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プーランク, フランシス(1899-1963)

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    プーランク:合唱作品集 - ミサ曲 ト長調/7つの歌/モテット集(エローラ・フェスティバル・シンガーズ/エジソン)

    プーランク(1899-1963)の作風や人柄を一言で説明するのは至難の業です。何しろ、良く知られている一連の作品…「ティレジアスの乳房」やバレエ音楽、室内楽などは単純明快、軽妙、そして"エスプリ"がたっぷりと評価されています。しかし、宗教関係の作品になると、これが一転、「カルメル派修道女の対話」などのようにシリアスで深遠な作品が並ぶというわけです。彼自身、合唱曲や宗教曲については「自身の最良の部分、本来の自分に属するものをここに注ぎ込んだ」というほどに大切にしていたのです。このアルバムに収録されている合唱作品のうち「7つの歌」はアポリネールやエリュアールといった同世代の詩人のテキストを用いた短い作品で、人生の機微について語られています。他の3つの作品は宗教曲であり、これらは全て…彼の父に捧げられた「ミサ曲ト長調」も含めて、根底には彼の友人であったピエール=オクターヴ・フェルーの事故死(1936年)への追悼の思いと、彼自身の気持ちの変化が引き金となって書かれていると見られています。もちろんこの時代に書かれた曲ですから不協和音も多く使われていますが、どれも心をそっと包んでくれるような優しさが感じられるのは、エローラ・フェスティバル・シンガーズの透明な歌声のせいなのかも知れません。(2015/04/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572978

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    プーランク:合唱作品集(デンマーク国立声楽アンサンブル/レイトン)

    タイトルの「HALF MONK」とはプーランクの偉大なる側面を表す言葉として知られれいます。
    これは、評論家のクロード・ロスタンから「ガキ大将と聖職者が同居している」と評されたことが元になっていますが、確かに彼のピアノ曲や室内楽作品にみられる「皮肉や諧謔」と、宗教作品に見られる「荘厳な面持ち」は全く相反する性格と言っても差し支えないでしょう。このアルバムは、そんな彼の「2つの面」を合唱作品から追求します。あまりにも美しく清冽な「アッシジの聖フランチェスコ~」などの宗教曲と、ウィットにとんだ「フランスの歌」などの世俗曲は、全く違う様相を見せながらも、まぎれもなくプーランクの作品です。このアルバムは、「ナイチンゲール」(6.220605)にて、ミカラ・ペトリとスティーヴン・レイトン&デンマーク国立声楽アンサンブルが共演したことが縁で生まれたもの。次回作も予定されているとのことです。録音 2008年8月25-28日,2009年8月20-21日 コペンハーゲン ガルニソン教会(2012/06/13 発売)

    レーベル名:OUR Recordings
    カタログ番号:8.226906

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    プーランク:組曲「模倣的な動物たち」/シンフォニエッタ(ルクセンブルク・フィル/ダーリントン)

    (2012/12/19 発売)

    レーベル名:Timpani
    カタログ番号:1C1146

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    プーランク:クラリネット・ソナタ/オーボエ・ソナタ/チェロ・ソナタ(クーティ/グヴァンツェラーゼ/ルンメル/マイ)

    14歳でデビューし、ロシア音楽やショパンを得意とするミュンヘン在住のピアニスト、エヴァ=マリア・マイ。paladinoレーベルへの3枚目の「プーランク・アルバム」となる1枚です。すでにヴァイオリン・ソナタやフルート・ソナタ、即興曲全曲と“小象ババールの物語”を録音している彼女をフィーチャーするアルバムであるため、全ての曲が「ピアノの演奏者側から見たプーランクのソナタ」と言った位置づけになっています。様々な共演者と軽妙な演奏を繰り広げる彼女のプーランクは、ラヴェル風でもあり、モーツァルト風でもある個性的なスタイルを持っています。(2018/01/26 発売)

    レーベル名:Paladino Music
    カタログ番号:PMR0095

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    プーランク:子象ババールの物語/即興曲集/カプリース(マイ/ヴィーナント/ヴィルケニング/トレル/シェトラー)

    1940年、友人であるジャン・ド・ブリュノフの絵本「小象ババールの物語(日本でのタイトルは「ぞうのババール」)」を夢中になって読んでいる甥っ子や姪っ子の姿を見て「この物語に音楽をつけてみたらどうだろう」と思ったプーランク(1899-1963)。早速ブリュノフに許諾を取り作曲にとりかかるも(台本はブリュノフが担当)第2次世界大戦のために中断、その間に大きくなってしまった子供たちが催促し、完成したのがこの音楽物語「小象ババールの物語」です。母親を失った小さな象ババールが街に出て、おばあさんに助けてもらい一緒に生活しますが、森が恋しくなったババール。遊びに来た従兄弟(いとこ)たちと森に帰ることに。ちょうど同じ時に象の王様がこの世を去ったため、長老たちは賢いババールを次の王に選定。ステキな奥さんも手に入れたババールが幸せ一杯になったところでお話は終わります。3ヶ国語でのナレーションと、即興曲(第15番:エディット・ピアフ賛も含む)他、楽しいピアノ曲も収録されています。(2016/09/28 発売)

