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ジェイコブ, ゴードン(1895-1984)

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    ヴォーン・ウィリアムズ:ピアノ協奏曲/劇音楽「すずめばち」/イギリス民謡組曲/ランニング・セット(ウォス/ロイヤル・リヴァプール・フィル/ジャッド)

    「すずめばち」は古代ギリシアを代表する喜劇作家、アリストファネスの劇をギリシア語で上演することとなったケンブリッジ大学の演劇部が、ヴォーン・ウィリアムスに付随音楽の作曲を依頼し生まれたものです。機知にとんだ音楽とイギリス民謡の見事な融合は彼にしか書き得ないもので、中でも「行進曲」でのユーモラスな曲想には思わず口元が緩むことでしょう。ピアノ協奏曲は、あのバックスの恋人であったピアニスト、ハリエット・コーエンの演奏を想定して書かれたもので、かなり先進的に書かれていますが、当時の聴衆や批評家からは高く評価されることがなく、その後の1946年に「2台ピアノのための協奏曲」として改変を図り、その際、そっと忍びこませていた友人バックスの交響曲の引用も「彼に気が付いてもらえなかった」という理由でその部分は取り除いてしまいました。そんな紆余曲折を経た作品ではありますが、その重厚な仕上がりの中には、時折バッハやブゾーニの影響を感じられたりと、イギリス音楽好きにはたまらない音楽となっています。(2010/01/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572304

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    グランサム/ジェイコブ/ブライアント:吹奏楽作品集(ヤングスタウン州立大学シンフォニック・ウィンド・アンサンブル/ゲイジ)

    管楽アンサンブルのレパートリーには、まさに「新しい瓶に古いワイン」のタイトル通りに、豊かな歴史と活気に満ちた現代がうまく調和しています。このアルバムには4人の作曲家の興味深い作品が収録されていて、ファンならずとも聴いてみたいと思わせるものが並んでいます。グランザムの「星明りの王冠」は1920年代と30年代のゴスペル音楽が元になっています。ジェイコブの2つの曲集は、どちらもよく知られたイギリス民謡を編曲したもので、まさに言葉通りの世界が広がります。矛盾した音楽を「弁証法…事物の変化や発展の過程を本質的に理解するための方法」で表す事を試みたというブライアントの曲、柔らかく落ち着いた音色を追求したパンの曲も聴きものです。

    録音 2009年1月30日 ヤングスタウン スタンボー・オーディトリウム…1
    2010年2月28日 ヤングスタウン スタンボー・オーディトリウム…10.11
    2000年5月16日 YSUs ブリス・リサイタル・ホール…2-5
    2002年5月18日 YSUs ブリス・リサイタル・ホール…6-9(2012/09/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572762

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    ジェイコブ/アーノルド/ブリテン/キダン/ホルンボー/クリスチャンセン:リコーダー作品集(UK | DK)(ペトリ)

    ハープシコードとリコーダー、そしてイギリスとデンマーク。各々の2つの要素を見事に結び合わせた好企画盤です。もともとは「ミカラ・ペトリがデンマークに住み、マハン・エスファハニがイギリスに住んでいた」ことから始まったプロジェクトでしたが、なかなか興味深い曲が並ぶ面白い1枚が出来上がったようです。ブリテンの「アルプス組曲」はもともとリコーダー三重奏のための作品ですが、リコーダーとチェンバロのために編曲。これがまた絶妙な味付けとなっています。(2015/03/25 発売)

    レーベル名:OUR Recordings
    カタログ番号:6.220611

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    ジェイコブ/アイアランド/アーノルド/ディーリアス/バークリー:イギリスのヴィオラ作品集(ウートラム/ロルトン)

    このアルバムには、20世紀イギリスのヴィオラ・ソナタが5曲収録されています。その内の2曲はチェロ・ソナタからの編曲ですが、これもまた味わい深いものです。90年近くの長き生涯を生き抜いたジェイコブのソナタは、1978年に作曲されています。活動的な第1楽章と諧謔的な第2楽章を経て、現れる第3楽章の何と美しい事。現代では失われてしまった「平穏な世界」へのオマージュとも言える音楽です。宗教と自然に触発されたアイアランドのソナタ、映画音楽の分野でもおなじみのアーノルドの移り気なソナタ、単一楽章で書かれ、恐ろしいまでの完成度を見せるディーリアスのソナタ、ナディア・ブーランジェから強く影響を受けたバークリーのソナタと、各々多彩な表情を見せてくれます。(2010/05/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572208

