イベール, ジャック(1890-1962)
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名録音の数々で知られる鬼才イラン人指揮者A.ラハバリと、その妹のサクソフォーン奏者S.ラハバリの兄妹共演による、飛び切り楽しい1枚をお届けします。全編を通じてこの楽器ならではのJazzyな香りに溢れていますが、特に通例は2台のピアノで演奏される作品であるミヨーの「スカラムーシュ」をサクソフォーン協奏曲に編曲して、ノリノリに吹きまくっている1は圧巻で、編曲の巧みさ、演奏の素晴らしさともに極上のエンタテイメントです。その他濃厚な旋律美のグラズノフ、神秘的で典雅なドビュッシーなどに加え、尺八を模倣したと思われる超怪しげな日本風即興まで披露してくれるという、過剰なまでのサービスぶりも嬉しいところです。*8.223374の再発売品(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554784 |
楽器としての歴史は浅くとも、百花繚乱の相を呈する20世紀音楽界にあって、サクソフォーンはあちこちに顔を出すことになりますが、そのバラエティあふれる素晴らしい成果をこの1枚で堪能することができます。ロシア風味とサクソフォーン、一見結びつかなさそうなこの組み合わせを、見事な作品として具現化したグラズノフの協奏曲に聴く、この楽器ならでは甘い響きはなんと美しいことでしょう! また、サックスは元々ジャズを筆頭とするポピュラー音楽とも縁が深い楽器ですが、そういった要素とフランス風の洗練を巧みに融合させた一連の作品(ミヨー、イベール、ヴィラ=ロボス)は楽しさ一杯です!(2002/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557063 |
ロシアのピアニスト、アンドレイ・ググニンのSteinwayレーベルへのデビューアルバム。7歳から音楽を学び、モスクワのチャイコフスキー音楽院でヴェラ・ゴルノステーヴァ教授に師事し、2010年に卒業。2013年にはウィーンで開催されたベートーヴェン国際ピアノ・コンクールで第2位を獲得したのを皮切りに、数多くのコンクールに参加、2014年にはジーナ・バッカウアー国際コンクールで金賞及び聴衆賞を獲得しています。。2016年10月には来日も予定されているググニン、このアルバムでは「展覧会の絵」を中心に、高い表現力を要求される作品が選択されており、類い稀なるテクニックと音楽性を存分に見せています。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30042 |
何とも魅惑的なアルバムです。表向きは「動物」の様子を描いた歌曲、ピアノ曲集ですが、もちろんそれで終わるわけではありません。ここで取り上げられた様々な詩人たちは、人間をとことん観察し、それらを見事に動物に擬えてみせました。この種の曲集で有名なのは、例えばサン=サーンスの「動物の謝肉祭」がありますが、ここに収録されているのは、もっともっと奥深く、ウィットに富んだものです。フランス語に堪能でなくても、これらの面白さは存分に伝わることでしょう。(2012/06/13 発売)
レーベル名 | :Dorian Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92149 |
20世紀初頭、新しい音楽的美学が台頭する中、なおロマン派の旗を掲げた多くのピアニストたちが存在しました。その筆頭であるローゼンタール、ホフマンらに続き名声を博したのがモイセイヴィッチです。苦労を感じさせない大きな技巧とともに、繊細さと旋律線を歌わせる能力に秀でた彼の演奏は、ラフマニノフにも高く評価されたことで知られています。そうした彼の能力は、ロマン派の大曲のみならず、このCDに納められた近代の小曲でも遺憾なく発揮されています。とりわけ、J.シュトラウスIIの「こうもり」によるワルツのパラフレーズは、ゴドウスキーによるワルツ編曲シリーズの史上最初の録音として注目に値するでしょう。(2003/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110689 |
ベルリンのハンス・アイスラー音楽院に在学中に「デュオ47/4」を結成したヴァイオリンのカウンツナーとハープのフィークトゥルの2人。このデュオの名前はハープの47弦とヴァイオリンの4弦を組み合わせたもので、20世紀から21世紀の音楽を中心に、新しい響きを探求していくという意味が込められています。このアルバムには、カウンツナーの自作を含む7曲が収録されていて、マスネの「タイスの瞑想曲」のようなよく知られたメロディから、極めて独創的な「野生の鳥」や「韓国のしずく受け」などの面白い曲まで、興味深い作品を聞くことができます。ヴァイオリンの七色の響きはもちろんのこと、癒し系の楽器として語られがちなハープが、こんなにも攻撃的な音色を出すことにも驚くばかりです。(2015/07/29 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1825 |
イギリスの女性ピアニスト、フィリス・セリック(1911-2007)。1937年に結婚した夫シリル・スミスとデュオを組み、たびたびプロムスで演奏。夫が病気で左手の機能を失ったときには、マルコム・アーノルドが彼らのために「3手のためのピアノ協奏曲」を作曲、大切なレパートリーとして演奏活動を続けたことでも知られています。このアルバムは2007年に95歳でこの世を去った彼女への思い出として制作されたもの。明快な表現と巧みなテクニックで演奏されたバロックから近代に至る一連の作品は、セリックの優れた資質を克明に描き出しています。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD079 |