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ローブ, ベンジャミン(1966-)

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    ヴェルディ/チャイコフスキー/ハーゲン/サラサーテ/グルック:ヴァイオリンによるオペラ幻想曲集 2 (ソーン/ロブ)

    12歳でユーディ・メニューイン国際ヴァイオリン・コンクールの最優秀賞を受賞した才能あふれるヴァイオリニスト、リディア・ソーンによるオペラ幻想曲集の第2集となります。第1集(8.570202)でもパガニーニからゴリホフまで幅広い時代の作品を聴かせたてくれ彼女、今作でもなかなか珍しい作品をヴァラエティ豊かに演奏しています。ヘンデルやグルックなどのお馴染みの曲はもちろんのこと、サラサーテの技巧的な作品やフバイ、マルティヌーなどの珍しい作品、そして現代風の曲など(トラック3のハーゲンの曲には一瞬聞きなれたメロディも出現!)、まさに目も眩むような曲が次々と溢れ出してくる楽しい1枚です。録音技術のなかった19世紀の時代だからこそ行われていた、劇場に行かずともオペラを楽しむための「アリアを器楽曲へ編曲すること」、それが、ここまで進化するとは当時の人も想像していなかったのではないでしょうか。(2016/02/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573403

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    桂冠ヴァイオリニスト:ジョセフ・リン(コルンゴルト作品)

    映画音楽の分野でも大活躍したコルンゴルトの音楽は、クラシック音楽としてはあまりに美しすぎるためか!?、やや過小評価され気味です。しかし、期待の新鋭リンの素晴らしい演奏を得て、その蕩けるような甘さだけでなく、クラシックの作曲家としての、シリアスさと作りこみの確かさも存分に味わえる一枚となりました。彼の音楽は、たとえ小曲であっても、書法の「濃さ」は相当ですが、大作のヴァイオリン・ソナタではその傾向はなおさらで、ヴァイオリン・ピアノパートともに、最大限の技巧的困難さと和声的複雑さに満ちていて(特に第2楽章など!)、ちょっとスゴいことになっています。究極の陶酔的作品と申せましょう。(2003/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557067

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    ジョプリン:ピアノ・ラグ集 2 (ロブ)

    「ラグタイム王」ジョプリンの業績を振り返るアルバム、第2弾です。いずれもすぐ終わる小品ながら、数多いラグタイムの作曲家たちの中でジョプリンの名声が一際高いことに納得させられます。また、波乱に富んだ人生を送った彼の音楽は、ただ単に楽しいだけではないことにも、改めて気づかされます。足踏み付きの楽しげな雰囲気がいい「ラグ=タイム・ダンス」。ノスタルジックな雰囲気が密かに人気の「グラジオラス・ラグ」。鉄道の大事故にインスパイアされた最初期の作品「クラッシュ・コリジョン・マーチ」。オペラの失敗で精神的ショックを受けた後に書かれ、最後の作品となった「リフレクション・ラグ」。またも足踏みが登場する「ストップタイム・ラグ」。まとめて聴くことで、先入観抜きに業績を確認してみてはいかがでしょうか。(2007/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559277

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    ブゾーニ:ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番/4つのバガテル(ジョセフ・リン)

    ブゾーニといえば、「バッハの編曲でも知られる過去の大ピアニスト」程度の認識になってしまった不幸な時代もありましたが、作曲家としての全体像も急速に再評価されつつあります。当盤収録の2曲のヴァイオリン・ソナタも、両曲とも若書きの作品ではありますが、ブゾーニの作曲家としての本格派ぶりを堪能できる良作といえます。ブラームスやシューマン、あるいはベートーヴェンの影響も感じられますが、円熟期の作品に通ずる風格が芽生えていることもまた確かです。特に第2番はブゾーニ本人が「これが自分の真の作品番号1(Op.1)」であると述べた自信作であり、長大な変奏曲である第3楽章はとりわけ味わい深いものといえましょう。(2007/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557848

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    フバイ/ラフ/ストラヴィンスキー/パガニーニ/ビゼー/ラロ:ヴァイオリンによるオペラ幻想曲集(ソーン/ロブ)

    オペラの名アリアを独奏曲にする試みは古くから行われています。特にパガニーニとリストの偉業は後世の作曲家たちに大きな影響を与えました。原曲を一層華やかで技巧的なものにし一つの新しい作品とすることは作曲家にとっても、聞き手にとっても、意欲的で大きな喜びと言えるのです。このアルバムは近代の作曲家の編曲を中心としたもので、音楽が変貌するさまをありありと感じることができることでしょう。ソーンの繊細な表現が曲に命を吹き込みます。(2008/01/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570202

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    モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 5 (西崎崇子/ローブ)

    当盤収録の2曲は、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタのうち、最後に書かれた2作で、共に晩年の作品らしい完成度の高さを誇っていますが、互いに対照的な性格も持っています。最終作第16番K.547は、タイトルどおり簡素な筆致が目立ちますが、同時期に書かれ、初心者用教材として用いられるピアノ・ソナタ(K.545)とともに、その簡素な美しさを真に表現することが、異常に困難な超難曲とも言うべき存在です。一方第15番K.526は、華やかで技巧的にも凝った書法が多く見られ、あたかも協奏曲の一場面を聴いているかのような気にさせられる部分もあります。(2006/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557664

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    モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 6 (西崎崇子/ローブ)

    「泉のほとりで」による変奏曲は、モーツァルトにとって宿命的な調性といわれるト短調の作品の一つ。比較的軽量級の作品ではありますが、随所に濃密な表現がうかがわれます。K.570のソナタは、円熟期のピアノ・ソナタとして有名な作品に、他者がヴァイオリン・パートを付加したというものです。実際、とってつけたような印象を与える部分もあるかもしれませんが、それもまた一興と申せましょう。残りの2曲も、友人シュタードラーによって完成されたという、他人の手が入った作ではありますが、K.402(385e)にはフーガ楽章が含まれるなど、注目すべき内容を持っています。(2006/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557665