リュデーン, スサンネ
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Delta-music社のレコード制作部門として1982年にケルン近郊で設立されたCAPRICCIOは、当時主流となりつつあったデジタル録音技術を使い、ドイツ語圏の演奏家と音楽を中心に制作を行いました。中でも力を入れていたのが宗教音楽のジャンルであり、東ドイツ(当時)の代表的な少年合唱団であるドレスデン聖十字架合唱団や西ドイツのテルツ少年合唱団、ウィーン少年合唱団をフィーチャーしたバッハやモーツァルトの作品や、ヘルマン・マックスが率いるライニッシェ・カントライとダス・クライネ・コンツェルトによるテレマン作品などが録音されカタログを彩っています。今回の10枚組には、現在では入手できなくなった1980年代前半の録音も含まれており、レーベルの歴史を俯瞰するものとしても貴重なBOXとなっています。(2022/02/25 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C7377 |
聞き慣れない組み合わせですが、かの有名なカストラート、ファリネッリがトランペット奏者と音出し比べをして勝ったというエピソードが残っていることからもわかるように、バロック時代には声楽とトランペットの相性の良さは共通認識になっていました。実際この演奏をお聴きになれば、合い寄り添う両者に驚かれることでしょう。それも楽器が柔らかい音色のバロック・トランペットであり、ソプラノがビブラートの少ないまっすぐな声で歌うからこそ組み合わせの威力は倍加するのです。なお、ストラデッラのシンフォニアだけは声楽無しです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553735 |
オラトリオ「愛に満ち、かつ辛抱強いダヴィッド」(777360-2)に続くマッテゾンのオラトリオです。この作品は、テキストこそオリジナルではありませんが(恐らく1707年にラインハルト・カイザーが作曲、上演したものと同じ)、キリストの誕生を描いた感動的なもの。どちらかというとオペラに近く、合唱と同じくらいにアリアとレチタティーヴォに重きが置かれ、常に劇的な書法で書かれています。またホルンとトランペットを同時に使うのは、他のマッティゾンの作品には決してみられないやり方。極めて特色ある作品と言えるでしょう。(2009/11/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777455-2 |