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ブルンナー, ハイディ

Search results:3 件 見つかりました。

  • プーランク:歌劇「カルメル会修道女の対話」(ウィーン放送響/ド・ビリー)

    フランスの小説家ベルナノスの「死に直面した修道院長の信仰の危機」をテーマに取り込んだ舞台を見て感銘を受けたプーランクが、リコルディ社の依頼で書き上げたこのオペラ、結局は最初イタリアで初演され、その数か月後、ようやくプーランクの望んだ形でフランスで初演されることとなります。彼自身の宗教観が反映され、また少しだけ懐古趣味とされる作風、なおかつ透明で静謐な祈りに満ちた音楽。そして作品の全てに「死の影」が横溢したオペラです。プーランクに諧謔的な面影を求める人は、このシリアスな世界に面食らうかもしれませんが、どんな残酷な結末が待っていても目をそむけることなく向き合いたい問題作です。ド・ビリーは周到な準備をもって、この全曲録音に臨み、結果、2008年と2011年のライブから最良の部分を選ぶことで、完成形を提示したのです。 ( 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC931

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    1 ( 発売)

    レーベル名
    カタログ番号:2012.01.11

  • 詳細

    ツェムリンスキー:歌劇「フィレンツェの悲劇」(コッホ/ブルンナー/ウィーン放送響/ド・ビリー)

    オスカー・ワイルドの同名の戯曲を原作として、ツェムリンスキー自身が台本を書いた歌劇《フィレンツェの悲劇》。重厚で華麗なオーケストラを縦横無尽に使いながらも、登場する歌手はたった3人のみ。内容はフィレンツェの商人シモーネとその妻ビアンカ、そしてビアンカの恋人グィード・バルディの三つ巴の争いというヴェリズモ風のもの。ただし、この物語は他のヴェリズモ・オペラとは一線を画しており、最後は愛人を手にかけてしまった夫に対し、妻が「あなたがこんなに素敵だったなんて」と惚れ直すという異色の幕切れです。ド・ビリーは、まるでリヒャルト・シュトラウスの《サロメ》のような凝縮した内容を、緊張感途切れることなく流麗に演奏しています。(2018/01/26 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5325

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    プッチーニ:歌劇「外套」(ボータ/ブルンナー/リード/モナルカ/マリン/ウィーン・ジングアカデミー/ウィーン放送響/ド・ビリー)

    1918年にメトロポリタン歌劇場で初演されたプッチーニの“三部作”。1幕物の歌劇を3作、一晩で連続して上演するという試みで作曲されましたが(一説にはワーグナーの《指環》をパロディー化するつもりだったとも)、各々のオペラには目立った共通項はなく、現在では単独、または他の作曲家の1幕物歌劇と併せてなど、様々な方法で上演されています。この冒頭を飾る《外套》は、荷物船の老船長が部下の若者を手にかけてしまうショッキングな物語。船長の妻を奪う若者を歌うのは2016年にこの世を去ったヨハン・ボータ。輝かしい歌声は全てのアンサンブルを牽引します。2010年までウィーン放送響の首席指揮者を務めたド・ビリーのバランスの取れた音作りも聴きどころです。(2018/04/27 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5326