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ヴィドール, シャルル=マリー(1844-1937)

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    ヴィドール:オルガン交響曲全集 1 (リュプザム)

    フランスの作曲家、シャルル=マリー・ヴィドールの「オルガン交響曲」を名手ヴォルフガンク・リュプザムが演奏するシリーズ、第1集。19世紀後半、超絶技巧を持つオルガニストとして名を馳せたヴィドールは、25歳の時にサン・シュルピス教会の終身オルガニストに就任。64年間に渡りこの地位にとどまり、バッハを始めとしたオルガン作品を紹介すると共に、自身も数多くの作品を書き上げました。オルガン曲以外の作品も残されていますが、現在、最も愛されているのは10曲の「オルガン交響曲」でしょう。交響曲といってもオーケストラが使われているわけではなく「大規模なオルガンソナタ」であり、交響的な響きが存分に用いられているという意味を持つ当時流行のジャンルで、ヴィドールは、時にはグレゴリオ聖歌の旋律も用いながら独自の作品を創り上げていきました。この第1集には初期に書かれた第1番と第2番を収録。あまり耳にすることのないこの2つの作品は、未だ古典的な組曲の形式に拠って書かれているものの、かなり斬新な部分もあり、ヴィドールの創意工夫が感じられます。(2020/01/31 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574161

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    ヴィドール:オルガン交響曲全集 2 - 第2番、第3番 (リュプザム)

    フランスの作曲家、シャルル=マリー・ヴィドールの「オルガン交響曲」を名手ヴォルフガンク・リュプザムが演奏するシリーズ、第2集。自身も超絶技巧の持ち主だったということもあり、彼の作品はどれも卓越した技術を必要とするだけではなく、多くのオルガニストは、ヴィドールが長年愛奏した“名匠カヴァイエ=コル”が制作した楽器でなければ、ヴィドール作品を完璧に演奏することができないと考えていますが、ヴィドール自身は、ツアーで訪れた教会のさまざまなオルガンを演奏したという記録が残っています。今回のシリーズでは、リュプザムはスキナー社製のオルガンを用い、音色や響きの新しい可能性を探っています。第2集にはオルガン交響曲第3番と第4番を収録。バッハを思わせるバロック様式で書かれた前奏曲で幕を開ける第3番は、技巧的な終楽章が聴きどころ。華やかなトッカータが冒頭に置かれた第4番は、即興的でありながら、細部の至るところに工夫が凝らされた先進的な作品です。ボーナストラックとして追加された第2番の第4楽章「スケルツォ」は、後に「サルヴェ・レジーナ」に置き換えられた曲。現在では単独で演奏されることの多い、活発な表情を持つ明るい作品です。(2020/04/10 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574195

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    ヴィドール:オルガン交響曲全集 3 - 第7番/ゴシック交響曲(ブローン)

    ヴィドールのオルガン交響曲集の第3集。今作に収録されているのは第7番と実質上の「第9番」である「ゴシック交響曲」。第7番では、冒頭の力強いパッセージが全体を牽引し、時に現れる平穏な雰囲気さえも、荒々しくかき乱しながら終盤のクライマックスへと進んでいきます。オルガンの響きを極限まで生かしたドラマティックな音楽が強い印象を残します。ゴシック交響曲も緊張感に満ちたフレーズで幕を開け、美しいアンダンテ楽章を経て、壮大な終楽章へと向かいます。最終楽章の冒頭はシンプルなコラールが置かれていますが、さまざまな変奏を経て絢爛たるトッカータへと導かれるという構成になっており、奏者に非常に高い演奏技術を要求しつつ、巨大なオーケストラに匹敵する音響効果を引き出しています。タイトルの「ゴシック」とは、もともとはルーアン大聖堂の広大なゴシック様式の礼拝堂を指していますが、曲全体はグレゴリオ聖歌に基づく主題に拠っています。ヴィドールはこの作品をとても愛しており、自身のコンサートで頻繁に演奏したという記録が残っています。ドイツを中心にオルガニスト、教師として活躍するブローンの演奏で。(2020/09/11 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574206

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    ヴィドール:オルガン交響曲全集 4 - 第8番/ローマ交響曲(ブローン)

    好評シリーズ、ヴィドールのオルガン交響曲全集。第4集には一連の作品の中でも最高峰に位置する第8番と、実質的に第10番となるローマ交響曲の2曲を収録。アルベルト・シュヴァイツァーが「驚異」と評した荘厳な和音で始まる第8番は、6楽章で構成されたオルガンならではのきらびやかな表現と技巧を駆使した作品。第3楽章と第4楽章の間にはもともと前奏曲が置かれていましたが、1901年にヴィドール自身によって削除されており、第4楽章はバッハのパッサカリアを思わせる主題をさまざまな変奏曲が彩っています。ローマ交響曲はグレゴリオ聖歌が巧みに織り込まれた美しい曲。初演はパリではなく、ベルリンのロマンティック・オルガンを用いて行われました。冒頭の音の絡み合いや、楽想の展開などに工夫が凝らされた作品です。第3集と同じく、ドイツのオルガニスト、ブローンの演奏です。(2020/11/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574207

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    ヴィドール:オルガン交響曲全集 5 - 第5番、第6番(ブローン)

