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カメラータ・リプシエンシス

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    クーナウ:宗教音楽全集 6 (オペラ・ムジカ/カメラータ・リプシエンシス/メイヤー)

    ドイツ・バロック期にライプツィヒで活躍した作曲家ヨハン・クーナウの宗教曲全集。この第6集には後期の2つの大作「あなたの天国~」と「主よ、あなたの天国を~」を中心に、1690年に初演された室内アンサンブルとソプラノ独唱のための「慈悲深きイエス」と同時期の「ほめたたえよ」、その中間に作曲された「われに語られし時」の5作が収録されています。初期の作品は当時人気があったイタリア風の作風が用いられていますが、後期の作品は大規模な編成が用いられており、まさにトーマス・カントルの地位にふさわしい壮大な仕上りを見せています。シリーズを通じて全てのアルバムで清冽な歌唱を聴かせるのは、2011年に指揮者グレゴール・メイヤーによって設立されたオペッラ・ムジカ。実力派の歌手たちによるアンサンブルが、今回は最新のスコアを用いてクーナウ作品を演奏しています。(2020/12/18 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555305-2

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    クーナウ:宗教音楽全集 8 (オペラ・ムジカ/カメラータ・リプシエンシス/メイヤー)

    2022年6月5日の没後300年に向けて2013年から録音が進められてきたヨハン・クーナウの宗教作品全集がここに完結。この第8集にはドイツのグリンマ王立学校に所蔵されていた歴史的音楽コレクションに含まれる3曲のアリアをはじめ、17世紀の伝統が色濃く残るカンタータが収録されています。3つのアリアはこれまで作曲者不明とされていましたが、最近になってクーナウの自筆譜であることが確認されたというもの。3段から4段で書かれた譜面には、部分的にコラールの繰り返しがあり、おそらく野外で歌われたであろうとされています。シリーズを通じて全てのアルバムで清冽な歌唱を聴かせるのは、2011年に指揮者グレゴール・メイヤーによって設立されたオペラ・ムジカ。実力派の歌手たちが、古楽器アンサンブル「カメラータ・リプシエンシス」とともに見事な演奏を繰り広げています。(2022/07/08 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555460-2

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    クーナウ:宗教作品集全集 1 (オペッラ・ムジカ/カメラータ・リプシエンシス/メイヤー)

    ドイツ・ザクセン州に生まれた作曲家ヨハン・クーナウ(1660-1722)のカンタータ全集録音が指導します。彼の父親は大工でしたが、その仕事を継ぐことはなく、ドレスデンの著名なキリスト教学校に奨学生として通い、ライプツィヒで法学を学びツィッタウでカントルの地位につきました。その後は1684年から聖トーマス教会のオルガニストに就任、1701年に同教会のトーマスカントルになり、終生その地位にありました。クーナウの作品では、一般的に鍵盤作品が知られていて、教会音楽はあまり重要視されていません。しかし、それは彼の後任であったバッハ作品などと比べると、幾分保守的だっただけであり、作品の完成度が低いというわけではありません。そんなクーナウの宗教曲に注目したのは、2007年からゲヴァントハウス合唱団の芸術監督を務めているグレゴール・マイヤーです。彼はこのクーナウの全宗教作品を研究し、2011年に設立されたオペラ・ムジカとカメラータ・リプシエンシスとともにこれらを演奏することに力を注いでいます。これまで過小評価されていたクーナウの作品に光が当たる時がやってきました!(2015/01/28 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777868-2

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    クーナウ:宗教作品全集 2 (オペッラ・ムジカ/カメラータ・リプシエンシス/メイヤー)

    ドイツ、バロック期の作曲家クーナウ。ザクセン州のツィッタウでカントルを務めた後、聖トーマス教会のオルガニストからカントルの地位に登りつめます。教育者としても素晴らしく、彼の教え子の中にはハイニヒェン、グラウプナー、ファッシュなどの名前があります。しかしその作品は、J.S.バッハと比較され(バッハはクーナウの後任としてトーマスカントルの地位に就いた)「革新的ではない」という理由ですっかり過小評価され、ついにはほとんど見向きもされなくなってしまったのです。グレゴール・マイヤーによるクーナウのこのカンタータ集は、2015年にリリースされた第1集(777868)に続く第2集で、収録されている作品も全て世界初録音であり、J.S.バッハの偉大なる先人としての真価を知らしめるシリーズです。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555020-2

