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ドホナーニ, エルネー(1877-1960)

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    ドホナーニ:弦楽三重奏曲「セレナード」/六重奏曲(シュペクトラム・コンチェルト・ベルリン)

    ちょっと珍しい編成の2曲ですが、まずは弦楽三重奏曲「セレナード」。弦楽四重奏曲との大きな違いの一つに、ヴィオラの活躍度が格段に高いことが挙げられます。例えば第2楽章などでは、この縁の下的イメージの楽器が、心ゆくまで甘い旋律を歌ってくれます。また第3楽章では3つの楽器が、火花の散るような掛け合いを見事に演じ、息を呑む思いがします。一方の六重奏曲は、ピアノ・弦・管の三位一体による音色の多彩さが魅力的で、終結部分の分厚いクライマックスなど、実に聴き栄えがします。もちろん両曲とも美しいメロディーに溢れ、ドホナーニの知られざる実力が満開の魅力的な一枚です。(2003/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557153

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    ドホナーニ:弦楽四重奏曲第1番、第3番(アヴィヴ四重奏団)

    ハンガリー出身の作曲家ドホナーニ・エルネー(作品を発表するときはエルンスト・フォンとドイツ語名を名乗っていた)は、指揮者、ピアニスト、教育者として活躍し、作曲家としても多くの作品を残しています。バルトークと同世代でありながら、その作風は対照的であり、彼は亡くなるまで、19世紀ロマン派の伝統を忠実に守り続けたことでも知られます。とはいえ、このアルバムに収録された2つの四重奏曲は、その作曲年代におよそ25年の開きがあり、その作風もかなり変化していることが見てとれるでしょう。1899年に書かれた第1番は、ブラームス風の美しいメロディに、ハンガリーの民族要素を少しだけ加えた表情豊かな作品で、ちょっとだけドヴォルザークの雰囲気も感じさせる面白い曲です。それに比べ、1926年に書かれた第3番は、より洗練された構造と、新古典派風の活気に満ちた楽想が自慢の曲。冒頭こそロマン派風ですが、ぶつかりながらはじけ飛ぶ音の粒は、満たされない気持ちを語るかのように、何かを強く訴えかけてきます。近代音楽を得意とするアヴィヴ弦楽四重奏団は、この複雑な作品を、すみからすみまで風通しよく聴かせます。(2012/03/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572569

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    ドホナーニ:交響曲第1番/交響的小品(ラインランド=プファルツ州立フィル/パーテルノストロ)

    交響曲 第1番 ニ短調 Op.9(1900-1901)1.第1楽章:Allegro ma non troppo2.第2楽章:Molto adagio3.第3楽章:Scherzo: Presto4.第4楽章:Intermezzo: Andante poco moto5.第5楽章:Finale: Introduzione: Molto sostenuto ? Tema con variazioni: Allegro non troppoSzimfonikus percek-交響的瞬間 Op.36(1933)6.第1曲:Capriccio7.第2曲:Rapsodia8.第3曲:Scherzo9.第4曲:Tema con variazioni10.第5曲:Rondo(2019/10/18 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5386

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    ドホナーニ:交響曲第2番/歌曲集 Op. 22 (ジョーンズ/フロリダ州立大学響/ヒメネス)

    ハンガリー屈指の音楽家で、その孫に世界的指揮者として知られるクリストフ・フォン・ドホナーニを持つエルネー・ドホナーニ(1877-1960)。ダルベールに学び、ベルリンでピアニストとしてデビュー。その後はヨーロッパ全土で演奏旅行を行い高く評価された人です。教師としても優れていて、1905年から1915年まではベルリン高等音楽学校で教え、1919年には一時的にブダペスト音楽アカデミーの院長も務めています(政治的圧力でその年のうちに解任)それほどの人なのに、自作の演奏にはあまり積極的ではなかったようで、現在でもあまり彼の曲を聴く機会はありません。この交響曲第2番は、第二次世界大戦で荒廃を極めたハンガリーが復興していく時期に書かれたもので、激しい爆撃をかいくぐった都市の姿を彷彿させる堂々とした輝かしい楽想に満ちています。作風は後期ロマン派に属するものであり、この時期の作品に拘わらず調性も付されていますが、曲の要所要所には新古典派的な面持ちも垣間見えます。変奏曲形式を持つ第4楽章には、バッハのコラールのメロディが埋め込まれ、様々な形で「死と生」について語りかけます。最後には「生きること」が勝利し高らかに曲を閉じるというものです。2つの歌曲は神への賛歌と、闇を克服する夜明けが描かれており、ここでもドホナーニの世界観をつぶさに知ることができるはずです。(2014/07/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573008

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    ドホナーニ:チェロのためのコンツェルトシュテック/チェロ・ソナタ/ハンガリー牧歌(クリーゲル/ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア/ハラース)

    Naxosの看板チェリスト・クリーゲルがまたもやってくれました! ドホナーニの知られざる傑作を極上の演奏でお届けします。コンツェルトシュテュックは、何個所かの劇的な部分を除けば、楽曲の大半がパストラール調のゆったりとしたテンポで進行しますが、和声展開の絶妙さとチェロの中音域を伸びやかに活用した温かい歌は、下手なヒーリング系音楽など足元に及ばない、充実した安らぎを提供してくれます。もう一方の大曲チェロ・ソナタは(ピアノパートも含めて)、より名人芸的な面白さと劇的な迫力が前面に出ていますが、こちらもいつも通り素晴らしいヤンドーの指捌きを含めて、聴きごたえ十分です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554468

