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ソレール, アントニオ(1729-1783)

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    ソレル:チェンバロ・ソナタ全集 5 (ローランド)

    聴き進むたびに、音楽の充実度の高さと、ローランドの眩いばかりのパワフルな演奏に驚きを新たにする、18世紀スペインのソレルの150曲に及ぶソナタ全集も、第5集まで来ました。今回は、長調作品(特に1と2)の堂々とした姿に圧倒されます。10では、長調で始まって短調に終わるという転調パターンが、耳新しいところです。最後の「イ長調」は4楽章から成る大作。これらの作品には、現代ピアノのファンも刺激を受けることでしょう。当時の演奏様式を考慮し、奏者自身が対で演奏すべき同じ調性の作品を選んで組み合わせています。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554434

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    ソレル:チェンバロ・ソナタ全集 6 (ローランド)

    スカルラッティの弟子で鍵盤音楽の発展に尽くしたスペイン人ソレルの業績をナクソス価格でお届けするシリーズ。同じ調性の作品はペアで演奏されたものとして選曲、配列されています。最良のスカルラッティ作品にもひけをとらない力強さが眩しい1や8。簡潔な書法にセンスが光る2、3。抒情味がモーツァルト時代を予感させる4、5。急緩の対比が効果的な6、7及び9、10の各ペア。晩年作で師の世界を大きく越えた規模と内容を持つ11~14。英国人ローランドの力強く明晰な演奏は、ハープシコード愛好家だけでなく、ピアノ派にもアピールします。(2000/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554565

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    ソレル:チェンバロ・ソナタ全集 7 (ローランド)

    ソレルが師ドメニコ・スカルラッティに似て非なる個性を持つ人物であることはわかっていましたが、ただならぬ雰囲気の漂うロ短調のソナタで始まる当盤には、驚くほど風変わりな作品があります。それは6ト短調。めちゃくちゃ激しく始まったと思ったら突然ゆったりでオペラのアリアを思わせるカンタービレ、それが数回交互に訪れ、最後はトチ狂ったような激情のうちに幕を閉じます。こんな曲があったとは、もうソレルに脱帽!サブタイトル付きでユーモラスな10もお薦め。鍵盤好きな貴方をソレル・ワールドがお待ちしております。(2001/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554566

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    ソレル:チェンバロ・ソナタ全集 8 (ローランド)

    当盤のハイライトは1です。ハ長調で明るく快活なソナタというだけなら、ありがちかもしれませんが、耳を澄ませると、おや、これは3つパートがあるような?そうです、楽譜を見れば両腕が交差する幅広い跳躍と、加えて反復音のオンパレードであることがよくわかります。ソレル作品中でも超絶技巧を要求することで際立つ逸品として赤丸要チェックです。6、7や9、10あたりは対で演奏されたと想像されます。ハートフルな感動を与える6と、左手のオクターブを多用して嵐のように荒れ狂う7との見事なコントラストも聴きどころと言えるでしょう。(2002/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555031

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    ソレル:チェンバロ・ソナタ全集 9 (ローランド)

    ローランドの秀演のおかげで、聴くとすぐに心を奪われる音楽が繰り広げられるソレルのハープシコード・ソナタ全集。膨大な数のソナタの中で、どこから聴き始めればいいか迷うなら、この第9集はいかがでしょう。スペインの名ピアニスト、ラローチャもレパートリーに入れた、スカルラッティばりの跳躍や反復音を駆使し、ソレル作品では最も有名な第84番が聴けるからです。珍しくサブタイトルが付き、楽想も親しみやすい第12番。明るく元気なだけがソレルじゃないとばかり、演奏時間が長く全編を抒情が貫く第132番。4楽章制をとり、いつものように本格的な力作になった第99番などもお薦めです。(2003/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555032

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    ソレル:チェンバロ・ソナタ全集 11 (ローランド)

