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トレル, ジャン

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    オルリッチ/ジェンキンス/ローレム:マレット楽器のための協奏曲集(グレニー/香港市室内管/トレル)

    イギリスのパーカッション奏者エヴリン・グレニー。12歳でほとんど聴覚を失うというハンディキャップを背負いながら、1989年にグラミー賞を受賞するするなど、世界でも有数のソロ・パーカッショニストとして活躍しています。このアルバムでは彼女のために作曲された3つの作品が収録されており、体中で音楽を感じるというグレニーの素晴らしさを体感できます。まず、冒頭のミニマリズムとエスニックの影響を受けているというオルリッチの協奏曲では5オクターブのマリンバを使用、煌めくような技巧が披露されます。次の「ラ・フォリア」はアディエマスで有名なカール・ジェンキンスの作品。15世紀に大流行した旋律が変幻自在な変奏を伴いドラマティックに現代に蘇りました。最後のローレムの「マレット協奏曲」は4種の楽器を縦横無尽に操ることで、多彩かつ洗練された響きを持つ音楽が紡ぎ出されます。ジャン・トレルが指揮する香港市室内管弦楽団もグレニーの演奏を存分に引き立てています。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574218

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    クーラウ/バルト/ゲーゼ:19世紀デンマークの協奏曲集(ノーダール/オーフス響/トレル)

    19世紀前半のデンマークは、童話作家アンデルセンや哲学者キルケゴールなどとともに、ドイツ・ロマン派に触発された作曲家たちが活躍、文化芸術が花開く「黄金時代」を迎えていました。このアルバムにはその時代の3人の作曲家の作品が収録されています。クーラウは、ドイツで生まれデンマークに移住したコンサート・ピアニストとしても知られる人で、日本のピアノ学習者は「ソナチネ・アルバム」でその名に親しんだ人が多いでしょう。ゲーゼはデンマーク王立管のヴァイオリニストで、最初の交響曲がメンデルスゾーンに認められ、1847年にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の首席指揮者の座をメンデルスゾーンより引き継ぎました。バルトについては分かっていないことが多いものの、オーボエを演奏する一家に生まれ、デンマーク音楽界のオーボエの発展に貢献。ここに収録されたオーボエ協奏曲は世界初録音作品です。演奏しているのは、デンマーク2番目の都市、オーフスの交響楽団。ソリストは皆、同楽団の首席奏者たちです。(2020/02/21 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:6.220664

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    ケージ/ヒナステラ/ハリソン/ヴァレーズ:アメリカの打楽器作品集(パークラマ・パーカッション・アンサンブル)

    近代アメリカのパーカッションのための作品集。1935年から45年にかけて打楽器のための作品を集中的に作曲したケージの「ファースト・コンストラクション」は、彼の師であるシェーンベルクが提唱した十二音技法を打楽器に持ち込み、16種類の楽器とサンダーマシンで演奏するというものです。ヒナステラの「魔術的アメリカに寄せるカンタータ」は戦争、自然現象、愛など人間の生活にまつわる事象が、コロンブス以前の古いテキストで語られるという壮大な作品。ルー・ハリソンの協奏曲は十二音の技法にインドやアフリカ音楽の要素を取り入れた独自の作風による協奏曲。朗々と歌うヴァイオリンとパーカッションの荒々しい響きが融合し、見事な音楽を創り上げています。ヴァレーズの「イオニザシオン」は打楽器のための音楽の先駆的作品の一つ。5分ほどの小品でありながらも、消防車用のサイレンまでを含む37の楽器の音色が交錯し、素晴らしい音の風景を描き出していきます。(2021/01/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574244

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    ハーヴェイ/アーノルド/ジェイコブ:イギリスのリコーダー協奏曲集(ペトリ/香港市室内管/トレル)