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    ドホナーニ:童謡の主題による変奏曲/交響的小品/組曲(ネボルシン/バッファーロー・フィル/ファレッタ)

    エルンスト(エルネ)・フォン・ドホナーニは、ハンガリー屈指の作曲家、指揮者、ピアニスト、そして教師でした。息子たちは、それぞれ指揮者、法学者として活躍していることでも知られています。彼の作品は、すでにNAXOSでも協奏曲集(8.570833)、チェロ作品集(8.554468)の2種類がリリースされていますが、今作は組曲形式の3つの作品お聴きいただけます。なかでも聴きものは「童謡の主題による変奏曲」でしょう。まるでマーラーを思わせる大掛かりな序奏に導かれて始まるのは、あのおなじみの「きらきら星」のメロディです。これを聴いて「う~ん、やられた」と思う人が何人いるのか楽しみです。もちろん変奏曲の部分の面白いこと。どこへ飛ばされるのか一瞬たりとも気が抜けません。まるでハリウッド映画を見ているかのような爽快感を味わえます。(2010/07/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572303

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    ドホナーニ:童謡の主題による変奏曲/ハープ・コンチェルティーノ/コンツェルトシュテュック(ギュリバダモヴァ/アイヒホルン/イオニーツァ/ピトレナス)

    名指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニの祖父で作曲家、指揮者として活動したエルンスト・フォン・ドホナーニ(ハンガリー名エルネー・ドホナーニ)の3曲の協奏的作品を集めた1枚。ドホナーニはピアノ協奏曲を2曲作曲していますが、この「童謡の主題による変奏曲」は1914年の作品で、荘厳かつ重々しい序奏のあとに登場する旋律は、誰もが知っている「きらきら星」。ピアノが技巧的に華々しく活躍しながらオーケストラと対話を繰り広げ、最後は圧倒的なフーガで終わる聴きごたえのある作品です。ハープと室内オーケストラのための協奏曲は晩年1952年に書かれた小さな曲。全編を漂うように流れるハープの響きが神秘的な雰囲気をかもしだします。名手シュタルケルが愛奏したことで知られる「コンツェルトシュテュック」もチェロの伸びやかな旋律と半音階的なハーモニーが印象的なオーケストラとのやりとりが美しい1曲。このアルバムでは、3人の奏者たちが思い思いの演奏を繰り広げています。(2022/02/11 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5463

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    ドホナーニ:パントマイム「ピエレットのヴェール」(ウィーン響/マティアク)

    ハンガリー出身のエルンスト・フォン・ドホナーニ(ハンガリー名ドホナーニ・エルネー)は指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニの父として知られる作曲家。19世紀ロマン派の流れを汲む重厚な作品を数多く残しており、これらは近年演奏、録音機会が増えています。このアルバムに収録されたパントマイム『ピエレットのヴェール』もそんな作品の一つで、ドホナーニはこの作品を通じ、バレエとは違う物語と音楽の融合を目指し、当時人気を誇っていたアルトゥル・シュニッツラーの原作を選び、色彩豊かな音楽を付けています。全曲が演奏されることはほとんどありませんが、第2幕に置かれた「結婚式のワルツ」だけは、ヨーロッパのラジオ放送におけるリクエスト番組で定期的に取り上げられるなど今も変わらぬ人気を誇っています。今回、作品の全曲演奏に取り組んだのは、注目の女性指揮者アリアーヌ・マティアク。ドホナーニが目指した「物語の親密で自然な表現」を確かな形にして、聴き手に届けています。(2020/02/07 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5388

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    ドホナーニ:ピアノ協奏曲第1番、第2番(グルバダモーヴァ/ラインランド=プファルツ州立フィル/マティアク)

    名指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニの祖父、エルンスト・フォン・ドホナーニ(エルネー・ドホナーニ)。ピアニストとして、また、教育者としてもアニー・フィッシャーやゲオルク・ショルティなど数多くの弟子を育て上げた優れた功績で知られます。作曲家としても交響曲、協奏曲、数多くの室内楽作品を残しましたが、それらはほとんど演奏されることなく忘れられていました。しかし、21世紀になって、ようやくいくつかの曲が蘇演されたことで、人々はロマンティシズムと官能性に溢れたドホナーニ作品を知ることができるようになりました。この2曲のピアノ協奏曲は、ブラームスの影響を感じさせる重厚な雰囲気の中に、ハンガリー民謡をはじめとした多彩な素材が織り込まれた技巧的な作品です。ピアノを演奏しているギュルバダモーヴァはモスクワで生まれ、グネーシン音楽学校で学んだピアニスト。長年に渡りドホナーニ作品を研究し、2018年には2枚組のピアノ作品集(C5332)をリリース。こちらも高く評価されています。(2020/04/24 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5387

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    ドホナーニ:ピアノ五重奏曲第1番/ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲第2番/スーク:エレジー(アンサンブル・ラロ)

    ヴァスクスとブラームス(SM119),ブラームスのワルツ集「愛の歌」(SM175)で熱い魂の迸りを聞かせてくれたアンサンブル・ラロ。今作はチェコ国民楽派の流れを汲む3曲をロマンティック、かつ濃厚に聞かせます。ドホナーニとスークの演奏には、メンバーの親友アンドレイ・ビーロウが加わり、一層見事なアンサンブルを披露しています。日本にも度々来日し、熱狂的ファンも多いアンサンブルの演奏、ぜひ一度は聴いてみてください。絶妙なハーモニーと美しい音色、そして表現力に釘付けになること間違いありません。(2013/09/25 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM187