ソコライ, バラーシュ(1961-)
Search results:40 件 見つかりました。
シューマンで最も人口に膾炙している曲を挙げるならロマンチックな「トロイメライ」でしょうか。「ピアノ協奏曲」が人気テレビ番組「ウルトラセブン」の最終回で大活躍したこともありましたが、作曲家の知名度の割には曲に大衆性が不足。でも例えば「予言の鳥」を聞いてみましょう。この謎めいた小品は音楽の深淵を垣間見させてくれて、こんなところにシューマンの本質が表れているのかもしれません。一筋縄では行かない曲たちを、作曲家の心の動きを探りながら聞く、BGM的に聞き流すのではなくじっくりシューマンを味わってみませんか。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.556662 |
「20世紀を代表する作曲家は?」というアンケートをすれば、間違いなく最上位の一角に食い込むのがバルトークです。ハンガリーの民族的音楽要素を大いに取り入れつつも、媚びるような異国趣味としてではなく、それを誇り高く最高度に洗練された所謂西欧クラシック音楽の技法と融合させたところに、バルトークの真骨頂があります。どの曲でも耳にすればすぐに感得できることですが、全般に楽器用法が絶妙で演奏効果が高いのが、彼の作品が演奏者からも聴衆からも歓迎される理由と言えましょう。また玄人の演奏会用のプログラムとしても立派に通用する啓蒙的・教育的な要素が強い作品(1、11など)を書き上げたのも、彼の優れた業績の一つでしょう。(2001/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.556693 |
教育にも熱心だったバルトークですが、その方面での最重要作が「ミクロコスモス」全6巻です。ピアノの全くの初心者レヴェルから、中級レヴェルまでを曲順を追ってカヴァーしたものですが、その音楽語法が基本的に、ハンガリー音楽をルーツの一つとした、バルトークの演奏会用作品と同じものとなっているのが特徴です。そのため演奏効果も高い後半の楽曲はもちろん、音の少ない前半の楽曲でも、「バルトークらしさ」が随所に滲み出ており、文字通りバルトーク音楽のミクロコスモス=小宇宙となっているのです。教材として実際に用いられる機会も少なくないこの曲集を、ハンガリー出身の名手ヤンドーの模範的演奏でお届けします。(2006/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.557821-22 |