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グリフィス, ケヴィン

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    J. シュターミッツ:ヴァイオリン協奏曲第2番 - 第4番/交響曲 Op. 4, No. 4 (カストロ=バルビ/ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管/グリフィス)

    ボヘミア出身の作曲家・ヴァイオリニスト、ヨハン・シュターミッツのヴァイオリン協奏曲集。マンハイムの宮廷楽団の首席ヴァイオリニストから宮廷楽長に昇進し、このオーケストラを育て上げるとともに、当時活躍していた作曲家たちをまとめ「マンハイム楽派の父」として尊敬を集めました。彼は50作以上の交響曲を書くとともに、ソナタ形式の発展にも尽力。バロック期と古典派の時代の端境期を埋めるハイドンの先人として活躍、また二人の息子、カールとアントンも優れた作曲家になりました。そんなヨハン・シュターミッツですが、現代に伝わるヴァイオリン協奏曲はごくわずかです。そのほとんどは主題をはさみながら進行するリトルネッロ形式で書かれた第1楽章を持つヴィヴァルディの協奏曲の形式を模しています。このアルバムに収録された3曲のなかで、最も技術的に難しいのは第2番の第1楽章で、シュターミッツが得意とした旋律の幅広い跳躍と重音がたっぷりと織り込まれた華やかな作品です。アルバムには交響曲も1曲収録されています。(2023/04/07 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555479-2

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    ブランドル:協奏交響曲/交響曲 ニ長調(カストロ=バルビ/ラインランド=プファルツ州立フィル/グリフィス)

    レーゲンスブルクで生まれ、6歳から音楽教育を受けたブランドル。ヴァイオリニストとして才能を開花させ、20歳になる前にドイツ国内でコンサート・ツアーを開催し成功を収めました。その後はカールスルーエの宮廷楽団に入団し、最終的にはカペルマイスターの地位を得て、亡くなるまでその職に就いていたとされています。作曲家としても高く評価され、当時はベートーヴェンを上回る人気を獲得し「この時代で最も重要な作曲家の一人」と高く評価されたほどでした。このアルバムに収録された「協奏交響曲」はツアーに合わせて作曲されたようで、彼自身の技巧を誇示する「名刺代わり」の作品と考えられています。また「交響曲ニ長調」はベートーヴェンの「交響曲第4番」を先取りするかのような見事な筆致で書かれています。(2020/02/28 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555227-2

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    ベラン:光の中で息づく(マゾーラ/コンスタンツ南西ドイツ・フィル/グリフィス)

    ドイツ系イタリア人ピアニスト、パトリツィオ・マゾーラによる、凝った選曲でヨーロッパ各地を巡る音楽の旅。チェコスロバキアに生まれスイスで活躍するヤン・ベランの手になるピアノ協奏曲「光の中で息づく」は、ドイツ・ロマン派の詩人ルートヴィヒ・ウーラントの作品からタイトルをとったもの。電子音楽にも傾倒する彼がこの作品で用いた手法は、2つの楽章を28のモジュールに分けてから任意に組み替えなおすというもので、10の27乗を超える数の組み合わせが可能。それらの中からどのヴァージョンがよいか、聴衆がデジタル機器で選択するという、双方向の実験プロジェクトとなっています。今回収録された演奏ではそのブロックを7つまで減らしたヴァージョンを用いており、組み合わせは326通りとのこと。その後はピアノ・ソロのための小品が並びますが、比較的有名な作品に交じり、ファニー・メンデルスゾーンやマリア・シマノフスカといった女性作曲家や、ショパンが最も期待を込めた弟子ながらわずか15歳で夭逝したカルル・フィルチの作品などが含まれる、たいへん興味深い選曲となっています。ラストにはデュレンマットとリエタという、2人のスイスの作曲家へ回帰してプログラムを結びます。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:Orlando Records
    カタログ番号:OR0040

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    ヘルテル:ハープ協奏曲集/交響曲 変ロ長調(アイヒホルン/マンハイム・プファルツ選帝侯室内管/グリフィス)

    多くのコンサートゴアー(演奏会好き)と批評家が大絶賛する女性ハーピスト、ジルケ・アイヒホルン。彼女はソロだけでなく室内楽やオーケストラとの共演を積極的に行い、楽器の魅力を広く伝えています。このアルバムで彼女が取り上げたのは18世紀ドイツの作曲家、J.W.ヘルテルの協奏曲集。前古典派時代を代表するヘルテルは父クリスティアンも作曲家という音楽一家の出身で、その生涯に多数の交響曲をはじめ、50曲以上の協奏曲を書いています。3曲のハープ協奏曲は柔らかいトーンを用いた魅力的な作品で、決して多くはないハープのためのレパートリーの中でも重要な位置を占めています。(2017/08/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777841-2

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    ライヒ:セクステット/ピアノ・フェイズ/エイト・ラインズ

    2004年12月に結成されたロンドン・スティーヴ・ライヒ・アンサンブルはロンドンで学ぶ若きミュージシャンたちによる気鋭の団体です。既に国際的評価も高く、今回のアルバムも期待に違わぬ出来となっています。(2007/12/12 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777337-2

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    ロンベルク:交響曲第1番、第3番/序曲「スキピオの寛大さ」 (フィオン/グリフィス)

    ドイツの作曲家アンドレアス・ロンベルク。幼少期よりヴァイオリニストとして演奏活動を行い、パリ、ウィーン、プラハからイタリア各都市でのツアーで名声を高めました。1790年からはボンの宮廷オーケストラに参加し、若きベートーヴェンと出会ったことでも知られています。現代では主としてヴァイオリン作品の作曲家と見做されていますが、交響曲も10曲ほど書き上げています。これらは1817年、ドイツの有名な音楽新聞“アルゲマイネ・ムジカリッシェ・ツァイトゥング”でハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンと同格扱いされたほどに高い人気を誇っていましたが、次第に忘れられてしまい、彼の存命中に印刷されたのは4曲のみ。そして現在譜面が現存しているのは6曲のみです。今作ではその中から、ケヴィン・グリフィスの指揮により第1番と第3番、序曲「スキピオの偉大さ」が演奏されています。古典派とロマン派を繋ぐ音楽です。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777052-2

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    ロンベルク:交響曲第4番「トルコ風」/モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番(シュレーダー/コレギウム・ムジクム・バーゼル/グリフィス)

    16世紀から18世紀にかけて西ヨーロッパでは“テュルクリ”と呼ばれるトルコ趣味が街を席捲しました。当時の超大国オスマン帝国への恐れと憧れから発生したこの流行は音楽にも影響を及ぼし、オスマン帝国の軍楽隊の音楽を模した「トルコ行進曲」やトルコを題材にした歌劇など、数多くの異国情緒溢れる作品が生まれました。このアルバムには3曲のトルコ風の作品が収録されています。メインとなるのはドイツの作曲家ロンベルクの作品で、この「トルコ」と題された交響曲第4番には、まるでリムスキー=コルサコフの「シェエラザード」を思わせるかのようなアラビアの色が濃厚に表れた聴きどころの多い曲です。他にはモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番(終楽章にトルコ風のメロディがある)と、やはりトルコ風のハイドンの歌劇《突然の出会い》を収録。モーツァルトでは若手ヴァイオリニストのシュレーダーが活躍する、全体に楽しさが漲る1枚です。(2018/05/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555175-2