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トリオ・ザディーグ

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    オルフェウス~サン=サーンスへのオマージュ(トリオ・ザディーグ)

    フランスの生まれでパリ音楽院とウィーン音楽大学で共に学んだボリス・ボルゴロットとマルク・ジラール・ガルシアが、帰国後に出会ったアメリカのピアニスト、イアン・バーバーと共に組んだピアノ三重奏団、トリオ・ザディーグ2枚目のアルバム。2021年没後100年のサン=サーンスにちなんだ作品が選ばれており、ピアノ三重奏曲第2番のほか、ラモーのコンセールやリストの交響詩をピアノ三重奏の編成に編曲したものを色彩感覚豊かに表現しています。(2021/09/10 発売)

    レーベル名:Fuga Libera
    カタログ番号:FUG788

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    バーンスタイン/アッタイル/ラヴェル:ピアノ三重奏曲集(トリオ・ザディーグ)

    フランスの生まれでパリ音楽院とウィーン音楽大学で共に学んだボリス・ボルゴロットとマルク・ジラール・ガルシアが、帰国後に出会ったアメリカのピアニスト、イアン・バーバーと共に組んだピアノ三重奏団、トリオ・ザディーグのデビュー・アルバム。ヴォルテールの作品からグループ名を取った彼らによる、やはりヴォルテールを原作とするバーンスタインのミュージカル「キャンディード(カンディード)」序曲で幕を開けるこのアルバムは、名作「ウエスト・サイド・ストーリー」へと続き、弾けるようなリズムとメランコリックな歌いまわしの美しさにどんどん惹きつけられます(Transartでフレンチ・ジャズ感覚漂うモーツァルトやバッハの名盤を連発してきたピアニスト=アレンジャーのブリュノ・フォンテーヌによる編曲)。メインはラヴェルによる大作で、ここでの色彩豊かな表情も実に見事。20世紀を生きたバーンスタインと19世紀生まれのラヴェルという2人の実り多い出会いを間で演出するのは、21世紀の作曲家バンジャマン・アタイール。トゥールーズの出身という、メンバー2人と同郷のアタイールがこのトリオのために書いた「Asfar」は、弦2人とピアノが対話をするように開始されますが、この組み合わせが次々に変化し、3パート相互の掛け合いへと発展していく緊張感あふれる刺激的な作品です。ハイドンからラフマニノフ、ショスタコーヴィチにヴァスクスと、すでに著名なピアノ三重奏曲のほとんどをレパートリーとしている彼ら。近現代によるプログラムのこのアルバムは、若い世代ならではの、ほんの名刺代わりと言えそうです。(2019/04/12 発売)

    レーベル名:Fuga Libera
    カタログ番号:FUG748