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バックル, イアン

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    カース/サミュエル/ギップス/ジャーマン/スウェップストーン/アイアランド:クラリネット作品集(ブラッドベリ)

    BBCフィルの首席クラリネット奏者、ジョン・ブラッドベリによる近代イギリスのクラリネット作品集。1920年代から30年代にかけてBBCでどのようなクラリネット作品が放送されたか、ブラッドベリ自身がアーカイヴを調査し、その中から興味深い曲を収録したものです。20世紀前半に英国で活躍した、著名な音楽教育者やライト・ミュージックの作曲家などによる作品がずらっと並んでいます。(2023/12/22 発売)

    レーベル名:MPR
    カタログ番号:MPR117

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    ガル:声楽作品集 2 (ボレアリス/バックル/バッジ/ミューア)

    ハンガリー系ユダヤ人としてドイツ、オーストリアを経てイギリスで活躍した作曲家ハンス・ガルの声楽作品集第2集。彼はナチスによってドイツを追われるも、移住先の英国エジンバラで音楽界の中心人物となり、本国ドイツやオーストリアの伝統を継ぐ数多くの歌劇や交響曲などを書き上げています。また、人々を音楽に参加させる手段としての合唱を提案し、自ら合唱団を創設、指揮するとともに合唱作品を多く遺しました。このアルバムでは混声合唱、女声合唱、男声合唱、ア・カペラ、ピアノ伴奏による合唱など40年にわたって書かれた室内合唱曲を収録。演奏は、指揮者スティーヴン・ミューアが創設した合唱団ボレアリス(「北、北風」の意味を持つ)が担当。ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジで合唱を研究し、現在はイギリスやドイツでオペラやオラトリオのソリストとして活躍するブリジット・バッジも指揮者として加わり、演奏が難しいとされるガルの作品の数々を歌いこなしています。(2022/12/23 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0644

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    ジャーマン:ヴァイオリンとピアノのための作品集 - 思い出/牧歌/無言歌/ボレロ(A. ロング/バックル)

    シュロップシャー州ホイットチャーチの小さな市場町に生まれたジャーマン(1862-1936)。彼の父は醸造主でありながら、地域の教会オルガニストを務め、彼の母はアマチュアの歌手という音楽的な家庭に育ったため、彼も幼い頃から音楽の才能を現していました。少年時代にはヴァイオリンを奏していましたが、ロンドンの王立音楽院の入学試験の際には、なぜかピアニストとしてエントリーしたという変わり者でもあります。結局はヴァイオリニストとして演奏家の道を歩むとともに、作曲も手がけ、1888年にはロンドンのグローブ・シアターの音楽監督に就任、イギリスのコミック・オペラの大家アーサー・サリヴァンの後を継ぐ者として名声を馳せます。彼の喜歌劇の中で最も有名なのは、なんと言っても「トム・ジョーンズ」であり、NAXOSからも全曲盤がリリースされています(8.660270-71)。しかし、彼の本質はやはりヴァイオリンにあったのかもしれません。ここに収録されているのは初期の作品ですが、そのどれもが、単なる「サロン音楽」を越えた心情を持ち、印象的なメロディと独特なスタイルを持っていることには驚くほかありません。今でもイギリスでは多くのファンを持つジャーマン。これを機会に聴いてみませんか?(2015/06/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573407

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    バックス/フィスク/ハミルトン/ウッド/ベネット:クラリネット作品集(サーストン・コネクション)(コックス)

    イギリスの名クラリネット奏者フレデリック・サーストン(1901-1953)を取り巻く作品集です。サーストンは7歳からクラリネットをはじめ、王立音楽大学で学び、チャールズ・ドレイパーに師事、ロイヤル・フィルハーモニー管やBBC放送管などとの共演を経てBBC交響楽団の首席クラリネット奏者に就任、1946年に退団した後は室内楽に力を注ぎました。彼が初演した作品は数多く、このアルバムに収録された曲のほかにも、アイアランドの幻想曲やロースソーンのクラリネット協奏曲、ヒンデミットやコープランドの作品までと多岐に渡ります。彼のキャラクターはとても親しみ易いもので、友人によると「天然のコメディアン」であり、常に友人たちの輪の中心にいた人物でもあります。また、ウッドとベネットの作品はイギリスの伝統を引き継ぐものであり、とりわけベネットの二重奏曲はこのアルバムの奏者コックスの委嘱作で、鮮烈な印象を持つものです。(2015/05/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.571357

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    フュルステンタール:合唱作品全集 1 (ハイド/カーヴァー/ケンプ/バックル/ケイシー/ミューア)

    1920年、ウィーンのユダヤ人家庭に生まれたフュルステンタール。1938年にナチスがオーストリアに侵攻した際には、彼も多くのユダヤ人たちと同じくアメリカへ亡命しました。その後の彼は音楽を捨て、会計士として生活を始めましたが、亡命から35年を経た時、かつて愛した人と再会したことで音楽への情熱を取り戻します。そして作曲をする際「私はいつもウィーンに戻っている」と語っていたというフュルステンタールは、96歳で生涯を閉じるまで数多くの作品を書き上げました。このアルバムに収録された合唱曲「アッシジの聖フランチェスコによる太陽の賛歌」は、作曲年不詳の独唱、合唱、ピアノと弦楽四重奏による規模の大きな作品で、彼の存命中には演奏されることはありませんでしたが、後期ロマン派の伝統を継承した美しいハーモニーを持っています。また最初と最後にはシューベルト風のピアノ・ソナタが置かれています。2009年のソナタは4手のための作品で、簡潔な形式の中に様々な要素が盛り込まれた凝った曲です。(2022/08/12 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0648

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    プロクター=グレッグ:室内楽作品集 1 - ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番、第4番(ロング/バックル)

    ハンフリー・プロクター=グレッグ(学生たちや彼の同僚はP=Gと呼んでいた)はイギリスの現代作曲家。ロイヤル音楽カレッジでスタンフォードに作曲を師事する一方、オペラの研究でもスカラ座への留学のための奨学金を受けるなど卓越した才能を誇っていました。そのため、オペラの翻訳者として高く評価されただけではなく、マンチェスター大学の音楽学部を設立するなど、音楽全般の普及に尽力、様々な功績を残しています。指揮者ビーチャムとも親しく、生涯に渡ってビーチャムと協力体制を取り、プロクター=グレッグが書いたビーチャムについての著作の収入で指揮者の胸像を制作したというエピソードも残されています。このように、自身の興味の範囲が広かったプロクター=グレッグですが、その作品にはディーリアスとフォーレの影響が表れており、抒情的で繊細なハーモニーは外向的なオペラとはまた違う風情を持っています。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0539