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ファイン・アーツ四重奏団

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    ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第4番/弦楽六重奏曲 イ長調/ポロネーズ イ長調(ファイン・アーツ四重奏団)

    NAXOSに於けるドヴォルザークの弦楽四重奏曲集は、第1集から第8集までプラハ・ヴラフ弦楽四重奏団の演奏による民族色豊かなものでしたが、第9集では第4番と弦楽六重奏曲を、ベートーヴェンやモーツァルト、バルトークなど数多くの録音で知られるファイン・アーツ四重奏団が演奏。第4番はドヴォルザーク29歳頃の作品。1968年まで出版されることがなかったため、あまり耳にする機会は多くありませんが、若きドヴォルザークの意欲が漲る美しい旋律を持っています。全体は切れ目なく演奏されるものの、急‐緩‐急の3つに分かれており、中間部はのちに「弦楽のためのノットゥルノ」Op. 40に改作されました。1878年に作曲された弦楽六重奏曲は、ドヴォルザークがこの時までに作曲した作品の中で初めてチェコ以外で演奏され、彼の名前をヨーロッパ中に広めるきっかけとなった作品です。第2楽章と第3楽章にはチェコの民族舞踊の形式が用いられており、ボヘミアの精神が遺憾なく発揮されています。(2021/03/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574205

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    ドヴォルザーク:バガテル集/弦楽四重奏曲第2番/ロンド B. 171 (ファイン・アーツ四重奏団/諸岡亮子/シモニアン)

    【NAXOSのドヴォルザーク弦楽四重奏曲全集、ついに完結】1995年にスタートしたNAXOSのドヴォルザーク弦楽四重奏曲全集、途中で演奏者がプラハ・ヴラフ四重奏団からファイン・アーツ弦楽四重奏団に代わり、作曲家の没後100年目についに完結です。弦楽四重奏曲第2番は1869年頃に書かれた、演奏時間50分余りの大曲。当時ワーグナーの音楽に魅了されていた若き作曲家による、半音階的な和声と転調が多用された野心的な作品です。後にドヴォルザークはこの譜面を破棄してしまいますが、20世紀になってパート譜の写しが発見され、1932年に初演、1962年にようやく出版されました。民謡の要素は薄く、全体の構成も比較的自由に書かれています。アルバムの最初に収められた「バガテル」は1878年の作品。2つのヴァイオリン、チェロとハルモニウムという珍しい編成で書かれており、古いボヘミアの民謡からの旋律が効果的に用いられた魅力的な曲集です。ハルモニウムを演奏している諸岡亮子は、ドイツを拠点に演奏と教育で活躍するオルガン奏者。最後に置かれた「ロンド」は、ドヴォルザークがニューヨークに旅立つためのお別れツアーで演奏された小品。耳なじみよい旋律とチェロの妙技が際立ちます。(2024/01/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574513

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    ハーマン:旅の思い出/デル・トレディチ:マジャール・マッドネス(ルティエク/ファイン・アーツ四重奏団)

    「めまい」「北北西に進路を取れ」「市民ケーン」など数多くの映画音楽で知られるバーナード・ハーマン。実はもともと優れたヴァイオリニストとしてジュリアード音楽院を卒業し、指揮者としても活躍していただけあって、その作品は映画音楽だけでなく、交響曲やオペラなどの純粋な演奏会のための曲までと多岐に渡っています。このクラリネット五重奏曲は晩年に書かれた彼の最後の演奏会用の作品です。3楽章で構成された曲は、各楽章が異なるルーツを持っているという興味深い作品です。もう一人の作曲家、デル・トレディチはルイス・キャロルに魅せられ、インスパイアされた曲を何曲も書いていますが、この「マジャールの狂気」は特定の文学作品によるものではありません。「ハンガリー風大ロンド」という副題を持つ終楽章は情熱的でありながらもどこかユーモラスな雰囲気を持つ曲。プラード・カザルス音楽祭の芸術監督で、パリ国立音楽院、ニース音楽院の教授で、室内楽奏者、ソリストとして活躍するフランスのクラリネット奏者ミシェル・ルティエによる渾身の演奏で。(2016/11/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559796

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    フォーレ:ピアノ五重奏曲集(オルティス/ファイン・アーツ四重奏団)

    独自の和声感と調性を追求したためか、晩年の作品はある意味「捉えどころのない美しさ」に満ちているフォーレの音楽。この2曲のピアノ五重奏曲もまさにそんな音楽です。第1番は中期から後期への過渡期に書かれていて、境目はぼやけていても、メロディラインはしっかりしています(もちろんそれを取り巻く音の流れはとめどなく流動的ですが)。晩年近くに書かれた第2番になると、更に音楽は晦渋の度合いを深めていくのです。さざめくピアノのアルペジョと、本来の拍子とずらした拍を用いることで感じる浮遊感(ヘミオラといいます)、そしてぼやけた調性。耳がなじむまでに少々時間を必要とするかも知れませんが、一度この世界に慣れてしまうと、まるで暖かい水の中で体を丸めているかのような安らぎを覚えることでしょう。(2009/08/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570938

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    フランク:弦楽四重奏曲 ニ長調/ピアノ五重奏曲 ヘ短調(オルティス/ファイン・アーツ四重奏団)