    レーベル名:Paladino Music
    カタログ番号:PMR0072

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    プーランク:室内楽作品全集 1 - 六重奏曲/三重奏曲/オーボエ・ソナタ/フルート・ソナタ(ベルノルド/ドワーズ/スパンドンク/ルフェーヴル/ジュラン/タロー)

    もうこれは極上のエンタテーメントの一枚というより他にありません!それぞれにユーモラスで温かく個性的な顔を感じさせる管楽器と、クリスタルのように輝くピアノの音色は百花繚乱に咲き乱れ、音楽の表情はある時は楽しく、またある時は憂いを帯びたりと、千変万化に移ろう豊かさを持っており、まさに愉悦の極みです。お洒落で気の効いた音楽を書くことにかけては右に出るものがないプーランクですが、このように多種多様な楽器の登場する室内楽の分野は、彼の面目躍如といった感があります。演奏の方も各奏者が名人振りを発揮しており、あらためてそれぞれの楽器が豊かに内包している可能性にハッとさせられます。(2000/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553611

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    プーランク:室内楽作品全集 2 - ヴァイオリン・ソナタ/クラリネット・ソナタ/チェロ・ソナタ(ムーリャ/タロー)

    軽妙洒脱でライトな作風というイメージもあるプーランクですが、当盤収録のソナタを中心とする室内楽曲の数々はかなりハードで重たい内容も持っています。ヴァイオリン・ソナタでのほの暗い激情のほとばしりや、バガテルでのピアノの息もつかせぬ重低音打撃とヴァイオリンの重音奏の連続などにはちょっとした衝撃があります。もちろん、オシャレな要素に事欠くこともなく、クラリネット・ソナタやチェロ・ソナタの第2楽章(ほんの一例、書き切れません!)など、秘術を尽くした甘く美しいメロディーと和声の数々は極上の特級品です。それぞれの楽器の特性の生かし方に関しても文句のつけようがなく、あまりに見事というより他にありません。(2000/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553612

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    プーランク:室内楽作品全集 3 - 2台のピアノのためのソナタ/クラリネット・ソナタ集(スパンドンク/モワザン/ルフェーヴル/タロー/シャプラン)

    まずはプーランクのピアノ作品の中でも、独奏曲よりも本領を発揮しているとの呼び声もある2台、あるいは(1台)4手のための作品をお楽しみください。「仮面舞踏会」や「シテール島への船出」はまさにゴキゲンそのもの! 屈託のない明るさが彼一流の機知の中にふりまかれていて、楽しいことこの上ありません。一方ソナタには、より重厚で壮大なシンフォニックな世界が展開されており、ズシりとした聴き応えがあります。巻末は一転してピアノ抜きの管楽器のみのソナタが収録されていますが、どちらかといえば辛口の味わいとでもいいましょうか(特に木管系の2曲)、少ない音が巧みに寄り合わされ、なかなかにシリアスな仕上がりとなっています。(2000/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553613

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    プーランク:室内楽作品全集 4 - 仮面舞踏会/黒人狂詩曲/悲歌(ルゲリネル/スパンドンク/フィリップス/グローベン/タロー)

    大好評のプーランクの室内楽曲全集、本巻では声楽付きのものにスポットを当てていますが、器楽、歌曲の両部門に秀でた彼なだけに、出来映えの芳しくないものがあろうはずがありません。「黒人狂詩曲」は彼の初めての作品ですが、そこですら恐るべき早熟さを示し、鮮やかな筆致を見せているのは驚異的です。騒々しいくらいなまでの明るさを伴うものから、悲痛を感じさせるほどの陰鬱さや寂しさを帯びているものまで、そのあり方は様々ですが、ときには官能的ですらある精妙な美しさは常に耳に心地よく響きます。またピアノのアレクサンドル・タローを初めとする演奏陣の舌を巻くほどの名人芸にも脱帽です。(2000/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553614

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    プーランク:室内楽作品全集 5 - 子象ババールの物語/レオカディア

    全てのプーランク・ファン必聴、感涙のアルバムの登場です。まずはピアノと語り手のための、題材は有名な「子象ババールの物語」を、語りが仏英2ヶ国語のバージョンで(それぞれ12歳の少年と13歳の少女が語り手を担当)。もっと凄いのは、プーランクの歌曲の中でお洒落度ではベストの「愛の小径」を含む劇付随音楽「レオカディア」が聴けること。これは激レア・アイテムです!同じく劇音楽「城への招待」も録音は多くありません。プーランクの音はエスプリに富んでお洒落で…という常套句がありますが、こんなに素敵な音楽を放っておく手はありませんね。(2001/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553615