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グロット, ウーヴェ

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    モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」、第36番「リンツ」、第41番「ジュピター」(J.N. フンメルによるフルート、ヴァイオリン、チェロとピアノ編)(グロット/アイヒホルン/ルンメル/クリューガー)

    おなじみ、フンメル(1778-1837)の室内楽版編曲によるモーツァルト(1756-1791)の交響曲です。第1集(第38番-第40番…8.572841)でもその機動力の高さと緊密なアンサンブルが好評であった4人の名手たちですが、今作では一層充実した音楽を聴くことができます。一度味わうと病みつきになってしまうのがこのシリーズで、編成を小さくすることでとにかく曲の構造や、モーツァルトの信念のようなものがくっきりとわかるのが楽しいのです。これらの編曲はフンメルがヴァイマールの宮廷楽長として働いていた1823年から1824年頃に作られたもので、彼が幼い頃に師事していたモーツァルトに対する深い賛辞でもあるのです。フンメルはピアノ、フルート、ヴァイオリンとチェロのための作品を50曲以上残しましたが、モーツァルトの交響曲編曲は、全部で6曲のみなのが残念なところです。彼は時代の変遷も考慮し、モーツァルトのスコアにないクレシェンドやピアニシモを付け加え、また装飾なども変更しています。交響曲第40番における小節の追加など、現在の楽譜とは異なる箇所もあり、混乱を招くかもしれませんが、このあたりは研究家たちによっていずれは精査されることでしょう。(2015/11/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572842

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    モーツァルト:交響曲第38番 - 第40番(J.N. フンメルによるフルート、ヴァイオリン、チェロとピアノ編)(グロット/アイヒホルン/ルンメル/クリューガー)

    「モーツァルトの交響曲だったら、モダン楽器もピリオド楽器も含めて数えきれないほど聴いてきた!」そんな愛好家の方でも、このフンメル編曲の室内楽ヴァージョンをご存知の人は少ないのでは。チェコで生まれたフンメル(1778-1837)は、8歳の時に指揮者であった父に連れられ、モーツァルトを訪れます。そして彼はモーツァルトの家に住み込み、ピアノの教えを受けるという素晴らしい経験をするのです。そんなフンメルは作曲家として多数の作品を残しましたが、その中には友人であったベートーヴェンやモーツァルトの交響曲、協奏曲の編曲がいくつか含まれています。7曲あるモーツァルトのピアノ協奏曲=室内楽版は最近になって録音が増えてきましたが、ベートーヴェンの交響曲の室内楽版(7番まである)や、今回のようなモーツァルトの交響曲の室内楽版(全部で6曲ある)は、まだまだ開拓の余地ありの分野です。このような小編成への編曲は、曲の構成が良くわかることと、少人数でも演奏できることなど、利点も多く、もちろん作曲家が技法を学ぶためにも良い練習となったことでしょう。(2014/03/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572841

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    リース:ピアノ協奏曲集 5 - 第2番、第9番/華麗なロンド(ヒンターフーバー/グロット)

    大好評、リース(1784-1838)のピアノと管弦楽のための作品集もこの第5集で完結となります。様々な形態で書かれた14作品は、フンメルと並ぶ、19世紀初頭のピアノ音楽における「究極の形」の一つとして燦然と輝くことは間違いありません。耳の故障のため、比較的早い時期から舞台に立つことをやめたベートーヴェンっとは異なり、リースは晩年まで有名な巨匠であり、常に新しい音楽の流行を探っていました。ここに収録されている3曲のピアノ協奏曲のうち、1806年に書かれた第2番は9歳のフランツ・リストが公開演奏会で弾いたという記録もある作品。曲調こそベートーヴェンの第3協奏曲に似ていますが、至るところで独自性が光る初期の作品です。また「ロンド」はロンドンから戻った後の1825年の作品であり、1832年に書かれた第9番の協奏曲は、充実したオーケストラパートを持つ充実した作品です。(2012/12/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572742

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    リース:ピアノ協奏曲集 3 (ヒンターフーバー/ロイヤル・リヴァプール・フィル/グロット)