    ようやく真価が認められつつあるソレルの鍵盤楽器のためのソナタ第11集。当盤のハイライトは冒頭に来ます。ルビオ番号が無い「ハ長調」がそれで、短いながら、ノリのよいリズムで楽しげに跳躍するヴィルトゥオーゾ・タイプの音楽は、アピール効果十分で、ソレルの最良のページの一つと言えるでしょう。2つの規模が大きいソナタも注目されます。まず「第65番」は、対位法の確かな技術で聴かせます。「第62番」は冒頭にロンドが来るあたりが変わっていますが、音楽の流れはモーツァルト的な優美さ、滑らかさを備えています。(2006/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557640

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    ソレル:チェンバロ・ソナタ全集 12 (ローランド)

    スペインで修道士として人生を送り、教会音楽の演奏に時間を費やしたソレルが、生活の合間に書き溜めた百五十曲以上の鍵盤音楽のためのソナタ集、その第12集です。「第63番」は6曲の3楽章形式のソナタの第1曲、「第67番」は同じく第5曲にあたり、いずれも意欲作。「第63番」の攻撃的とも言えるアレグロ、「Intento」の転調の激しい4声のフーガが印象に残ります。2楽章形式の「第79番」は嬰ヘ長調という当時としては大胆な調性選択が特徴です。スカルラッティ風の単一楽章のソナタでは、スペイン風味が濃く、終止の和音連打が印象的な「第125番」あたりがお薦め。ローランドの演奏はいつもながら見事で、この全集の価値を高めています。(2007/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557937

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    ソレル:チェンバロ・ソナタ全集 13 (ローランド)

    故サミュエル・ルビオ神父の40年に渡る献身的な働きにより、その作品が出版されたソレルですが、そのおかげで、現在では18世紀後半のスペインの作曲家の中でも最も重要な鍵盤曲作曲家として位置づけられているのはご存じの通りです。このソナタ集を始めとしたスペインの民俗音楽や踊りの要素を取り入れた多くの作品は聴き手の心をつかんで離しません。ギルバート・ローランドの当シリーズは、この第13巻で完結となります。(2007/10/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570292

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    ソレル:チェンバロ・ソナタ全集 10 (ローランド)

    ソレルはD.スカルラッティの弟子のスペイン人で、師と同じく大量の鍵盤ソナタを遺していますが、そんなこともあってか、辺境の亜流作家程度としてしか認識されていないこともあるのは、大変に残念なことです。活躍した時代としては、ハイドンとほぼ同時期となる彼の作品は、師とは異なった個性と、時代相応の語法がたっぷり盛り込まれた、全く独自の輝きを持っています。師の面影を思わせる軽やかな名人芸もありますが、よりシンフォニックで肉厚な響きが特徴的と申せましょう。第64番終楽章での4声の二重フーガや、第126番に聴く半音階的な動きの巧みな生かし方など、聴き所は随所にたっぷりあります。(2004/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557137

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    ソレル:チェンバロ・ソナタ集第1番 - 第15番(フィリャク)

    カタルーニャの作曲家、オルガニスト。23歳でエル・エスコリアル修道院の聖職者となり、その後の31年間はひたすら祈りと瞑想にあてるという禁欲的な生活を送ったと言われています。そのような生活の中で、150曲ほどのチェンバロ・ソナタを含む500曲以上の作品を書き続けました。D.スカルラッティに学んだとされていますが、その真贋はわかっていません。ソレール(1729-1783)のソナタはスペイン国王カルロス三世の王子ガブリエルのために書かれたとされていますが、これらのソナタがどの楽器のために書かれたのかは断定できません。ほとんどはチェンバロのためのようですが、3楽章や4楽章で書かれたものは当時最先端の楽器であったフォルテ・ピアノのためであった可能性もあります。ここでは、ルビオ番号(20世紀初頭の研究者)に従って並べられています。生活は質素でしたが、音楽は驚くほど雄弁です。(2011/10/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572515