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ジェニングス, クリスティーナ

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    カステレード:フルート作品全集 1 (デュ・トワ/ドリーン・リー)

    1926年、パリ生まれのジャック・カステレード。彼の父は第1次世界大戦後のパリで理髪店を経営していましたが、息子が音楽への興味を抱くことを妨げることはありませんでした。彼はコンセルヴァトワールに入学するまで、ピアノの個人指導を受けていましたが、そのレパートリーのほとんどはリストやショパンなどのロマン派の作品であり、モーツァルトやベートーヴェンのオーケストラ作品はピアノ・デュエットで学んだのみでした。しかしコンセルヴァトワールで様々な技法を学び、彼の音楽的知識が格段に向上、学年の終りにはメシアンの音楽分析クラスで学ぶなど現代的な感覚も取り入れています。そのためか、彼の作品には無調からジャズ、ポップス、ロックなどの影響が強く、聴きやすい曲から難解な曲までの幅広い曲調が聴きとれます。なかでも、新古典派風の作風とモダンなハーモニーが心地良い「休暇中のフルート」が彼の代表作として知られています。(2019/10/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573949

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    カステレード:フルート作品全集 3 - 5つのバガテル/孤独の歌/12の練習曲/4声のディヴェルティメント(デュ・トワ/ドリーン・リー)

    カステレード(1925-2014)のフルート作品全集の第3集にして完結盤。1926年、パリで生まれたカステレードは、舞台音楽、交響曲や協奏曲などほとんどのジャンルで作品を残しました。フルートのための作品はコンクールの課題曲や教育目的のために書かれたものが多く、このアルバムに収録されている『12の練習曲』はその最たる曲集。工夫を凝らした旋律や複雑なリズムを駆使しながら、奏者の技術を高めることをカステレード自身も楽しんでいる様子が伺われます。他の3作品は、カステレードがフルートと他の楽器の組み合わせを模索していた時期に書かれたもので、各々の曲の副題が的確に表現された組曲『5つのバガテル』や、ゆったりとした旋律がバッハを思わせる『孤独の歌』、印象派からジャズまであらゆる要素を組み込んだ『4声のディヴェルティメント』と、どれもカステレードの作曲技法の全てが反映されたユニークな曲です。(2020/06/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574155

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    ロックバーグ:フルート作品集 1 (ジェニングス/ジョンソン/ハン)

    もともとロックバーグ(1918-2005)が日本で知られるようになったのは、「カノン変奏曲」の流行からでしょうか。あの名曲が少しずつ形を変えていく過程は、ぞくぞくするほどに刺激的でした。彼の作品のいくつかは同じような形態をもっており、この「カプリース変奏曲」も同じ世界に属するものです。もともとパガニーニの主題と50の変奏から出来ているヴァイオリンのための曲ですが、今回フルーティストのジェニングスがいくつかを選び出してフルートのために編曲し、これを演奏しています(彼女の父アンドリューは、コンコード弦楽四重奏団の第2ヴァイオリニストで、ロックバーグはこのアンサンブルのためにいくつかの作品を書いていたこともあり、彼女は幼い頃からロックバーグ作品に愛着を持っていたといいます)。もちろんロックバーグ自身はフルートのためにそれほど多くの作品を書いたわけではないのですが、ジェニングスは「古き親しい友人」として彼の作品をフルートのために編曲、彼女なりの解釈を施して世に送り出すといいます。美しい音色だけでなく、様々な特殊奏法を駆使した多彩な音色は、聴き手を幽玄な世界へといざなうことでしょう。浮世絵からインスパイアされた一連の作品も、儚い美しさを有しています。(2015/04/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559776