    現在ではすっかり忘れ去られてしまった感のあるリースの作品ですが、彼が存命だった時代では「作曲家&ピアニスト」として驚くほどの人気があったのです。彼の師であったベートーヴェンとは違い、リースはその生涯の終り近くまでヨーロッパ全土で名手としての知名度を欲しいままにしていました。このアルバムに収録された「ピアノ協奏曲」は1823年に作曲された彼の第7番目の協奏曲です。1813年からロンドンに住んでいた彼が故郷へ帰るにあたってのステージからの引退表明であり、その前に書かれた「ルール・ブリタニアによる変奏曲」と、Op.170の変奏曲もイングランドへのオマージュとなっています。ヒンターフーバーの輝くような美音にも注目してください。(2009/05/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570440

  • リース:ピアノ協奏曲集 4 - 第4番、第5番「田園風」/序奏と華麗なロンド(ヒンターフーバー/グロット)

    NAXOSのリースのピアノ協奏曲もこれで第4集目となります。 ( 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572088

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    1 ( 発売)

    レーベル名:第5番のタイトル「田園風」は、彼自身が名付けたもので、彼の3曲あるタイトル付きの協奏曲の中の1曲ですが、他の2曲とは違い、最初に出版されたスコアに付されていたものです。このタイトルを聴いて誰もが思い出すのは、ベートーヴェンの「田園交響曲」でしょう。もちろんリースもこの曲を良く知ってはいましたが、別に影響されたわけではないようで、当時のボヘミアとオーストリアには、「牧歌的」なイディオムがそこら中にあったと考える方が正しいようです。タイトル通り、平和で美しい音楽です。もちろん、時として爆発する瞬間もありますが。それに比べ、ハ短調の協奏曲は調性の特性もあってか、かなり劇的に始まりますが、終楽章が予想外にのどかなのも面白いところです。1835年に書かれたロンドは、当時流行の「自らの技巧を誇示するために最適」な作品。こんな良いものが出版されなかったのが不思議です。
    カタログ番号:2010.12.15

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    リース:ピアノ協奏曲集 1 (ヒンターフーバー/グロット)

    リースの名は弟子の一人として、ベートーヴェンの伝記の中によく登場しますが、彼自身の作品については長らく無視され続けてきました。しかしその価値は見直される機運にあり、NAXOSでもピアノ協奏曲全集をスタートすることになりました。作風は期待通り、まさにベートーヴェンと前期ロマン派を繋ぐものとなっています。オーケストラの全奏や、独奏ピアノのパッセージの端々に「おや、これはベートーヴェン!?」と髣髴させるものもある一方、フンメルやモシュレスを思わせるような、(ショパン、リスト以前の)ヴィルトゥオーゾ風パッセージが盛りだくさんという、大変楽しくカッコいい、ロマン派ピアノ・マニア垂涎の作品たちといえましょう。(2006/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557638

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    リース:ピアノ協奏曲集 2 (ヒンターフーバー/グロット)

    19世紀前半の最も偉大なピアニストと言えば、誰もがフンメルとリースの名前を挙げることでしょう。特にこのリースはべート―ヴェンの弟子で、師の回想録を出版したことでも知られています。ここに収録された3つの作品はどれもベートーヴェン風の力強さと抒情詩的な美しさが見事に調和していて聴きごたえたっぷり。時にはまるでショパンを思わせるロマンティックな部分も備えていて、鮮烈な印象を残します。(2007/12/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557844

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    リース:フルートとピアノのための作品集(グロット/ナポリ)

    ベートーヴェンの弟子であり、また古典派とロマン派を繋ぐ作曲家として人気の高いリース。彼は交響曲作家、あるいはピアノ曲の作曲家として良く知られていますが、室内楽もなかなか素晴らしいものを残しています。その中で、フルートの小品は、主に教養あるアマチュア演奏家のために書かれたもので、魅惑的なメロディと煌めくようなピアノ伴奏が魅力です。これらの4つの作品は彼がイギリスへ旅行した頃(1813-1823年)の作品とされ、極めて充実した内容を持っています。当時はこのような作品が数多く書かれたのでしょうが、やはりベートーヴェンの弟子たるプライドもあったのでしょうか。単なる技巧的な作品だけでは終わらないところがさすがです。(2010/10/13 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572038