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メトネル, ニコライ(1880-1951)

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    メトネル:ピアノ・ソナタ全集 2 (スチュワート)

    ロシアの作曲家、ピアニストのニコライ・メトネル(1880-1951)。14曲のピアノ・ソナタをはじめ、3曲のピアノ協奏曲、室内楽曲、声楽曲とその作品ジャンルは多岐に渡り、そのどれもが「思考が感情で飽和する時にインスピレーションがやってきます。そして感情には感覚が吹き込まれています」と彼自身が語ったように、それはどれもが情感溢れる豊かなストーリー性を有しています。ロシアで学び、将来を嘱望されたものの、1917年のロシア革命の折に演奏旅行のため出国、結局、そのまま祖国に戻ることはありませんでした。1925年、一旦パリに住むものの、当時のフランス音楽には馴染めず、1936年にイギリスに移動、定住しこの地で生涯を終えます。激動の人生でありながらも、イギリスでは多くの支援者を得て、彼の作品が次々に録音されるなど、かなり幸福な晩年を送ったようです。このアルバムでは3つの時代の作品を収録。妻の弟アンドレイの死を悼み作曲された「三部作」ソナタ、短いながらも極めて雄弁なソナタ「おとぎ話」、そして最後のソナタである「牧歌」に見られるのどかで美しい曲想には、彼の祖国であるロシアの風景が封じ込められています。(2016/12/16 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP618

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    メトネル:ピアノ・ソナタ全集 3 (スチュワート)

    ピアニスト、ポール・スチュワートが演奏するメトネルのピアノ・ソナタ全集。完結編となる第3集には3曲のソナタが収録されています。「ソナタ・バラード」は最初は単一楽章で構想、1913年に出版されましたが、作品の出来に不満を持ったメトネルは第2楽章の序奏と終楽章を追加し、翌年に新版として出版しています。"闇に対する光の勝利"、"猜疑に対する信仰の勝利"がテーマであり、メトネルの弟子たちによるとこれはロシアの詩人アファナーシー・フェートの詩に触発されたとされ、楽譜にも詩の引用がされています。ピアノ・ソナタイ短調は第1次世界大戦中に作曲された作品。単一楽章で書かれており、この中には民謡的要素やロシアらしさを醸し出す鐘の音を模した旋律が含まれています。ピアノ・ソナタ「夜の風」はラフマニノフに献呈された曲。現代作曲家のカイホスルー・ソラブジが「近代における最も偉大なピアノ・ソナタ」と評したという優れた作品で、曲の冒頭にはロシアの詩人フョードル・チュッチェフの詩の表題が記されており、「夜は人間の本分である」というチュッチェフの思想が反映されたストーリーを感じさせる作品です。(2022/09/09 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP888

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    メトネル:ピアノ協奏曲第1番、第3番(シチェルヴァコフ/モスクワ響/ジヴァ)

    ラフマニノフより8つ年下のメトネルですが、その評価ははるかに遅れ、長年コアなピアノ音楽ファンのみに愛好されてきましたが、20世紀も末になり、ようやく真価が認められるようになってきました。ヴィルトゥオーゾ風に高度で綿密に書き込まれたピアノ・ソロですが、華やかさよりも独特の内省美に特徴があり(その辺が評価の遅れた一因かもしれませんが)、聴けば聴くほど味わいの深い音楽です。ロシア的憂愁の表出もベタではなく、まさにメトネル風としかいいようのない感性のフィルターがかけられています。まだ野心的な逞しさもうかがわれる第1番、より透明感を増した第3番、どちらも信じがたいまでの美しさです。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553359

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    メトネル:ピアノ協奏曲第2番/ピアノ五重奏曲(シェルバコフ/モスクワ響/ゴロフスチン)

    メトネルは今世紀前半に活躍したロシアの作曲家です。元来ドイツ系の人であり、実際、作品もブラームス等の影響の強いロシア音楽でした。ピアノ協奏曲第2番は1920年代に作られた作品で、冒頭のきりりと引き締まりながらもロシア的哀感を湛えた主題に始まり、素晴らしく美しい第2楽章、晴朗感のまぶしい終楽章と続いていきます。メトネルの最終作となったピアノ五重奏曲は、実に45年の歳月をかけて完成した渾身の力作で、その深み、その抒情、まさに一級品です。(曲中、「怒りの日」の主題が巧妙に使われています。)(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553390

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    メトネル:忘れられた調べ Op. 38, 39 /4つの情緒ある風景/3つの小品 Op. 31 /ソナタ三部作(デルジャヴィナ)

    最近、とみに愛好家の増えているメトネルの作品集です。ロシア生まれとは言うものの、母方も父方も祖先はドイツ人。晩年になってようやく正教に改宗したものの、やはりその音楽の根底にはドイツロマン派の影響が見受けられるのも彼の音楽の特徴です。残された作品の多くはピアノ曲で、ロシア的哀愁を帯びた旋律、堅固な形式感が複雑に入り組んだ豊かな音楽は、朝露に濡れた花びらのような瑞々しさで聴き手を翻弄します。モスクワ・グネーシン音楽院の教授で、すでにメトネルの権威として知られるエカテリーナ・デルジャヴィナの説得力ある解釈には異論の唱える隙がありません。(2009/01/28 発売)

    レーベル名:Phoenix Edition
    カタログ番号:Phoenix156

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    ラフマニノフ/スクリャービン/メトネル:ピアノ作品集(ブロバーグ)

