ヴァルター, アルフレート(1929-2005)
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オペレッタ、舞踊曲の作曲家で忘れてはならぬ人がここにいます。その名はツィーラー。軍楽隊で指揮の経験を重ね、ついには自ら楽団を組織し、オーストリア、ドイツを演奏旅行。1907年にはウィーンの宮廷舞踏会の指揮者にまで登りつめます。彼は生涯に23曲のオペレッタを始め、600曲ものマーチ、舞曲を書き、人々を陶酔の極致に誘いました。このCDに収録されたのはほんの一部の曲ですが、どれも「良き時代」の空気を気持ち良く伝えてくれるものです。各々の曲はどれも一ひねりが加えられており、ちょっと嬉しくなってしまうことでしょう。(2010/11/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556848 |
ヨハン・シュトラウス1世の二番目の息子であるヨーゼフは、多彩な才能の持ち主で、最初は工業技術者の道を歩んでいたが、兄ヨハンの代役として作曲家としてデビューしたのを機にこの道を歩むことになりました。兄ヨハンは、「兄弟の中で最も才能があるのはヨーゼフだ」と語ったそうで、結局43年の生涯で200曲を越える作品を残したのです。彼の作品は上品で美しく、特にメロディが印象的なせいもあり、R.シュトラウスが「ばらの騎士」で借用したり、映画にも使われたりと、今でもじんわりとした人気を誇っているのです。(2010/11/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556846 |
ベリオのヴァイオリン協奏曲は、豊かな旋律美と感傷趣味、そして名人芸に支えられた典型的19世紀ヴィルトゥオーゾ型であったがゆえに、20世紀になって忘却されてしまいましたが、その価値が見直されてしかるべき存在です。オペラティックな歌心で満たされ、その点においてもパガニーニの後継者ともいえるでしょう。打楽器炸裂でやたら威勢のいい、ユニークなオーケストラ導入部を持つ「軍隊」は、スタッカートの多用や左手のピチカートの導入など、技巧面でもパガニーニの影響が顕著で、若きベリオの野心を感じさせます。またイ短調の第9番は期待通り感傷味たっぷりで、こちらもロマン派好きを泣かせてくれます。*8.220440の再発売品(2003/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555104 |
ドメニコ・バルバイヤ(1777-1841)はナポリを拠点とし30年間に渡ってヨーロッパ歌劇場を支配した伝説の興行主でした。彼は当時ナポリで瀕死状態にあった、サン・カルロ歌劇場の復興を足掛かりとし、すぐさま活躍の幅を広げ、ロッシーニやウェーバーなど多くの作曲家や歌手たちと契約を結び、「新しい歌劇を聴衆に届ける」というビジネスプランを構築したのです今も昔もオペラの上演には膨大な資金が必要ですが、当時のイタリアは、この敏腕興行主バルバイヤがいたおかげで、数多くの名作が生まれたと言っても過言ではありません。。彼は「どんな作品が受けるか」ということを本能的に感じ取っていたようで、それは1815年に契約したロッシーニの活躍ぶりをみてもおわかりでしょう。しかしロッシーニは大胆にも、バルバイヤの愛人コルブランと愛の逃避行を試み、起こったバルバイヤがすぐさまドニゼッティを契約を交わしたというエピソードも知られています。そんなバルバイヤの尽力(?)で生まれた数々の作品からチョイスした名アリア集をご堪能ください。(2013/05/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.578237 |