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ミュラー=ブリュール, ヘルムート(1939-2012)

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    ハイドン:ヴァイオリン協奏曲集 Hob. VIIa: 1-4 (ケルン室内管/ミュラー=ブリュール)

    ハイドンの作品の中でも、トランペットやピアノ、チェロに比べてあまり人気のないのがこのヴァイオリン協奏曲でしょう。エステルハージ宮廷楽団の奏者トマジーニのために書かれた作品で、なかなか凝った節回しがあちらこちらにあり、爽快さと心地良さが駆け巡る楽しい曲ばかりです。この演奏は、重鎮ミュラー=ブリュールと1984年生まれの若手ヴァイオリニスト、ハーデリッヒの競演で弾むヴァイオリンをしっかり包み込む管弦楽の響きは極上です。(2008/07/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570483

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    ハイドン:交響曲集 16 - 第74番、第75番、第76番(ケルン室内管/ミュラー=ブリュール)

    ハイドンの交響曲第75番は、当時大変な人気作品でした。ただ、その美しすぎる第2楽章に関して不気味な話が伝えられています。イギリスでの演奏の際に、このアンダンテ楽章は死の予告であるという夢を見た某牧師が、実際に演奏を耳にしてからしばらくして本当に死んでしまったのです。ハイドンの音楽がいかにインパクトのある存在だったかを示す好例とされていますが、不思議な話しです。第76番は、幻に終わった1782年のハイドン・ロンドン招聘計画用に作られ、ハイドン自身が「美しく、優雅」と自賛した作品です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554109

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    ハイドン:交響曲集 17 - 第54番、第56番、第57番(ケルン室内管/ミュラー=ブリュール)

    交響曲第54番の注目点は、ハイドンのそれまでの交響曲の中でも最長の緩徐楽章です。ただ長いというのではなく、美しさと深さも合わせ持った「成熟した聴衆のための」音楽なのです。また、第57番の終楽章は弦楽パートの難曲として知られています。一連の交響曲は、ハイドンがエステルハージ家に仕えていた1774年に書かれており、この時期のハイドンの楽団と聴衆のレベルの高さを物語るものとなっています。また、第56番も傑作として名高く、ティンパニ連打の空前の使用法など内容的にも斬新な作品です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554108

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    ハイドン:交響曲集 18 - 第80番、第81番、第99番(ケルン室内管/ミュラー=ブリュール)

    結構ずっしりとした第1主題で始まるニ短調の第80番は、お気楽な第2主題との冗談のような対比を見せながら進んで行きます。さらに、CDの編集ミスと間違えそうな急な終止と新展開を繰り返し、聴く者の意表を見事に突いて来ます。それからすれば第81番はおとなしいもので、出だしに多少驚く程度の優雅な佳品です。第99番はハイドン最後の交響曲群の中では知名度は低いものの、内容的な高さは屈指の存在と言われています。特に第2楽章の美しさは、ハイドンの全緩徐楽章の中でもトップクラスと評されています。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554110

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    ハイドン:交響曲集 19 - 第32番、第33番、第34番(ケルン室内管/ミュラー=ブリュール)

    全曲シリーズ、ここではハイドンがエステルハージ家に仕え出す前後の作品をお届けします。第32、33番は管楽器とティンパニを豊かに用いた、華やかな響きが特徴的です。特に第32番の第1楽章などは祝祭的なムードに溢れた楽しいものです。一方、第33番の第2楽章のように弦を中心とした、憂愁の漂う音楽も聴くこともできます。バロック色を感じさせる第34番は、最も最初期に書かれたハイドンの短調交響曲です。短調交響曲というとロマンティックな表出性が期待されがちですが、むしろサッパリとした味わいが新鮮さを感じさせてくれます。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554154

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    ハイドン:交響曲集 22 - 第13番、第36番/協奏交響曲(ケルン室内管/ミュラー=ブリュール)