    1993年アメリカで生まれたケニー・ブロバーグのSTEINWAY&SONSレーベルへのデビュー・アルバム。幼い頃にイタリア人の祖父が歌うアリアに触れ音楽に目覚めたというブロバーグ、6歳でピアノを始め、2017年第15回ヴァン・クライバーン国際コンクールで第2位に入賞、2019年に開催された第16回チャイコフスキー国際コンクールでは第3位を獲得し注目を集めました。このアルバムでは得意とするロシアの作品を演奏。情熱的なパフォーマンスを存分に披露しています。(2023/01/27 発売)

    レーベル名:Steinway and Sons
    カタログ番号:Steinway30198

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    ラフマニノフ:プレリュード/メトネル:ピアノ・ソナタ/カバレフスキー:ピアノ・ソナタ第3番/他(モイセイヴィッチ)(1928 - 1948)

    1890年ロシアのオデッサで生まれたモイセイヴィッチは14歳でウィーンに移り、名教師レシェティツキーの薫陶を受けた後1908年にイギリスに居を定め、以降華々しい活躍をしました。この経歴を見る限り、モイセイヴィッチを純粋なロシア楽派のピアニストと見なすことは出来ませんが、彼が揺籃期にロシア流のピアニズムの洗礼を受けたことには違いありません。事実、彼の保つ広いレパートリーの中で最も重要な位置を占めていたのは、リストに次いでラフマニノフでした。またモイセイヴィッチとほぼ同時代のロシア(ソ連)の作曲家たちの作品も、好んで取り上げました。ロシア国外では知名度が低かったメトネルらを西側に広めたのも、彼の功績によるところが大きいと言って良いでしょう。(2003/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110675

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    リャードフ/メトネル/リャプノフ/スクリャービン/シベリウス/リゲティ:チェロとピアノのための作品集(ガポネンコ)

    ロシア生まれのエレナ・ガポネンコは4歳ですでに「チェロとピアノの神童」として知られていました。すぐさま最高の訓練を受け、9歳でオーケストラと共演を果たし、モスクワ音楽院の中央音楽学校を経て、ドイツとオランダに留学。ピアノとチェロの両方で賞を獲得し、2014年にはGENUINレーベルに2つの楽器を操った演奏を録音。こちらも驚きを持って迎えられています。今回のアルバムは2枚組の構成となっており、CD1はピアノ、CD2はチェロの演奏で、基本的に作曲家の「作品番号8」が選ばれているという凝った選曲。様々な要素が盛り込まれた興味深い2枚組です。(2017/12/22 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1884

  • リュカ・ドゥバルグ-音楽へ 《ドキュメンタリー》[DVD]

    スカルラッティからジャズまで。奔放な演奏で聴衆を魅了する若きピアニスト、ドゥバルグ!1990年生まれのリュカ・ドゥバルグ。故郷のコンピエーニュで11歳でピアノを始め才能を発揮したものの、15歳で音楽を離れ、後にパリのディドロ大学で文学を志します。しかし、音楽への情熱やみがたく、20歳でピアノを再開し、レナ・シェレシェフスカヤ教授と出会います。彼女によって「練習することの大切さ」や「音楽についての厳しい姿勢」を学んだドゥバルグは、もともと持っていた柔軟な音楽性を失うことなく、確かな技術を身に着け、わずか5年後の2015年に開催された「第15回チャイコフスキー国際コンクール:ピアノ部門」で第4位入賞を果たし、一躍注目されました。映像の冒頭で奏でられるチャイコフスキーの「感傷的なワルツ」の衝撃的な演奏を聴いただけでも、ドゥバルグが傑出した才能の持ち主であることが理解できるでしょう。この映像を撮影したのは、2008年に大学の教室でドゥバルグと出会い、後に親友となる映像芸術を目指すマルタン・ミラベルです。ジャズやラグを楽しそうに弾くドゥバルグ、苦悩しながらラヴェルを弾くドゥバルグ。彼の「ナイーヴでありながら話好き」な性格や、音楽への激しい情熱を知り尽くしたミラベルの目を通して描かれるドゥバルグの姿はとても興味深く、たくさんの示唆に富んだ恩師レナ・シェレシェフスカヤとの対話も見どころの一つです。(2019/12/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:2.110639

  • リュカ・ドゥバルグ-音楽へ《ドキュメンタリー》[Blu-ray Disc]

    スカルラッティからジャズまで。奔放な演奏で聴衆を魅了する若きピアニスト、ドゥバルグ!1990年生まれのリュカ・ドゥバルグ。故郷のコンピエーニュで11歳でピアノを始め才能を発揮したものの、15歳で音楽を離れ、後にパリのディドロ大学で文学を志します。しかし、音楽への情熱やみがたく、20歳でピアノを再開し、レナ・シェレシェフスカヤ教授と出会います。彼女によって「練習することの大切さ」や「音楽についての厳しい姿勢」を学んだドゥバルグは、もともと持っていた柔軟な音楽性を失うことなく、確かな技術を身に着け、わずか5年後の2015年に開催された「第15回チャイコフスキー国際コンクール:ピアノ部門」で第4位入賞を果たし、一躍注目されました。映像の冒頭で奏でられるチャイコフスキーの「感傷的なワルツ」の衝撃的な演奏を聴いただけでも、ドゥバルグが傑出した才能の持ち主であることが理解できるでしょう。この映像を撮影したのは、2008年に大学の教室でドゥバルグと出会い、後に親友となる映像芸術を目指すマルタン・ミラベルです。ジャズやラグを楽しそうに弾くドゥバルグ、苦悩しながらラヴェルを弾くドゥバルグ。彼の「ナイーヴでありながら話好き」な性格や、音楽への激しい情熱を知り尽くしたミラベルの目を通して描かれるドゥバルグの姿はとても興味深く、たくさんの示唆に富んだ恩師レナ・シェレシェフスカヤとの対話も見どころの一つです。(2019/12/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:NBD0101V