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ファン・ラート, ラルフ(1978-)

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    ペルト:ラメンターテ/ソナチネ/パルティータ(ファン・ラート/オランダ放送室内フィル/ファレッタ)

    「現代人の心の癒し」として、その作品が幅広い人気を得ている現代作曲家アルヴォ・ペルト。しかし、このアルバムから最初に聴こえてくるのは、メカニカルで他動的な音楽です。そんな「ソナチネ」は1950年代の終わり、彼が20代の頃の作品でした。しかしその作風はソヴィエト政府の怒りを買う事になり、模索を重ねた結果、彼は「西洋音楽の根底」へ回帰することとなります。使われる音符は少なくなり、リズムは単純になっていきます。そして「アリーナのために」では無調も捨て去り、2006年の「アンナ・マリアのために」ではまるでモーツァルトか、リチャード・クレイダーマンのピアノ曲のような明快さを得ています。2002年に書かれた「ラメンターテ」はインドのアーティスト、A.カプーアの彫刻「Marsyas」にインスパイアされた作品で、ここでは、いつもの静謐なペルトだけではなく、激しい音の応酬も聞こえてくる音による記念碑です。(2011/11/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572525

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    メシアン:アーメンの幻影/ドビュッシー:白と黒で(ファン・ラート/アウストボ)

    ともに戦時中に書かれた2つの「2台のピアノのための音楽」です。第一次世界大戦中に書かれたドビュッシーの「白と黒で」は、その第2曲目に戦争の影響がはっきり表れています。タイトルについては、鍵盤の白と黒、そしてそれを混ぜ合わせた灰色がイメージされているといい、そちらもなかなか意味深です。活動的な第1曲、フランソワ・ヴィヨンの詩による第2曲、ドルレアンの詩による第3曲から出来ています。メシアンの作品は、深淵なる宗教的な瞑想の曲で、2台のピアノの役割が明確に分かれています。リズミックで華やかさを表現する第1ピアノはイヴォンヌ・ロリオが演奏し、メシアンは第2ピアノでメロディと表現を担当するというものでした。この演奏では、2人の「現代音楽ピアニスト」が素晴らしい解釈を聞かせています。(2012/05/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572472

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    M. リンドベルイ:ピアノ作品全集 - ピアノ小品/プレイ I /ジュビリー/トゥワイン/練習曲集(ファン・ラート)

    フィンランドの現代作曲家の1人、リンドベルイ(1958-)のピアノ作品集です。1970年代、および80年代の初めに書かれた曲と、21世紀になってから書かれた作品を収録。とりわけ1988年の「ひも」と2000年の「ジュビリー」の間に横たわる12年の年月は、彼の作曲語法を変化させるのに充分な熟成期間だったといえるでしょう。美しく妖しく煌く音色は、まるでメシアンの作品のような肌触りを感じさせます。(2008/11/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570542