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バンキエーリ, アドリアーノ(1568-1634)

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    旧約聖書「雅歌」に基づくイタリア初期バロックのモテット集(イ・ディズィンヴォルティ/ロンバルディ)

    【選曲絶妙。イタリア初期バロック宗教音楽の生々しさを高雅に捉えたモテット集】17世紀初頭、モンテヴェルディやカッチーニ等と同時代の北イタリア各地で活躍した作曲家たちの教会音楽を、3人の歌手と3人の通奏低音奏者のさまざまな組み合わせで変幻自在に聴かせてゆくアルバム。複数声部の絡み合いを大前提としたルネサンス・ポリフォニー教会音楽から、独唱パートの存在感を強く際立たせたバロック的コンチェルタート様式が生まれ、そこからオペラという独唱ありきの新しい舞台芸術が誕生したのが1600年前後で、ここではその10年ほど後、通奏低音に支えられた独唱パートを幾つか重唱させる小編成の新しい教会音楽(モテット)が定着しつつあった頃の作品を中心にプログラムが編まれています。モンテヴェルディを例外として大半は滅多にとりあげられない作曲家ばかりと思いきや、はっとするほど官能的な旋律美やきわめて大胆な転調あり、語りのような独唱もあればルネサンス語法の新解釈のような興味深い展開もあり、トラックごとに新鮮な驚きが詰まったアルバムの充実度は本場イタリアにおける古楽研究と演奏実践の緊密な連携、経験値の集積を強く印象づけます。「初期バロックは教会の内と外の音楽が互いに驚くほど近かった」とライナーノートに解説されている通り、まさに世俗のマドリガーレと聴き違えるほどの内容は、聖書の中でもとりわけ煽情的・官能的な描写が相次ぐ『雅歌』から歌詞をとった作品ばかりを集めているからこその特色と言えるでしょう。その聖俗の近似性を際立たせるべく、たとえば当時オペラの名場面を彩った共鳴弦付き擦弦楽器リローネを使ったり、モンテヴェルディ『聖母マリアの夕べの祈り』からの一章はあえてリュートソングのように撥弦楽器一つの伴奏に絞って聴かせるなど、演奏編成に工夫が凝らされている点も注目です。(2024/03/22 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A562

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    芸術と音楽:カラヴァッジョ - その時代の音楽

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.558060

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    古楽の世界

    クラシックをかなり好きになっても、バッハより古い音楽など聴いたことが無いという方は多いことでしょう。それは勿体無い!そこには、バッハ以降の音楽よりヒトのカラダに近い、理屈など一切抜きで、作曲者や曲名も忘れて純粋に楽しめる音楽の森があるのです。ナクソスは、そんなアーリー・ミュージックも、いつの間にか、たーくさん揃えてしまいました。この2枚組は既発売のアルバムから全51トラックも厳選した、ホントに凄いハイライト盤。貴方のお気に入りが、きっと見つかります。英文ですが、音楽史の勉強になる解説と、ナクソスの古楽CDのラインナップ付き。(2000/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554770-71

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    ジャヌカン/フェスタ/ノッラ/アルカデルト/モーリー:室内楽作品集(ムジカ・フレスカ)

    (2010/06/01 発売)

    レーベル名:Divox
    カタログ番号:CDX-79804

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    バンキエーリ:四旬節前の木曜日の正餐前の夕べの饗宴 Op. 18/音楽のサバイオーネ(ルガーノ・スヴィッツェラ放送合唱団/ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ/ファソリス)

    『動物達の対位法』をご存知なければ、是非このアルバムをお聞き下さい。ストレートな動物の声の模倣が何とも微笑ましい作品です。これを含む「夕べの饗宴」は各パート一人で演奏されることもありますが、ここでは曲によって合唱団を使うのがポイントで、鳴り物も織り混ぜた大騒ぎが最高に愉快です。34の珍しい楽器も要チェック。「音楽のザバイオーネ」も蛙の声のようなバグパイプや、商人の掛け声が笑わせてくれますが、随所に格調高いマドリガーレが織り込まれ、実はこれらが修道僧バンキエーリによる芸術的作品であることを感じさせます。特にお薦めしたい古楽です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553785