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カゼッリ, ダリオ

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    ヴェルディ:歌劇「アイーダ」(テバルディ/デル・モナコ/ローマ聖チェチーリア音楽院合唱団&管弦楽団/エレーデ)(1952)

    このCDは1952年にイギリス・デッカが録音したモノラルLPの覆刻盤です。マリオ・デル・モナコ(1915-82)とレナータ・テバルディ(1922- )はLP初期のデッカ・レーベルのオペラ全曲盤で大活躍したコンビですが、この《アイーダ》はデル・モナコがデッカに録音した最初の全曲盤で、テバルディとのコンビによる初のオペラ録音ということになります。なおデル・モナコは55年以降、ラダメス役を限られた機会にしか実演では歌わなくなりました。同様に商業録音でもこの後は歌っておらず、当盤が唯一のスタジオ録音盤となっています。(山崎浩太郎)(2004/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110129-30

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    ヴェルディ:歌劇「運命の力」(カラス/タッカー/ミラノ・スカラ座合唱団&管弦楽団/セラフィン)(1954)

    どんな役でも易々と歌いこなすカラスですが、この「運命の力」はあまり歌う機会に恵まれなかったようです。舞台でも5回、録音は1回のみという少なさですが、ここで聴けるレオノーラには、他の歌手を圧倒する力強さと輝かしさが存分にあるのです。とりわけ第4幕のアリア「神よ平和を与えたまえ」での凄味は絶品。共演者たちの名唱も聴きどころです。マーク・オーバート=ソーン復刻(2008/04/09 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111322-24

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    プッチーニ:歌劇「トスカ」(カラス/ディ・ステーファノ)(1953)

    EMIが1953年に製作した《トスカ》の商業録音は、ヒロイン役のマリア・カラス(1923-77)をはじめとする3人の主役たち、そして指揮者とオーケストラの理想的な顔合わせが実現した決定盤として知られています。モノラル録音ですが、その価値は半世紀をへた現在でもまったく減じていません。しかし残念なことに、マスターとなる磁気テープは次第に劣化するため、音質については以前のままといかないのです。そこでこのCDは、初期に発売された鮮度の優れたLPを音源として、初発売当時の新鮮で生々しい響きを再現しようとするものです。(山崎浩太郎)マーク・オバート=ソーンによる制作後記 この古典的名演が、これまで制作されたオペラ全曲盤の中で最も優れたスタジオ録音であることはほぼ間違いありません。過去半世紀に渡ってカタログから消えたことは一度もなく、様々なメディアに形を変えて幾度も再発売されています。しかし、マリア・カラス研究者ロバート・E・セレツキー博士が指摘しているように、これまでリリースされてきたソフトには、EMI最新の「グレート・レコーディング・オブ・ザ・センチュリー」(※注 その後、さらに別規格での再発あり)シリーズ中のCDも含めて、マスターテープと編集作業に起因する問題点が残されています。 オリジナルのLPレコードには、盤面ごと、また同じ盤の中でさえもピッチの不一致がありました。編集ミスもあり、唐突に目立って現われる音量のばらつきもあります。EMIの三種類のCD復刻盤では、こうした問題のいくつかが、あるエディションでは訂正されていても次のエディションでは元に戻っていたり、また、別の新たな編集上の問題が混入したりしています。(例えば、最初の「カラス・エディション」盤CDでは、第一幕でトスカが「マリオ!マリオ!マリオ!」と歌う部分で音質が変化しています)最新のGROC復刻では、こうした問題点を、著しくピッチの平準化をすることでかえって悪化させています。比較的短いオペラであるのに一分半近くも演奏時間が伸びてしまい、聴き手がテンポと歌手の音色を感じ取る際にも(悪)影響を及ぼします。 今回のNAXOS盤復刻のために、私は10セット以上の「トスカ」LP盤を組み合わせ、8週間の大部分を復刻作業、試聴、比較に費やし、私が満足する結果が出るまで、何度もプロジェクトをやり直しました。(2004/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110256-57