北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団
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生粋のドイツ人だと思っている人も多いでしょうが、実はロシア生まれの作曲家であるプフィッツナーです(3歳の時にフランクフルトに移住するので、あまり関係ないですが・・・)そんなプフィッツナー、幼い頃から才能は際立っており、早くも11歳で処女作を手掛けています。現存する作品は1884年に書いた歌曲ですが、このアルバムには含まれていません。このオーケストラ伴奏付きの一連の歌曲には、同世代のライバル、R・シュトラウスの影も感じられます。世間から称賛を浴び続けていたシュトラウスに対して、彼の作品の評価はあまり芳しいものではなく、彼自身も常に不条理を感じていたと言われています。確かに渋めの作品が多いですが、初期の歌はシューマンやヴォルフに通じるものもあり、色彩豊かなオーケストラパートと共に、ひたすら聞きごたえのあるものばかりです。ハンブルク出身のバリトン、ベーゲマンの素晴らしい歌唱で。(2011/01/26 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777552-2 |
ヨハン・ワーヘナール(1862-1941)はオランダのロマン派時代の作曲家、オルガン奏者です。父親は貴族でしたが、母親は庶民であり、当時身分の違う結婚が認められなかったため、彼は母親の姓を名乗り、困窮した少年時代を送りました。そのため早期の音楽教育を受けることもできず、13歳になってようやくピアノ、オルガン、ヴァイオリン、作曲、理論を学んだのです。長じてからはベルリンでヘルツォーゲンベルクに対位法を学びましたが、すでに音楽学校で教師を務め、またオーケストラの団員として活躍するなど、成熟した音楽家として認められていたのでした。もちろん彼は、オランダの音楽発展に著しく寄与し、数多くの弟子も育て上げるなど、現在でも尊敬されています。この交響詩集は第1集に続くもので、豊かな旋律と、力強さを備えたなかなかの力作揃いです。若き指揮者ヘルムスの解釈の深さも聴き所です。(2015/01/28 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777933-2 |