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スプーナー, ジョゼフ

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    G. ウィリアムズ:室内楽作品集(ミッチェル/ロンドン・チェンバー・アンサンブル)

    「20世紀におけるウェールズの最も重要な女性作曲家の一人」と目されるグレース・ウィリアムズ。幼いころから聖歌隊で歌い、ピアノとヴァイオリンを学んだという彼女は、カーディフ大学を卒業後、王立音楽大学でレイフ・ヴォーン・ウィリアムズに師事。1930年にはウィーンで1年間勉強するための奨学金を獲得、ほぼ毎夜劇場に出かけ、オペラを見続けたというエピソードを持っています。作曲家としては、学生時代からいくつか作品を書きましたが、初期の作品のほとんどが散逸してしまいその全貌を知ることはできません。このアルバムには1930年以降に書かれた室内楽作品を収録。バルトークやショスタコーヴィチを思わせる「ヴァイオリン・ソナタ」、彼女が愛したトランペットが活躍する「六重奏曲」、ストラヴィンスキー風の「9つの楽器のための組曲」などの1930年代の作品と、ヴァイオリン教本のために書かれた「ロンド」など晩年の作品をバランスよく配した興味深い1枚です。(2019/03/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.571380

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    シャーウッド:チェロとピアノのための作品全集(スプーナー/ノリス)

    1866年に生まれたアングロ=ドイツの作曲家パーシー・シャーウッド(1866-1939)は、今やほとんど歴史の流れに埋もれてしまい、ほとんど誰も顧みようとはしていません。そんな中、チェリスト、ヨーゼフ・シュプーナーは、この魅力的な「忘れられた作曲家」の復興に力を注ぎ、長い間知られていなかったシャーウッドの人生と音楽を再現することに成功しました。かつては母国ドレスデンで重要な位置にいたシャーウッドですが、第1次世界大戦の初めにイギリスに渡ってからは、隠遁生活を送り、その名前と音楽は彼の死とともに歴史から消えてしまったのです。ここ最近になぅて、いくつかの合唱作品や、ピアノ協奏曲などは少しずつ聴かれ始めてきましたが、今回のチェロ作品集は本当に演奏される機会すらないものでした。ロマンティックで内省的なこれらの音楽について語り尽くすかのような、シュプーナーによる愛に満ちた24ページのブックレットには頭が下がる思いがします(英語のみ)。(2012/10/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0145

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    ポット:夜明けと共に/ワード(コモーショ/スプーナー/ウィルソン/ベリー)

    英国出身の合唱音楽作曲家フランシス・ポット。ドラマティックで感情豊かな彼の音楽は、過去の伝統を未来へ繋ぐ架け橋として高く評価されており、世界の40か国以上で演奏、放送されています。このアルバムには2010年代に作曲された2つの世界初演作を収録。『夜明けと共に』は親しい人の死を悼むモテットを中心に、それを取り巻く瞑想的な曲で構成された作品。嘆き悲しむかのようなチェロが曲に寄り添い、言葉のない歌を奏でています。『言葉』はマートン・カレッジの創設750周年記念の委嘱作。ポットは、ウェールズの司祭、詩人ロナルド・スチュワート・トーマスの美しくも難解な詩を、聖ヨハネのプロローグに合わせ、ポスト・モダンの時代における“新しい福音書”として人々に提示します。神秘的な合唱を披露するのは1999年に創設された「コモーショ」。現代作品をレパートリーの中心に据え、数多くの作品の初演を担う実力派合唱団で、2012年にリリースされたポットの合唱曲集(8.572739)でも見事なアンサンブルを聴かせています。(2020/07/10 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573976