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グレアム, ロジャー

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    コールマン・ホーキンス「ボディ・アンド・ソウル」(1933-1949)

    ジャズの代表的な楽器といえば、「魅惑のテナー」(アルトサックスは「哀愁のアルト」なんですねえ)。しかし、この楽器、ジャズ創世記には姿を見せていない。この楽器のステイタスを作ったのはホーキンスおやじなのだ。これまで何となく荒っぽいフレージングと思って(特にベン・ウェブスターと比べて)いたが、こうやって聴くと、相当にモダン。半音代理進行的なフレーズも随所に出てくる。ワーデル・グレイが出て来なきゃビバップ・テナーも誕生しなかったろうが、Body And Soul, Honeysuckle Rose, How Deep Is The Ocean,There’s A Small Hotel 等はテナーのお手本ですなあ。でもテディ・ウィルソンやエリス・ラーキンスのピアノもさりげなくてイイです。(2001/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120532

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    アール・ハインズ「ジ・アール」オリジナル・レコーディングス 1928-1941 フィーチャリング ルイ・アームストロング&シドニー・ベシェ

    アール・ハインズって、テディ・ウィルソンほどのバランス感覚は無いけど、ピアノという、ことジャズにおいてはダイナミック・レンジの狭くなりがちな楽器をダイナミックに鳴らすということにかけては第一人者ですな。テディ・ウィルソンの美学がハンク・ジョーンズに引き継がれたとすれば、アール・ハインズの美学はエロール・ガーナーに受け継がれたと言ってもいいな。ここでの聴き物は、ピアノ・ソロで彼の美学がフルに味わえる(3)(4)(7)(10)(12)(16) といったところでしょうな。調律のあまり良くないピアノで弾いたのが気の毒だが、結構ハマりそう!(2002/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120581

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    ベッシー・スミス 第3集「プリーチン・ザ・ブルース」オリジナル・レコーディングス 1925-1927 <Naxos BLUES Legends>

    いやあ、前も書いたが、私、歌モノは日頃カーメン・マクレエやメレディス・アンブロッジオなんぞを愛聴してるもので、このベッシー・スミスとか、ダイナ・ワシントンとかは苦手なのですねえ。とは言え、日本版「ブルースの女王」淡谷のり子よりは100倍はアーシーで(でもファンキーではない、あまりにストレートだからかな)「浸透力」は高いです。ここではピアノだけの伴奏も多く、ナマのベッシー・スミスが堪能できます。フレッチャー・ヘンダーソンのピアノは丁寧で小味。この時代のブルースって、意外といわゆる12小節ブルースの典型的コード進行からはずれているのが多いのが私には収穫でした。(2004/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120702