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ヴィルヘルミ, アウグスト(1845-1908)

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    ヴァイオリン・アルバム~しづ心なく花の散るらむ~(長谷川智恵)

    著名アーティストとの共演、舞台での演奏・音楽制作、教授活動など、多方面で活躍めざましい長谷川智恵によるヴァイオリン・アルバム。 クライスラーをはじめとする有名なヴァイオリン・ソロ曲に、独自編曲によって姿を変えたドヴォルザーク『ロマンス』・フィビヒ『ポエム』・ワーグナー『アルバムブラット』(原曲:ピアノ伴奏・オーケストラ伴奏)の弦楽四重奏伴奏版(ヴァイオリン+弦楽四重奏)が所を得て差し挟まれ、昏暁を見るようなあわいの色彩を響かせる。チャイコフスキー『アンダンテ・カンタービレ』(交響曲第五番第2楽章)も全くの独自編曲で、チャイコフスキー版”運命交響曲”ともいえる原曲の、”運命”の主題が連なる中間部は思い切りよくカットされ、甘美な”ラブソング”としてピアノとヴァイオリンのみで奏でられている、エルガーやクライスラーの愛に応えた形と思しい。ソロと弦楽四重奏伴奏を積み重ねる構成から、最後はオリジナル曲『しづ心なく花の散るらむ』にて、どこか現代の風も吹く日本の旋律の粋をもって締め括られる。 演奏家にとどまらない構成家によるアルバムで、確かなヴァイオリニストでありつつも西洋クラシックの変容あらわで、今後のクラシック音楽界が楽しみになってしまう。長谷川智恵(ヴァイオリン、作曲・編曲)東京音楽大学器楽専攻音楽学部音楽学科ヴァイオリン科卒業。 2012年、Disney on Classic全国ツアーに参加。2017年第11回セシリア国際音楽コンクール室内楽部門入賞。第18回大阪国際音楽コンクール室内楽部門ファイナリスト。2019年より織田哲郎『幻奏夜』シリーズツアーに参加。2021年、AIRDOボーディングミュージックのアレンジ及び演奏を担当するなど、首都圏を中心に幅広く演奏活動を展開。(2023/04/07 発売)

    レーベル名:le petite disque
    カタログ番号:LPDCD022

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    ヴェルディ/チャイコフスキー/ハーゲン/サラサーテ/グルック:ヴァイオリンによるオペラ幻想曲集 2 (ソーン/ロブ)

    12歳でユーディ・メニューイン国際ヴァイオリン・コンクールの最優秀賞を受賞した才能あふれるヴァイオリニスト、リディア・ソーンによるオペラ幻想曲集の第2集となります。第1集(8.570202)でもパガニーニからゴリホフまで幅広い時代の作品を聴かせたてくれ彼女、今作でもなかなか珍しい作品をヴァラエティ豊かに演奏しています。ヘンデルやグルックなどのお馴染みの曲はもちろんのこと、サラサーテの技巧的な作品やフバイ、マルティヌーなどの珍しい作品、そして現代風の曲など(トラック3のハーゲンの曲には一瞬聞きなれたメロディも出現!)、まさに目も眩むような曲が次々と溢れ出してくる楽しい1枚です。録音技術のなかった19世紀の時代だからこそ行われていた、劇場に行かずともオペラを楽しむための「アリアを器楽曲へ編曲すること」、それが、ここまで進化するとは当時の人も想像していなかったのではないでしょうか。(2016/02/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573403

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    パブロ・カザルス:アンコールと編曲 1 (1925 - 1928)

    カザルスが音楽の解釈に秀でていたことは言うまでもありませんが、同時に楽器としてのチェロを知り尽くし、その可能性を拡大したという功績も見落とせません。彼の手による編曲は、原曲のメロディーラインをただチェロの音域に移し替えただけではなく、中低音域で唄うことの出来るチェロの特質を存分に生かしたものです。このCDにはそのほか有名な「コル・ニドライ」などのオリジナルの小品も共に収録されていますが、こちらもチェロを念頭に書かれた作品で、いずれもカザルスの楽器奏者としての優れたセンスを見い出すことが出来ます。(2003/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110972

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    フリッツ・クライスラー - 録音全集 7 (1921-1925)

    第一次世界大戦では陸軍中尉として戦争に参加、しかし重傷を負い除隊となったクライスラー。その後はニューヨークに戻り演奏活動を再開したものの、様々な事情で活動は軌道に乗らず、結局はヨーロッパに戻ることとなり、1923年には日本を含む極東ツアーを行い、1924年から1934年まではベルリンに拠点を置くこととなります。この第7集はそんな波乱万丈の時代の録音集。特に重要なのはHMV録音で聴ける、クライスラーの9歳離れた弟で才能あるチェリスト、フーゴとのアンサンブルです。フリッツの影響を受けたと思われる豊かなカンタービレに満ちた音は、まさに典型的なウィーン風。素晴らしく息のあった演奏です。ピアニスト、ラムソンと行ったビクター・トーキング・マシーンへの録音は、初のエレクトリカル・レコーディングであり、いくつかのテイクを失敗するなど、新しいシステムでの試行錯誤がうかがわれるものの、1733年製のストラディヴァリの豊かな響きが余すことなく記録されました。         (2017/07/28 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111406

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    ウィリアム・プリムローズ - リサイタル 1 (1939-1947)

    スコットランド生まれの偉大なるヴィオラ奏者プリムローズ。控え目な存在であったヴィオラの存在価値を飛躍的に高めた功績で知られます。彼がいなければ、ヴィオラが深い音色と多彩な表現力を秘めた楽器であることを多くの人々は知ることができなかったかもしれません。このアルバムでは、そんな彼の妙技をとことん味わうことができるでしょう。偉大なるアルト歌手、マリアン・アンダーソンとのアンサンブルも絶品です。そして注目すべきはトラック10と15で、こちらは、彼が経歴の初めに演奏していたヴァイオリンの音が収録されています。この滴るようなカンタービレは、やはりヴィオラの落ち着いた音色がふさわしいのかもしれません。(2012/01/18 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111382