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アレクナ, ガブリエリウス

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    カチンスカス:室内楽&器楽作品集(アレクナ/ゲルゴタス/グリナヴィチウス/キリラウスカス/セント・クリストファー五重奏団/ヴィリニュス弦楽四重奏団)

    リトアニアの作曲家、指揮者、オルガニスト、音楽教師カチンスカス(1907-2005)。彼はチェコの前衛作曲家アロイス・ハーバの影響を受け、自由に脈打つリズムと旋律線を持つ、いわゆる「伝統的な構文を放棄した」先鋭的な音楽を書きました。あまりにも型破りだったためか、ソ連時代に西側に移る際は、ほとんどのスコアを破棄、リトアニアの音楽史から名前を抹消され、マサチューセッツの境界のオルガニストとして、ひっそりと生活をしていた時期もありましたが、リトアニアが独立した時に復権を果たし、以降、20世紀リトアニアのモダニズム音楽の先駆者であり続けたのです。そんな彼の室内楽曲、確かに難解ではありますが、単なる「バルト三国の音楽家」として一括りにしてしまうにはもったいない個性を秘めています。(2013/08/21 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0169

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    バツェヴィチウス:管弦楽作品集 1 - ピアノ協奏曲第3番、第4番/組曲「春」(アレクナ/リトアニア国立響/リンドン=ジー)

    リトアニア人の父とポーランド人の母を持つ作曲家バツェヴィチウス(1905-1970)。彼よりも、5歳年下の妹であるヴァチェヴィチの方が知名度も人気も高いのですが、兄の作品もなかなか聴き応えのある素晴らしいものです。もともとはピアニストとして名声を博し、数多くの演奏会に出演していた彼、1939年に南アメリカで演奏旅行を行っている時に、第二次世界大戦が勃発し、その翌年、祖国リトアニアがソビエト連邦に併合されたため、そのままアメリカに留まることとなってしまいました。このアルバムに収録された3つの作品も、定住先のアメリカで書かれたものです。第3番の協奏曲は、彼自身、祖国に対して明るい見通しを持っていたようで、曲の雰囲気もヨーロッパ風ですが、それ以降は瞑想的であり、彼が信じていた「宇宙=肉体から解放された人間の心の無限の想像力」を表現するもので、神秘的な風情を持っています。"鋼鉄のタッチと春の柔らかい呼吸を持つ"とされたバツェヴィチウスのピアニズムも感じられる見事な作品です。(2015/05/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573282

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    バツェヴィチウス:ピアノ作品集 1 - モット集(アレクナ/オッペンス/ルイス)

    リトアニアの作曲家&ピアニスト、バチェヴィチウスは「知られざる」20世紀音楽の先駆者の一人です。このアルバムは彼の代表作で7つの「モット」(リトアニア語 ?odis…言葉の意)が収録されています。これらは1933年から1966年の間に書かれていて、スクリャビンの作風を継承する初期のスタイルからプロコフィエフやストラヴィンスキーの影響を受けながら少しずつ変容し、やがては彼独自の音楽的言語へと進化していく様子を見ることができます。オルガンで奏される幽玄な第2番、音が粒子のように飛び跳ねる第7番など、とても面白いものばかりです。(2012/07/11 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0134

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    バツェヴィチウス:ピアノ作品集 2 (アレクナ)

    リトアニアのピアニスト、作曲家ヴィタウタス・バチェヴィチウス(1905-1970)。20世紀リトアニア音楽界の先駆者であったにもかかわらず、その作品はほとんど知られていません。最近になってTOCCATAレーベルだけでなくNAXOSレーベルからもアルバムがリリースされ、作品の片鱗がわかるようになってきましたが、まだ彼の妹であるバチェヴィチの知名度には劣るのが実情です。もともとピアニストとして名声を博し、ヨーロッパからアメリカでコンサート・ツアーを行っていたところ、滞在先のアメリカで第二次世界大戦が勃発、文書が不備で帰国困難となったまま、リトアニアがソビエト連邦に併合されてしまったというエピソードを持つ人です。アメリカでは苦難の時を過ごしましたが、そんな中でも作品を書き続け、1967年にはアメリカの市民権を獲得、その3年後に亡くなっています。既発盤の第1集もユニークでしたが、この第2集には、ヴァレーズやヴォルペなど多くの作曲家の影響が窺われる作品も含まれています。(2016/10/21 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0328

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    マルティナイティテ:郷愁/千花模様/地平線/キアロスクーロ三部作(アレクナ/リトアニア室内管/リトアニア国立響/シュレカイテ)

    ニューヨークを拠点に活躍するリトアニアの女性作曲家、ジブオクレ・マルティナイティーテの作品集。どれも2013年以降に作曲された直近のもので、細部まで練り上げられたオーケストラの質感豊かな響きを特長としています。最新の作品「Saudade 郷愁」は彼女自身の過去を辿り、失われた悲しみと憧れを象徴的に音にしています。「Millefleur 千花模様」は音響による快楽の探求を表現した作品。さまざまな音が層を成し、聴き手の耳を刺激します。2013年の「Horizons 地平線」は映画『クラウド・アトラス』と『めぐりあう時間たち』そして、イタロ・カルヴィーノの小説『冬の夜ひとりの旅人が』にインスパイアされた作品。さまざまなストーリーが交錯しながら、クライマックスへと到達します。「キアロスクーロ三部作」はピアノが縦横無尽に活躍する華麗な作品。ここで素晴らしい演奏を披露しているガブリエウス・アレクナは2005年「ベートーヴェン国際ピアノ・コンクール」で2位を獲得したピアニストです。(2021/02/19 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1386-2