    ヴィドールのオルガン交響曲シリーズ第5集。オルガン交響曲とは、ヴィドールがオルガニストとして奉職していたサン=シュルピス教会のカヴァイエ=コル・オルガンの音色に触発されて書かれた作品群。オルガン1台で演奏するにもかかわらず「交響曲」と題された色彩豊かな音色と荘重な響きを持ち味にしています。このアルバムには第5番と第6番を収録、1879年に書かれた交響曲第5番は5楽章で構成され、最終楽章にヴィドール作品の中でも最も知名度の高い「トッカータ」が置かれた壮大な作品です。オルガンの響きが滝の如く降り注ぐこの「トッカータ」は華麗な雰囲気で知られ、デンマークやノルウェー、英国王室での結婚式でも演奏されるなど高い人気を博しています。第6番は5楽章形式で書かれており、1878年の"パリ万博"でヴィドール自身が初演した作品。第5番とともにパリのアメル社から出版されました。またヴィドールは自身の作品を改訂することが多く、ここに収録された第8番の第4楽章も、1901年の改訂の際に外されてしまった楽章です。(2021/04/09 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574279

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    ヴィドール:オルガン名作集 (デルカンプ)

    有名な「トッカータ」を含む19世紀の最大のオルガン作曲家ヴィドールの作品集です。オルガンの機能を最大限に生かした華やかで流麗な曲ばかり。“バッハの思い出”ではおなじみのメロディも使われています。そして、トッカータを含む交響曲第5番は全曲収録されています。このトッカータのテンポ設定については諸説ありますが、ヴィドール自身は適度な早さを望んでいたといわれます。この演奏はまさにそんなテンポで、落ち着いた風情が得も言われぬ美しさを醸し出しています。(2007/11/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570310

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    ヴィドール:交響曲第3番/オルガン交響曲第7番(シュミット/バンベルク響/ソリヨム)

    フランス有数のオルガン奏者で、作曲家でもあったウィドール(1844-1937)は、わずか25歳でサン・シュルピス教会の終身オルガニストに就任し、以降64年間の長きに渡って、このオルガンを演奏し続けました。彼はバッハの作品を愛し、フランス国内にバッハ作品を普及させることに力を注いだことでも知られています。自身の作品もドイツ音楽の影響を受けたものが多く、10曲あるオルガン交響曲(これは全てオルガンソロ)も、極力転調や半音階使用を抑えた、聴きやすい音楽となっています。このアルバムで注目したいのでは、Op.69の「オルガンと管弦楽のための交響曲」。あまり演奏されることはありませんが、これこそ完全無欠の音響とも言えるべき華やかな作品で、ウィドールの目指した世界が理解できるような気がします。SACDハイブリッドです。(2012/08/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777678-2

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    ヴィドール/サン=サーンス/ビゼー/フォーレ:オルガン作品集(アプカルナ)

    1976年生まれの若きオルガニスト、イヴェタ・アプカルナは、ラトヴィアの音楽アカデミーでピアノとオルガンを学び、1999年に卒業。その後1年間ロンドンでピアノの勉強を続け2003年にはシュトゥットガルトでラドガー・ローマン教授による3年間に渡るオルガン・ソロの長期授業を終え、また多くの国際コンクールに参加し、実績を残しています。彼女の演奏は、従来のオルガン奏法を踏襲しながらも、「新しさ」を常に追求するもので、多くの人がオルガンに抱く「ほこりまみれ」と言ったイメージを払拭するための尽力は素晴らしいものです。以前、PHOENIXレーベルから現代曲を、トランペット奏者ラインホルトと共演した作品をリリースし、オルガン・マニアの熱い視線を浴びていました彼女ですが、このアルバムでも、ヴィドール以外は全て、オーケストラ作品からの編曲もの。楽器の可能性を存分に発揮した素晴らしい音の建造物を目の当たりにすることが可能です。このアルバムにおいて権威あるECHO賞を受賞しています。(2011/03/16 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC678

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    ヴィドール/シャミナード/デュティユー/タクタキシヴィリ:フルートとピアノのための作品集(バルディヴィソン/ロメロ)

    DIVERSIONSレーベルにて第1集(DDV24137)をリリースしているバルディヴィソンとロメロのデュオ「カンティレーナ」による、同じくコンセプトアルバム「カンティレーナ II」。前作はバッハ、サン=サーンス、プーランク、ボルヌ、プロコフィエフという選曲でしたが、第2集もなかなか冒険的なもの。オルガン曲で知られるウィドール、フランスの女性作曲家シャミナード、そして現代作曲家ディティユー。グルジアの知られざる作曲家タクタキシヴィリと、様々な味わいを持つフルート・ソナタを経て、最後に置かれたピアソラの「タンゴの「歴史」と、なんとも考え抜かれた局が並びます。レイキャビクでデビューしたバルディヴィソンと、ラヴェル弾きとして知られるロメロの2人の紡ぎ出す音に魅了されます。(2015/05/27 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25126

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    ヴィドール:ピアノ三重奏曲/ピアノ五重奏曲(ボトヴァイ/キシュ/プリニ/新ブダペスト四重奏団)

    ヴィドールといえば何といってもオルガン音楽、その素晴らしさはもちろんですが、その陰に隠れてしまった可哀相な、そして素晴らしい作品達ももっと知られて欲しいもの、鍵盤楽器に対する深い理解に基づいて作曲された、この明るく美しい2曲のピアノ入り室内楽曲もそんな仲間です。(作品番号は逆転していますが)先に作曲されたピアノ三重奏曲では、シチリアーノのリズムにのって親しみ易い旋律が高揚する第2楽章や、流れるような華麗さを持つ第4楽章、より成熟した筆致を感じさせるピアノ五重奏曲でも、やはり第2楽章のロマンティックで温かい美しさと、白熱のコーダで全曲を結ぶ第4楽章といったあたりが、とりわけ印象に残る出来映えです。*8.223193の再発売品(2002/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555416