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ジリオン・トリオ

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    ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 1 - ピアノ三重奏曲第5番、第6番/創作主題による14の変奏曲変ホ長調(ジリオン・トリオ)

    自らが優れたピアニストであったベートーヴェン、残されたピアノ三重奏曲は、数こそ多くありませんが、いずれもスグレモノといえましょう。当盤のメインとなる第5・6番、すなわち作品70の2曲は、「運命」や「田園」とほぼ同時期の作曲ということからもうかがわれるように、ベートーヴェンの覇気が感じられる傑作となっています。そのニックネームの由来ともなっている「幽霊」の第2楽章の「出そうな雰囲気」も、溢れる才気ならではのユニークな書法というべきでしょう。その他の楽章も、三つの楽器が大いに主張しあい、漲る力感には圧倒されます。併録の変奏曲も習作期の作品とはいえ(作品番号は大きいですが)、立派な出来栄えです。(2005/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557723

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    ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 2 - ピアノ三重奏曲第1番、第2番、第9番(ジリオン・トリオ)

    「ベートーヴェンの作品番号1は何でしょうか?」というクイズに正答できる音楽ファンは意外と少なく、実際に耳にした経験を持つ方はさらに少ないのではないでしょうか。もちろん本当に最初の作品というわけではありませんが、公式デビュー作として世に問うたのがこれら作品番号1のピアノ三重奏曲集です(当盤は3曲中2曲を収録)。いずれもかなりの規模を持ち、ピアニスト・ベートーヴェンの腕前も存分に発揮できるように書かれています。彼のお気に入りの調である、変ホ長調が選ばれている点も興味を引く点です。後の大成を大いに予感させる、若きベートーヴェンの颯爽たる音楽は、実に気持ちの良いものとなっています。(2007/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557724

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    ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 5 - 第7番、WoO 38/「仕立て屋カカドゥ」の主題による変奏曲(ジリオン・トリオ)

    ベートーヴェン(1770-1827)の数多い室内楽作品の中でも、とびきりの人気を誇るのがピアノ三重奏曲第7番「大公」です。この大公とはベートーヴェンの弟子でありパトロンだった貴族で、1803年頃に知り合って以降、1824年までの20年あまり交友関係にあり、ベートーヴェンは彼のために、この「大公」をはじめ、ピアノ・ソナタ「告別」や「ミサ・ソレムニス」など14曲を献呈しています。大公自身も作曲を行った上に、優れたアマチュア・ピアニストであり、ベートーヴェンが心から信頼を寄せた数少ない友人の一人であったことは間違いありません。このアルバムは、その「大公」をメインに、第9番とされている変ホ長調の作品と、むやみに重苦しい前奏がついた楽しい変奏曲である第11番を収録。見事さの中にも、ベートーヴェンのちょっとリラックスした表情が見えるステキな1枚に仕上がっています。(2013/04/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572343

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    ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 3 - ピアノ三重奏曲第3番/交響曲第2番(ジリオン・トリオ)

    ベートーヴェンの初期の名作であるこのピアノ三重奏曲第3番は、1795年に公表され、カール・リヒノフスキー侯爵に捧げられました。リヒノフスキーはモーツァルトと同じ年に生まれ、友人、弟子として、そして高い音楽的素養を持った愛好家です。そしてモーツァルトの死後、ベートーヴェンがウィーンに来た際には自らパトロンを買って出て、田舎者丸出しのベートーヴェンを持ち家に住まわせハイドンの指導を受けるように取り計らったのでした。そんな時期に書かれているものですから、ハイドンの影響は至るところに感じられますが、それ以上に、反骨心とプライドの高さも感じられる愛すべき作品と言えるでしょう。交響曲第2番は1802年に書かれ、こちらもリヒノフスキーに献呈されています。耳の疾患に悩まされ始めた時期の曲とは思えない楽天的な明るさが漂っています。(2009/08/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570255