アメリア・ピアノ・トリオ
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破壊的な音響と、華美かつ複雑過ぎるオーケストレーション。そんな大げさな音楽で好き嫌いが分かれてしまうのがR・シュトラウスです。しかしここに収録された10代から20代終わりにかけて書かれた優美な室内楽作品は、彼のイメージを一新するのに役立つことでしょう。これらの一連の音楽は、彼の父が敬愛していたモーツァルトやベートーヴェンをモデルとして書かれていて、とりわけ13歳の時に書かれた第1番のピアノ三重奏曲は、煌めく創造力と抒情性に満ちています。しかしそのまま大人しく年を重ねなかったのが彼のスゴイところ。1893年に書かれた“アラビア風の踊り”は、全くあの“7つのヴェールの踊り”を彷彿させるものですし、“小さい愛の歌”は込み入った三角関係を予感させてくれるのですから。(2011/11/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570896 |
ピューリッツァー賞受賞歴もあるベテラン、ハービソンの近作をメインとする1枚です。ピアノ三重奏曲第2番は、作曲者自らハイドン的な機知に通ずるものがあると語っていますが、終楽章など確かに驚くような仕掛けがあります。「ギャツビィ・エチュード」は、自作のオペラ「華麗なるギャツビィ」の素材を利用した作品ですが、ゴキゲンな第2曲「パーティー」は、ボルコムやオルブライトの同趣向曲と並び立つ、現代ラグタイムの傑作と申せましょう。またハービソンはヴィオラ奏者でもありますが、「ヴィオリストのノート」、「クラカッチャとフーガ」(作曲者自身も演奏に参加)は、彼のヴィオラへの愛着が感じられる作品となっています。(2007/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559243 |