな村で起こる物語で、複雑な人間関係が引き起こす悲劇です。いとこ同士で愛し合い、子どもを身篭ったイェヌーファ。その身を案じる継母コステルニチカは、イェヌーファのためを思い、彼女が産んだ子どもを川に捨ててしまいます。この物語にヤナーチェクがつけた音楽は、民謡調の親しみ易いメロディであり、また時として登場人物の心理を的確に表すものであり、と聞き応えたっぷりのものです。ここではタイトルロールにイスラエル出身の期待の若手、ガル・ジェイムズ、またキーパーソンとなるコステルニチカにはヴェテラン、イリス・フェルミリオンを起用し、迫真の物語を創り上げています。また第2幕でのイェヌーファのモノローグの場面で、素晴らしいヴァイオリン・ソロを聞かせるのは日本のヴァイオリニスト、岩城風佑(ふゆ)。彼女は現在グラーツ・フィルハーモニーのコンミスを務めており、この上演の際は舞台上でイェヌーファと直接絡んでいたりと大活躍を果たしています。(2015/08/26 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC962