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パヴリク, マルクス

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    ドホナーニ:6つの演奏会用練習曲/変奏曲 Op. 29/ハンガリー牧歌(パヴリク)

    あの大リスト以来、伝統のピアノ王国であるハンガリーの代表的名ピアニストであり、同時に指揮者、教育者、作曲者としてもマルチな活躍をしたドホナーニのピアノ曲全集のスタートです。まずはともあれ、代表作「カプリッチョ」を含む「6つの演奏会用練習曲」をお聴き下さい。生半可なピアニストではへたばってしまいそうな分厚い音の奔流といった曲が続出し、ここには彼のピアニストとしての能力の高さが如実に示されているといってよいでしょう。オーケストラ版なども知られる「ハンガリー牧歌」などでは、さらに濃いハンガリー情緒が堪能できますが、いずれも単なる異国趣味に終わらない重厚な内容を誇るのも特色です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553332

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    ネル:スナップショット/ピアノ・ソナタ第1番/プロコフィエフ:束の間の幻影(パヴリク)

    カリフォルニア生まれの作曲家ピーター・クネルは、ルトスワフスキ作曲コンクールやシンシナティ交響楽団が主催した若手作曲家コンクールなど、数多くの賞を受賞している中堅の作曲家です。このアルバムは、彼の小品集「スナップ・ショット」と、ピアノ・ソナタ。そしてこれらの曲との「比較」のためにプロコフィエフの「つかの間の幻影」を組み合わせたもので、音の断片を繋ぎ合わせて風景を描き出すという試みを見事に表現しているものです。プロコフィエフの作品はロシアの詩人バリモントの詩をタイトルにしたもので、どれもが短く描写的です。クネルの「スナップショット」はもちろん瞬間を映し出した写真のことですが、アメリカの特定の年代の人には、コダック社の「安価なボックスカメラ」を想起させることばであり、気取らない雰囲気を持った曲という意味合いも含んでいます。ピアノを演奏するのはマルクス・パヴリク。NAXOSのモシュコフスキーのピアノ協奏曲での名演が光るピアニストです。(2013/02/20 発売)

    レーベル名:Dorian Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92165

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    モシュコフスキ:ピアノ協奏曲 ホ長調/異国より(パヴリク/ポーランド国立放送響/ヴィト)

    優れたピアニスト=作曲家であったモシュコフスキが、自らの得物を用いた渾身の力作であるピアノ協奏曲は、ひたすら華麗で甘美にして、文字どおりソロが縦横無尽に駆け巡る、超ポジティヴ・ネアカな作品です。深刻で苦闘と憂いに満ちた音楽こそ芸術であるという風潮の中で一部の小品以外は忘れ去られ、せいぜい実用練習曲作家と軽んじられてきた彼ですが、今、再評価の気運は高まっています。爽快なピアノ技巧も魅力の一つですが、翳りの無い喜悦感をもたらす音楽の質の高さもまた(深刻系音楽に負けず劣らず)圧巻です。明日の元気を生み出すような音楽をお楽しみ下さい。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553989

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    レーガー:即興曲集 Op. 18/ユモレスク Op. 20/夜に(パヴリク)

    レーガーというと、長大・複雑・難解を極めたフーガや変奏曲の大家というイメージがありますが、実は演奏時間が数分の程度の小品にも優れた筆致を見せています。ガリベン的とでも形容したくなる独特の生真面目なムードと達者なピアノ書法が織り成す世界には、なかなかに多彩で魅力的なものがあります。即興曲集や「炉辺の夢」は、ブラームスの後期作品に通ずるような温かみのある渋さを感じさせる作品が中心ですが、なかにはスクリャービン風(といったら言い過ぎか?)の不思議な響きが混ざっていたりしてドキりとさせられますし、「ユモレスク」と題されつつも漂うお堅い雰囲気に作曲者の人柄に想いを馳せるのも一興です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553331