    ただただ何も考えずに音楽だけを聴いていたい。そんな時にオススメしたいのがフランクの室内楽作品です。余計な表題や形式などにとらわれることなく、ひたすらゆったりとした時間に身を任せるという贅沢な気分になれること間違いありません。弦楽四重奏曲は1889年から1890年の間に書かれた作品で、ベートーヴェンやメンデルスゾーンの影響も受けてはいますが、随所に現れる独特な節回しは、少しでもフランクを知る人にとっては極めて懐かしいものとして耳に残ることでしょう。もちろん循環形式を用いて書かれています。1878年から79年にかけて書かれたピアノ五重奏曲はサン=サーンスに献呈されていますが彼は初演時のピアノ・パートを受け持ったものの、終演の際、献呈されたスコアを残したままステージから去ってしまったと言われています。恐らくサン=サーンスには晦渋過ぎたのかもしれませんが、一見冷たそうに見えるこの曲も聴きこめば聴きこむほどに味が増してきます。フォーレの五重奏曲と同じくオルツィスのピアノとファイン・アーツ四重奏団の演奏で。(2010/01/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572009

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    ブルックナー:弦楽五重奏曲 ヘ長調/弦楽四重奏曲 ハ短調(ファイン・アーツ四重奏団)

    ウィーンの著名なヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヘルメスベルガーの提案により書かれた弦楽五重奏曲は、あの第5番と第6番の交響曲と同じ時期に書かれました。編成こそ小さいものの、これは紛れもなく「交響曲」の様相を呈しています。何しろ、第1主題を全部聴くまでもなく、「ああ、これはブルックナーだな」と心から感じる事ができるはずですから。ちなみに第2楽章のスケルツォは、トラック5の間奏曲に置き換えて演奏してもいいのだそうです。もう少し初期に書かれた弦楽四重奏曲はシューベルト風。(2009/02/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570788

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    ベートーヴェン:弦楽五重奏曲集 Op. 29, 104/フーガ Op. 137 (ファイン・アーツ四重奏団/シャロン)

    かなりのベートーヴェン・ファンでもなかなか手を出さないジャンルの一つ、弦楽五重奏曲をお聴きいただきましょう。何しろ、4曲ある弦楽五重奏のうち、1曲はこの盤にも収録されている単一楽章のフーガ Op.137であり、Op.4とされる1曲は、自身の八重奏曲Op.103のベートーヴェン自身による編曲であり、またOp.104は自作のピアノ三重奏曲Op.1-3を誰かが編曲したもの。純然たる弦楽五重奏は1800年~01年に書かれたOp.29の1曲だけというわけです。こんな扱いだけど、決してベートーヴェンが手を抜いたというわけではないという事は、このアルバムを聴いていただければ納得するはずです。弦楽四重奏に、ヴィオラが1本加わるだけでこんなにも幽玄な音色が生まれる事実を再確認。そしてベートーヴェンの精緻な書法に改めて敬服。ファインアーツ弦楽四重奏団とヴィオラのシャロンの織り成す見事な演奏にうっとり。そして、飛ぶように駆け抜けるフーガに耳を奪われる・・・まさに通向けの音楽です。(2010/08/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572221

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    ベートーヴェン:弦楽四重奏のためのフーガと希少作品集(ファイン・アーツ四重奏団)

    (2020/01/31 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574051

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    メンデルスゾーン:弦楽五重奏曲全集(ファイン・アーツ四重奏団)

    早熟の天才、メンデルスゾーン(1809-1847)はわずか17歳で、あの有名な「真夏の夜の夢」の序曲や、この弦楽五重奏の第1番を書き上げました。そしてその19年後(これは彼の死の2年前です)には第2番が作曲されました。どちらの曲も驚くほど豊富なメロディに満ちています。当初1番にはアンダンテがなかったのですが、彼の師であるリーツの死を悼み急遽第2楽章を作曲、本来の第2楽章を第3楽章にずらし、本来の第3楽章メヌエットが削除されました。当盤にはそのメヌエットもしっかり収録されています。(2008/07/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570488

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    モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」、第17番(I. ラハナーによるピアノ、弦楽四重奏とコントラバス編)(ゴールドスタイン/ファイン・アーツ四重奏団/ビッカード)

    演奏旅行に出かけることの多かったモーツァルトは、第11番から第14番までのピアノ協奏曲を、旅先でも演奏しやすくするために「弦楽四重奏による伴奏」に置き換えています。またこの時代は、交響曲や協奏曲などの編成の大きな作品も家庭で演奏できるように、数多くの編曲者が原曲に手を加えています。フンメルによるいくつかの曲の編曲が良く知られていますが、この世界初録音となるラハナーの編曲はピアノ・パートには全く手を加えることなく、伴奏部の弦楽四重奏にコントラバスを加え、豊かな響きが加わるように仕立てられています。今回のアルバムに収録されているのは、人気の高い第9番「ジュノーム」と1784年作曲の第17番。前作と同じく、ゴールドスタインのピアノとファイン・アーツ四重奏団、コントラバスのピッカードによる親密なアンサンブルでお楽しみください。(2021/02/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574164