    緩徐楽章でのチェロ独奏(第13番)、同じくヴァイオリンとチェロ独奏(第36番)という(二重)協奏曲的要素をも盛り込んだ当盤収録の2曲の交響曲は、ニックネームなし、初期作品というハンデのためなかなか演奏の機会に恵まれませんが、なかなかに特徴的なユニークな作品といえましょう。第13番のフィナーレではモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」と同じ主題を用い、かつ同じように対位法的展開を見せている点などは大変に注目されます。そしてこちらも多重協奏曲、ヴァイオリン、チェロ、オーボエ、ファゴットを調和よく、また縦横無尽に活躍させた協奏交響曲も、名職人ハイドンの面目躍如たる嬉遊感に溢れた傑作です。(2000/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554762

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    ハイドン:交響曲集 24 - 第43番、第46番、第47番(ケルン室内管/ミュラー=ブリュール)

    残念ながら「マーキュリー」のニックネームは、音楽の内容とは聴いてそれとわかるような関連性がないので、当盤は実質上ニックネームなしの曲ばかりという、レコード会社泣かせの構成となっていますが、さりげなく内容の充実した一枚です。中でも注目すべきは第46番ロ長調、ハイドンが管弦楽向きとはいい難い面もある、この調性で作曲した唯一の交響曲ですが、全曲を通じて随所に出現するロ短調の部分との交錯が、緊張感の高い響きを生み出しています(特に第1楽章の展開部や、第3楽章のトリオ等)。あるいは活気に溢れて疾走する第47番ト長調の終楽章(ちょっとモーツァルト風?)のなかなかカッコいい展開などにも、唸らされるものがあります。(2001/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554767

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    ハイドン:交響曲集 26 - 第41番、第58番、第59番(ケルン室内管/ミュラー=ブリュール)

    まずはハ長調という輝かしい調性による第41番、トランペットやティンパニが導入されると同時に、あらゆるパートでトレモロを多用されるなど、大変にドラマティックな演出が志向されています。次の第58番も明るく快活な楽曲ですが、嘆き悲しむかのようなメヌエットのトリオ部分や、終楽章での不可思議な転調のように、短調の楽想が随所に挿入されているのが独特の効果をあげています。そして第59番「火事」は、(本当に残念ながら!)直接的に火事を描写する音楽ではないといわれていますが、やはり突然のダイナミクスの変化や、短調の積極的導入が行われ、決して名前負けしない、演奏効果の高い作品となっています。(2003/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557092

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    ハイドン:交響曲集 28 - 第37番 - 第40番(ケルン室内管/ミュラー=ブリュール)

    第37、38番は、しばし祝祭的な雰囲気を表現されるために使用されるハ長調によります。第37番には異稿も存在しますが、ここではティンパニとトランペットを使用する稿を使用しているので、その雰囲気はより強調されたものとなっています。第39番は典型的な疾風怒濤様式で、モーツァルトの2交響曲をどうしても連想してしまうト短調ですが、その期待は裏切られない、情熱的な曲想を持ちます。特に第1楽章の和声進行やパウゼは、大変に強い印象を残します。第40番は、わざわざ銘打って終楽章にフーガを配置していることが注目されます。かなり自由な形式のものですが、旋律の重なり合いが力強く全曲の終結を導きます。(2004/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557093

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    ハイドン:チェロ協奏曲第1番、第2番、第4番(クリーゲル/ケルン室内管/ミュラー=ブリュール)

    古今の名作の中でも「ザ・チェロ・コンチェルト」の位置を不動のものとするハイドンの「ニ長調」(1~3)が登場、しかも独奏はナクソスが誇る実力派女性チェリスト、クリーゲルです。聴き馴れた名曲ですが、朗々たる美音で歌いあげるその演奏は、新たな感動をもたらしてくれます。楽譜紛失と思われていた「ハ長調」は20世紀も後半、61年に発掘されました。現在ではチェロのレパートリーの中核として愛好されています。もう一つの「ニ長調」(4~6)は、存在すら余り知られておらず、録音も僅少。しかし聴き応えの方は十分。ハイドンのファンなら必携の一枚と言えるでしょう。(2001/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555041