モスクワ交響楽団
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スタイナーと言えば「風と共に去りぬ」や「キングコング」などを作曲、ハリウッド映画音楽史上に残る売れっ子として、正に寝る時間も惜しんで作曲の筆をとった人物。第二次世界大戦中の映画「マーク・トゥエインの冒険」に付けた彼の音楽は、映画の内容を全く知らない人でも、一度聴いただけで存分に楽しめる、華麗なだけでなく、郷愁に満ちたものになっています。誰もが知る旋律をたっぷり引用。イギリス音楽の象徴、「ルール・ブリタニア」まで登場します。貴方は幾つ、見つけることができるでしょうか。コントラファゴットのためのミニ協奏曲とも言える「蛙」も全曲のハイライトの一つです。(2004/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557470 |
スイス在住のアメリカの作曲家ストロングは、その名の通り?ストロング系ファイトによるヨーロッパ正統的(かつ誇大妄想的)な音楽を志向しています。フーケの同名作に霊感を受けて作曲された交響曲第2番は、巨大管弦楽による大河ドラマをこれでもかと1時間も繰り広げ、聴くものを圧倒します。そして弦楽合奏による「ハスラーの主題によるコラール」の渋い哀愁美ときたら! 低弦のピチカート上に展開される、中・低音域のみによる葬送行進曲風の楽想は「静かに死地へ赴く老兵の後ろ姿」とでもいいたくなるような物悲しさ、最後の最後でようやくソロ・ヴァイオリンにより導入される高音が、いやが上にも感動を高めます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559018 |
ストロングは、アメリカの作曲家といっても作風は全くドイツ・ロマン派で、その作品からは、リストやワーグナー、ラフ、メンデルスゾーンやシューマンといった先達の木霊が響いてきます。「オンディーヌ」は、人間となって、人間の王子と結ばれたいと思うもかなわぬ、水の精の悲劇を描きますが、ドラマチックな展開とオーケストレーションの練達ぶりには魅せられます。組曲にも面白いナンバーがいくつもありますが、荘重な「パルテノンへの入場」などは、最も見事な例でしょう。オスティナート的な低弦の付点音符のリズムと、お約束的にクサさを持った主旋律の組み合わせが、なかなかオツな味わいです。(2002/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559078 |
壮大なシンフォニック・ワールドの世界にようこそ! 作曲者ストロングが、なるほどリヒャルト・シュトラウスの讃美者であったんだな、ということが強く感得できる大交響詩2曲をお届けします。収録2曲のうち特に凄まじいのは、演奏時間も40分以上にわたる規模も大きな「アーサー王」で、まさに波乱万丈の大河ドラマ、大管弦楽の中で動機が複雑に絡み合いながら、とてつもなくドラマティックな音劇が展開されており、圧倒的の一言です。一方の「夜」も、いささか小粒とはいえ壮大な構想はそのままで、各楽章に付けられたサブタイトルにふさわしい楽想が、十全なオーケストラ書法を持って展開されていき、聴き応えは抜群です。(2001/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559048 |
19世紀後半、アメリカの捕鯨船団は世界の海で盛んに鯨を捕らえていました。そんな時代、捕鯨船ピークォド号に乗り込むことになった船乗りイシュメイルは、ピークォド号の船長であるエイハブと出会い、少しずつ彼の狂気に巻き込まれていくことになります。1851年に発表されたハーマン・メルヴィルの長編小説「白鯨」は、その壮大な物語性と、鯨に関する科学的な記述(作者は実際に捕鯨船に乗船し、技術を得ていた)が人気を呼び、たびたび映画化されています。3回目の映画となったのが、この1956年のジョン・ヒューストン監督によるものでした。主演のグレゴリー・ペックの渋い演技は高く評価されましたが、あまりにも原作に忠実だったため、雰囲気が暗く難解になってしまったため、興行的には失敗作の烙印を押されてしまったというから驚きです。このセイントン(1891-1967)によるサウンド・トラックは、海の多彩な表情を鋭く捉えながら、展開する人間ドラマを丁寧に描き出しています。フィンジやハウエルズなどの近代イギリス音楽を愛する人にも満足していただける素晴らしい音楽と言えるでしょう。(2015/08/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573367 |
(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Marco Polo |
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カタログ番号 | :8.223747 |