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カルクブレンナー, フレデリック(1785-1849)

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    カルクブレンナー:ピアノ・ソナタ集 Op. 4, Nos. 1-3 (ジェローザ)

    ドイツで生まれ、イングランドとフランスで人生の大半を過ごしたピアニスト、作曲家カルクブレンナー(1785-1849)。彼の作品は現在、あまり知られているとは言えませんが、19世紀前半のビーダーマイヤー(日常的なものに目を向けようとして生まれた市民文化)時代を代表する名手であり、ピアノ曲を中心に、数多くの作品を創り上げた人でした。また、プレイエルのピアノ製造会社に入社し、ここで事業を成功させ富と名誉を得て、教師としても多数の音楽家たちを育て上げています(ショパンのピアノ協奏曲第1番は、カルクブレンナーに献呈されています)。このような生涯を送ったカルクブレンナーの作品は、同時代の鍵盤音楽作曲家、クレメンティ、ドゥシェク、フンメル、モシェレス、リースらと同じように、ピアノの発展とともに進化したものといえるでしょう。この3つのソナタOp.4は1809年に出版されたもので、明らかにベートーヴェンの影響を示しています。そして技術的にはそれほど困難ではなく、恐らく学習者のために書かれたものでしょう。イタリアのピアニスト、ジェローザはバッハからロマン派までの作品を得意とする人で、特にこの時代の作品の解釈について高く評価されています。(2015/08/26 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7707

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    カルクブレンナー:六重奏曲 Op. 58/スコットランド民謡「We're A'Noddin」 によるピアノのための幻想曲/七重奏曲 Op. 132 (リノス・アンサンブル)

    古典派からロマン派における様々な知られざる作曲家の作品を好んで演奏する「リノス・アンサンブルの最新作は、カルクブレンナー(1785-1849)の作品集です。彼はショパンやリストが出現する以前の、最も優れたピアニストであり、ただ一人のライバルはフンメルである。と目されていました。もちろん作品のほとんどはピアノ曲ですが、室内楽作品にも注目すべきものが数多くあるようです。音楽家の父を持ち、幼いころから才能を発揮した彼は、アルブレヒツベルガーに作曲を学び、ベートーヴェン、ハイドンと親交を持つなど華々しい交友関係を結びつつ、実業家としても手腕を発揮するなど多くの才能を持っていましたが、その作品は現在ほとんど演奏されることがなく、このリノス・アンサンブルによる録音は、彼の人気の復興につながるものとして大きな期待が寄せられることは間違いありません。なんとも流麗で美しい音楽です。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777850-2

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    シューマン/シューベルト/ディアベリ/ベートーヴェン:ピアノ作品集(ウィーンへのオマージュ)(ガポネンコ)

    ピアノ、チェロの2つの楽器を弾きこなすエレナ・ガポレンコ。ロシア生まれの彼女の目を通して描かれる1815年から1840年頃のウィーンの音楽集は、ウィーンという都市が音楽の首都であり、世界中の音楽家の憧れの街であることを教えてくれます。アルバムはクララ・シューマンの夢見るようなスケルツォとロマンスで始まり、ウィーンを象徴するシューベルトの作品から、出版業者ディアベリがとりまとめた「当時、ウィーンで活躍していた音楽家たち」の作品を経て、ベートーヴェンの珍しいポロネーズをはさみ、最後はシューマンの「ウィーンの謝肉祭の道化」で幕を閉じるというストーリー性豊かな選曲になっています。(2019/06/21 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1707

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    知られざるベルリオーズ時代のオーボエ - フランス初期ロマン派のオーボエ作品(パラメータ/シャム)

    【現代モデル誕生直前に作られた二つのオリジナル楽器で、ロマン派の真の響きへ!】バロック期に宮廷楽団の楽器として弦楽合奏にいち早く加わり、近代的なオーケストラの歴史を早くから彩り続けてきた管楽器オーボエ。その発展史は意外に知られてはおらず、特に19世紀半ばにベーム式キーシステムが導入される前の楽器を独奏で聴ける機会は滅多にありません。ここでその未知領域に迫るのは、カナダの古楽器奏者でターフェルムジークやアリオン・バロック・オーケストラの一員として世界的な活躍を続け、ATMAレーベルで18世紀型のオーボエを使った録音を世に問うてきたクリストファー・パラメタ。演奏に使ったのは1835年パリ製のオリジナル楽器で、現代型の構造が発案される直前のオーボエの姿を伝える貴重なモデル。オリヴィア・シャムが弾くピアノもパリ・エラール社のロンドン支部で作られた1840年製オリジナルで、こちらも現代式の大型金属フレームが採用される少し前のモデルです。二人はショパンやベルリオーズがパリにいた時期、当時のオーボエのために綴られた作品を厳選。素材の温もりを感じさせる美音を通じ、初期ロマン派の作曲家たちが思い描いたであろう19世紀本来のオーボエの音色を現代に甦らせます。フランス革命期に活躍したジャダンのスリリングな短調作品からリストの好敵手たちの独奏曲まで、当時の楽器ならではの音色と響きで超絶技巧一辺倒ではない魅力に気づかせてくれるピアノの存在感も聴き逃せないところ。Ramee特有の美麗外装を裏切らない、確かな時代感に裏打ちされた初期ロマン派古楽器アルバムです。(2022/01/27 発売)

    レーベル名:Ramee
    カタログ番号:RAM2108

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    ロマンティック・ピアノ・コンチェルト 1 - ヘンゼルト/ヒラー/ショパン/カルクブレンナー/フンメル

    VOXBOXレーベルを一躍有名にしたことで知られる「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト」シリーズ。1960年代から70年代にここまで珍しい協奏曲を録音できたのは、名手マイケル・ポンティ(1937-)の超絶技巧の力が大きいと言えるでしょう。第1集ではジェローム・ローズと、往年のファンにはおなじみのハンス・カンの演奏も収録されており、こちらも興味深いものです(第4集は現在入手不可となっております)。(2021/12/24 発売)

    レーベル名:Vox Box
    カタログ番号:CDX-5064