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    クーナウ:宗教作品全集 5 (オペッラ・ムジカ/カメラータ・リプシエンシス/マイヤー)

    チェンバロのための「聖書ソナタ」をはじめ、数多くの鍵盤楽器のための作品で知られるドイツ・バロック期の作曲家ヨハン・クーナウ。1701年からヨハン・シエッレの後任としてライプツィヒの聖トーマス教会カントルの地位に就き、1722年に亡くなるまでその地位にあったこともあり、宗教曲も数多く残しています。このシリーズは彼の全宗教作品を録音するというプロジェクトに基づくもので、マニフィカトやミサ・ブレヴィスを含む様々なカンタータの演奏はグレゴール・マイヤー指揮するカメラータ・リプシエンシスが担当、最近出版された比較校訂版を用いた学術的にも貴重な録音です。第5集では、この時代に好んで用いられたテキスト「Singet dem Herrn ein neues Lied 主に向かって新しき歌をうたえ」を含む5つのカンタータを聴くことができます。管と弦のバランスの良い響きと、合唱の素朴な響きが融合した美しい演奏です。(2019/12/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555260-2

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    シュナイダー:オラトリオ「最後の審判」(リューピング/ラインホルト/グラール/ブルーメンシャイン/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス合唱団/カメラータ・リプシエンシス/メイヤー)

    長い間忘れ去られていたシュナイダーのオラトリオ「最後の審判」がライプツィヒで再発見!シュナイダーはデッサウの宮廷音楽監督を務めた作曲家、オルガン奏者。活躍当時は高い名声を誇り、中部ドイツの音楽界で極めて創造的な人物として知られており、この「最後の審判」はかつてドイツで最も有名なオラトリオの一つに数えられていましたが、作曲家の死後はすっかり忘れられてしまいました。ヨハネの黙示録とマタイの福音書から採られたテキストを用いた音楽は、説明的な言葉を用いずとも、審判の場面を的確に描いています。今回のグレゴール・マイヤーの演奏はライプツィヒで発見された総譜の比較校訂版が用いられており、作曲家についての新たな発見をうながす機会となることでしょう。(2019/04/05 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555119-2

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    マルクス:オラトリオ「モーゼ」(オチョア/シュヴァントケ/フンガー/ワーグナー/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス合唱団/カメラータ・リプシエンシス/メイヤー)

    ドイツ初期ロマン派の作曲家ベルンハルト・マルクスの壮大なオラトリオ『モーゼ』。機関紙「ベルリン音楽報知新聞」の編集員として、当時の音楽を批評した他、メンデルスゾーンとも親交を結んだことで知られています。この『モーゼ』は教会ではなくコンサート・ホールでの演奏を目論み作曲されたオラトリオ。1841年にブレスラウで初演された際は“宗教性が感じられない”という理由で賛否両論を巻き起こしましたが、彼は従来のオラトリオを超えた作品を書きたかったと語っています。楽器の使い方もユニークで、イスラエル人の苦悩はオーボエが表し、トロンボーンはモーゼやアロンの言葉に尊厳と重さを与えています。また、トランペットはモーゼの神への賛美を強調。ワーグナーの楽劇を先取りするかのようなドラマティックな作品です。(2020/11/20 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555145-2

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    ラフ:オラトリオ「世界の終わり、審判、新世界」(ラインホルト/ヴォルフ/ゲヴァントハウス合唱団/カメラータ・リプシエンシス/マイヤー)

    スイスに生まれ、ドイツ・ロマン派のスタイルで書かれた10曲余りの交響曲で知られるヨアヒム・ラフ。彼は晩年になって自身の最高傑作を書き上げたいと願うようになり、このオラトリオ『世界の終わり - 審判 - 新世界』を作り上げました。交響曲第10番と同じ頃の1879年から81年に書かれたこの作品、題材はヨハネ黙示録の「七つの封印の書」から採られており、ラフは自身で台本を作成し、ヨハネの目を通して世界の深淵を語っています。壮大な合唱シーンや、装飾的なアルトのソロに加え、随所に用いられたコラールなど、ヘンデルやメンデルスゾーンのオラトリオを思わせる様式の中に、美しい旋律が散りばめられた見事な作品です。演奏はラフに所縁の深いゲヴァントハウス合唱団とクーナウの一連の作品の演奏で知られるカメラータ・リプシエンシス。(2024/04/12 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555562-2