    単純な楽器なのだけど奥深い楽器リコーダー。かれこれ700年に渡って西洋音楽の一部となっています。近代から現代のイギリスの作曲家たちも、この楽器のもつ鄙びた音色に魅せられ多くの作品を書いています。このアルバムには3世代に渡る作曲家たちの曲を収録。その絶妙な作風の違いを味わっていただけることでしょう。ゴードン・ジェイコブは前世紀に生まれるも、リコーダーの曲は1950年代から手掛け始め、多数の名作を残しています。アーノルドはジェイコブスの例に倣い、素晴らしいリコーダー協奏曲を書き上げました。こちらはミカラ・ペトリが初演しましたが、以降なかなか演奏の機会に恵まれることがありませんでした。今回、この録音が再評価のきっかけになるのではないでしょうか?3人の中で最年少(?)を誇るハーヴェイの作品は、やはりミカラ・ペトリのために書かれたもので、「魔法」がテーマとなっています。柔軟な音楽は、とても魅力的で、ハリー・ポッターの世代にも好意をもって受け入れられること間違いありません。録音 2011年5月24-29日香港 カルチャー・センター(2012/06/13 発売)

    レーベル名:OUR Recordings
    カタログ番号:6.220606

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    ヒッキー/ニューマン/シエッラ/スタッキー:アメリカのリコーダー協奏曲集(ペトリ)

    リコーダーの女王ペトリが、アメリカ在住の4人の作曲家に委嘱した協奏曲を集めたアルバム。プエルトリコ出身のシェッラによる「前奏曲、ハバネラと常動曲」は、元々リコーダーとギターのために作られた作品を大きく拡張したもので、スペインや南米がルーツとなる、揺れるようなリズムとメロディラインを持つ作品。「常動曲」では軽快な変拍子も登場します。ピューリッツァー賞も受賞しているスタッキーによる「エチュード」は、上下するフレーズが楽しい「スケール」、音をずり下げる動きを多用する「グライド」など、それぞれタイトルとなる音型を使用した小品集です。個性的なオルガン、鍵盤楽器奏者として一世を風靡したアンソニー・ニューマンの作品は、自身もハープシコードで参加の小編成による新古典主義的な美しいもの。「武器を鎮める」というタイトルを持つショーン・ヒッキーの作品は、吹奏楽に対峙するリコーダーという図式で戦争やテロといった世界の暴力に対する平和の祈りが、管打楽器の特性を生かしたリズミカルな曲想で描かれています。(2019/05/24 発売)

    レーベル名:OUR Recordings
    カタログ番号:8.226912

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    ヨアンセン:パロドス(...蓮の花が、ゆっくり、ゆっくり...)(アテラス・シンフォニエッタ・コペンハーゲン)

    (2002/07/01 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.224201

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    ロシング=スコウ:オール・ライト!?(ア・タオーク・オブ・アウア・タイム)/彼方からの呼びかけ/協奏曲からのエピソード/フラッシュナイト(バラン/ナヴァッセ/エスペリージャ/トレル)

    デンマーク王立音楽大学で学び、グリゼー、ミュライユ、クセナキスの影響を受け、様々なジャンルの作風を取り入れながら模索したという作曲家ニルス・ロシング=スコウ。とりわけフランス近代作品の響きに惹かれ、そのサウンドと北欧らしいイメージを融合させ、時に荒々しく、時に繊細な音楽を次々を作り出しています。このアルバムには3曲の協奏的作品と、2曲の室内楽が収録されており、どの曲も各楽器の音色を生かした親密な対話が楽しめます。「協奏曲からのエピソード」は2004年に作曲されデンマーク国立管弦楽団によって初演された後、2020年にコロナ禍による生活様式の変化を受け、より小さい編成へと再構成されたというもの。印象的なサクソフォンを聴かせるのはこの曲の初演者であり、デンマークを中心に多方面で活躍するジャネット・バラン。ロシング=スコウの「合金」(8.226580)やラスムッセンのサクソフォン協奏曲(6.220506)などの録音にも参加しています。(2022/02/18 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.226538