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    ジェイコブ:リコーダー作品集(ナイト/ビッグウッド/マッジーニ四重奏団/フォンタネッラ)

    (2010/11/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572364

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    ジェイコブ/カステレード/スルカ/デニーソフ/カーター/マルコヴィチ/フランセ:ファゴット作品集(ズディベル)

    オーケストラの楽器の中でも、極めて存在感が高くユニークな音色を有しているファゴット。にも拘わらず、この楽器のために書かれた作品はあまり多くありません。このアルバムでは、そんなファゴットを主役とした一連の作品を収録しています。演奏しているのは、ポーランドの名奏者カタルツィナ・ズベル。2002年から2007年までワルシャワ音楽院で学び、その後はシュトゥツガルトの高等音楽院、ブロツワフのカルロ・リピンスキ音楽院で更なる研鑚を積み、また2007年からはブロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者も務めているという彼女。ファゴットのあらゆる魅力を存分に堪能させてくれます。(2014/04/23 発売)

    レーベル名:CD Accord
    カタログ番号:CDAccordACD182

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    スタンプ:この秘められた開墾地にて/コープランド:リンカーンの肖像/ガーシュウィン:キャットフィッシュ・ロウ(ミズーリ大学シンフォニック・ウィンド・アンサンブル)

    最近の NAXOS が力を入れている「吹奏楽」のジャンルにまた新たな名盤が登場いたしました。今作もマニアにはたまらない選曲となっています。ジェイコブの「組曲」は最初ブラスのために書かれましたが、後にもう少し大きな編成へと書き直されたもので、何とも親しみやすい作品です。「隠された空き地に」は、このバンドの指揮者オニールのために書かれた作品。作曲家と指揮者の友情を描いたということです。他の編曲集はまさに妙技の一言。グレインジャー、スーザ、バッハ、ガーシュウインらの才能が混然一体となったスゴイ音が楽しめます。(2009/07/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572108

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    ハーヴェイ/アーノルド/ジェイコブ:イギリスのリコーダー協奏曲集(ペトリ/香港市室内管/トレル)

    単純な楽器なのだけど奥深い楽器リコーダー。かれこれ700年に渡って西洋音楽の一部となっています。近代から現代のイギリスの作曲家たちも、この楽器のもつ鄙びた音色に魅せられ多くの作品を書いています。このアルバムには3世代に渡る作曲家たちの曲を収録。その絶妙な作風の違いを味わっていただけることでしょう。ゴードン・ジェイコブは前世紀に生まれるも、リコーダーの曲は1950年代から手掛け始め、多数の名作を残しています。アーノルドはジェイコブスの例に倣い、素晴らしいリコーダー協奏曲を書き上げました。こちらはミカラ・ペトリが初演しましたが、以降なかなか演奏の機会に恵まれることがありませんでした。今回、この録音が再評価のきっかけになるのではないでしょうか?3人の中で最年少(?)を誇るハーヴェイの作品は、やはりミカラ・ペトリのために書かれたもので、「魔法」がテーマとなっています。柔軟な音楽は、とても魅力的で、ハリー・ポッターの世代にも好意をもって受け入れられること間違いありません。録音 2011年5月24-29日香港 カルチャー・センター(2012/06/13 発売)

    レーベル名:OUR Recordings
    カタログ番号:6.220606

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    リスト/チャイコフスキー/ケリー/レーン:管弦楽作品集(G. サザーランド)

    クリスマス…誰もに等しく訪れる聖なる一日。冷酷無慈悲なスクルージにも「この日」は訪れました。このアルバムのトラック2は、そんな彼の物語、ディケンズの「クリスマス・キャロル」が凝縮されて語られています。3人の精霊たちの言葉は、彼に何をもたらすのでしょうか?結末を知らない人はもちろん、ご存知の人も、ぜひこの愛らしくも示唆に富んだ音楽劇に耳を傾けてみてください。「情けは人のためならず」この言葉をもう一度噛みしめてみたくなるかもしれません。他にもクリスマスを思いながら聞きたい曲ばかり。管弦楽編曲のリスト「クリスマス・ツリー」や室内楽版のチャイコフスキー「トロイカ」は、他では聞けない充実した音色を持っています。(2012/01/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572744