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ペルチャク, ダリウシュ

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    マルティヌー:歌劇「ギリシャの受難劇」(ブッター/ゼリンカ/グラーツ歌劇場合唱団/グラーツ・フィル/カフタン)

    20世紀初頭、アナトリアの山村でトルコ人に支配されながら平和に暮らしているギリシャ人たちと、トルコ人に追われ助けを求めてやってきたギリシャ人難民との心の戦いを描いた問題作。1954年、マルティヌーはニース近郊のアンティーブに滞在するギリシャ人作家カザンキスを訪ね「キリスト再磔の物語」の台本化のための許可を得ます。台本をまとめるのに1年を要し、更に作曲に4年をかけて完成した《ギリシャの受難劇》は、本来はロイヤル・オペラで演奏されるはずでしたが、それがかなわず、若干の改定を経て1961年にパウル・ザッハー指揮によりチューリヒ国立歌劇場で初演。大好評を博したもののその後ほとんど演奏される機会なく眠っていた作品です。今回の演奏は改訂版ではなく、第1稿を用いての演奏で、マルティヌー・ファンからも期待されていたリリースとなります。(2017/04/28 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC967

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    ロータ:歌劇「フィレンツェの麦わら帽子」(ブシェフスキ/ミユス/ブルル/グラーツ歌劇場合唱団/グラーツ・フィル/スクエオ)

    【ニーノ・ロータの人間味あふれる喜歌劇、貴重な全曲盤が登場】イタリア映画音楽の大巨匠ニーノ・ロータ、実は10作ものオペラを書いています。これは第3作の貴重な全曲盤。ロータは1911年12月3日にミラノで生まれました。祖父は作曲家、母はピアニスト、いとこは歌手という音楽一家で、カゼッラ、ピツェッティ、レオンカヴァルロ、プッチーニといった作曲家たちが彼の家をしばしば訪れていました。ロータは8歳でオラトリオ『洗礼者ヨハネの幼時』を作曲、12歳でそれを指揮して上演するなど神童ぶりを発揮。歌とドラマは幼時から彼の音楽の基礎になっていたのでしょう。《フィレンツェの麦わら帽子》の台本は、フランスの戯曲『イタリアの麦わら帽子』を元にロータと母親が共作したもの。若者の乗る馬が通りかかりの貴婦人の麦わら帽子に食いついたことが発端となるドタバタ喜劇です。作曲されたのは第2次大戦末期の1944年から45年ですが、明るく楽しい笑いの精神に満ちていて、「少しばかりのノスタルジーと、たっぷりの楽観と、良きユーモアによって記憶に残りたい」と語っていたロータらしい作品になっています。作曲から10年後にオーケストレーションが施され、1955年にパレルモのマッシモ劇場で初演。その後はイタリア各地で上演され、1975年にはロータ自身の指揮で録音したLPがRCAから出ました。1998年にはミラノ・スカラ座でフアン・ディエゴ・フローレスらのキャストにより上演。最近では2014年と15年に国立音楽大学オペラ・プロジェクトが上演しました。このCDで主役のファディナールを歌うのは、ハンブルク州立歌劇場やロイヤル・オペラなどで目覚ましい活躍を続けるテノール、ピオトル・ブシェフスキ。甘い声で聴き手を魅了します。ヒロイン、エレナを歌うのは2012年にグラーツ歌劇場でデビューしたテティアーナ・ミユス。明るい声が魅力です。イタリアとドイツでピアノと指揮を学んだダニエーレ・スクエオが全体をまとめています。ロータによるRCA盤がCD化されていない現在、この録音は貴重な全曲盤です。(2023/03/10 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5466