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Opus Arte: アルバム一覧

  • モーツァルト:歌劇《魔笛》[DVD]

    大蛇に追われ逃げてくる王子タミーノの姿から物語は始まります。そこに現れる3人の侍女、そして奇妙でユニークな鳥刺しパパゲーノ。彼らが語るのは"夜の女王"の娘パミーナの現在の状況についてです。娘をザラストロにさらわれた"夜の女王"の嘆きを聞き、パミーナの美しい絵姿を見て心を動かされたタミーノは、パミーナの救出を決意します。ここまでを見る限りでは、夜の女王が「善」でザラストロが「悪」。しかしお話はそんなに単純ではありません。そう、そういう場合は双方の言い分を聞かなくては。かくしてタミーノはパパゲーノとともに旅立ちます。魔法の笛と魔法の鈴を携えて…善と悪、愛と憎しみ。これらが絡み合い、そこにちょっとしたユーモアも交え描かれた「魔笛」ですが、実はフリーメイソンの思想が織り込まれていることもご存知の通りです。様々なシンボルが効果的に盛り込まれ、その精神を讃えているといわれます。しかし、何よりもモーツァルトが書いた音楽の美しいこと。これ「最高傑作のひとつ」と言われる所以でしょう。そんな名作ですから、このオペラを上演する際には様々な趣向が用いられるのが常ですし、観客もいつも「新鮮な驚き」を期待しています。この上演でもなかなか気の効いた演出がなされています。舞台一杯に映し出される幻想的な映像、少しだけデフォルメされた歌手たちの動き、そして演技。若干やり過ぎとも思える凝った仕掛けなど見るべきところが満載です。全体的に、洗練さよりも庶民的な要素が目立つ舞台作りであり、これはまさに当時の歌芝居精神をきちんと表出したものであり、原作者シカネーダーの意に沿うものなのではないでしょうか。もちろん歌手たちについては申し分なし。とりわけタミーノ役のM.シュミットの美声には惚れ惚れするばかりです。(2015/02/25 発売)

    レーベル名:Opus Arte
    カタログ番号:OA1122D

  • ヴェルディ:歌劇《ドン・カルロ》(DVD)

    歌劇《ドン・カルロ》はシラーの戯曲を元にしたスペイン王朝を巡る愛憎の物語です。もともと5幕、フランス語で作曲されましたが、その後イタリア語に訳され、何度かの改訂を経てこの1884年版に落ち着きました。バレエ音楽や、フランス語版の第1幕はすっぱりカット。冗長さが凝縮され、密度の高い物語になったのです。魅力的なアリアや聴き所が多く、現在でも人気の高い作品です。トリノ・レージョ歌劇場は、1740年に?落としが行われた長い歴史を持つこの劇場ですが、幾たびも凋落、復興を繰り返しつつ、1900年初頭にはトスカニーニが音楽監督になるなど、栄華を誇っていた時期もありますが、1936年に火災で焼失。およそ40年近く歌劇場としての機能を失っていたのです。しかし1965年から再建工事が開始され、1973年4月に再?落としが行われ、また新たな命が吹き込まれたのです。近年の上演としては却って珍しい豪華な衣装と伝統的なステージングによる上演は常に世界中から高い評価を受けています。この2013年度の「ドン・カルロ」の上演は、大成功を収めた2006年のプロダクションの再演となります。まるでベラスケスの絵画を思わせる豪華な衣装と装置を得て語られる魅惑的な物語は、見る人全てをとりこにすること間違いありません。ラモン・バルガスの美声が光る題名役と、彼を取り巻く登場人物が迫真の歌唱を聴かせ、ノセダの振るオーケストラも濃密な音を紡ぎだします。(2015/01/28 発売)

    レーベル名:Opus Arte
    カタログ番号:OA1128D

  • リヒャルト・シュトラウス:歌劇《ナクソス島のアリアドネ》[DVD]

    ホフマンスタールとリヒャルト・シュトラウス(1864-1949)の共同作品の中でも傑作であるこの「ナクソス島のアリアドネ」は、もともとモリエールの"町人貴族"の劇中劇として書かれた軽い物語でした。しかし紆余曲折を経て、プロローグが書き足され、いくつかの改定を加えた上で、現在の形として親しまれています。ギリシャ神話を題材とするオペラを上演するまでの、歌手や作曲家、芸人たちの水面下の駆け引きと、彼らの交渉決裂の果てに、悲劇と喜劇をまぜこぜで上演するというドタバタな物語。風刺と皮肉が効いたこのシュトラウスのオペラは、これまでも様々な演出で人々を楽しませてきています。しかし、今回演出を担当したカタリーナ・トーマは、この作品の舞台を第二次世界大戦中に設定し、この「ちょっとした物語」に深い意味を与えるという試みをしたのです。プロローグの終わり近く、作曲家が自身の理念を具現化する際の逡巡する場面ですら、トーマは激しい爆撃と迫りくる戦闘機の映像と音で、彼に深い思索の時を与えることをしません。そして全ての登場人物は痛みを抱え、妄想と反省の念に駆られます。このオペラに哀愁を感じさせるというのは、全く素晴らしい発案であることは間違いありません。(2014/09/24 発売)

    レーベル名:Opus Arte
    カタログ番号:OA1135D

  • ローラン・プティ ノートルダム・ド・パリ[DVD]

    ローラン・プティのクールで、良き時代のキャバレー・シーンを思わせる振付と、豪華でシックなサン=ローランの衣装が印象的なこの名作バレエは、1965年に初演されて以来、多大なる人気を誇っています。文豪ヴィクトル・ユーゴー原作の壮大な物語から、美女エスメラルダと醜い男カジモドの恋物語を中心にすくい上げ、軽薄な男フェビュスと助祭長フロロの思惑を絡め、スリリングに展開して行くというもので、醜い男カジモドを演ずるダンサーには、並外れた表現力が求められます。プティ自身がこの役を得意としていただけあって、この役に挑む誰もが新しい「カジモド像」を構築するために様々なアイデアを加えているのです。もちろんこのロベルト・ボッレの踊りは各方面から大絶賛されました。斬新なカメラワークにも注目。普段は舞台を俯瞰する視線で捉えていますが、時に舞台を上から見下ろすというのは、やはり鐘衝き台を意識しているのでしょう。オリエンタルで神秘的な音楽も聴き所。素晴らしい映像美をご堪能ください。(2014/09/24 発売)

    レーベル名:Opus Arte
    カタログ番号:OA1139D

  • リヒャルト・ワーグナー:歌劇《さまよえるオランダ人》[DVD]

    21世紀の《オランダ人》は随分近代的な世界へと来てしまったようです。彼は完全にビジネスとデジタルに取り囲まれています。オランダ人はビジネスマンなのでしょう。ブリーフケースの中には札束がぎっしり。しかし、対するダーラントは会社の社長(扇風機製造会社?)であり、船員たちはその社員です。マリーはやり手の工場長で、ゼンタを含む女工たちを管理しています。デジタルとアナログが恋に落ち、生まれてきたのは、たくさんの怪しげな工作物。そして最終的に2人は死を選ぶものの、その事象すら、「単なる売り物」として大量生産されていく…(2014/09/24 発売)

    レーベル名:Opus Arte
    カタログ番号:OA1140D

  • ロッシーニ:歌劇《アルジェのイタリア女》《DVD》

    2013年のペーザロ音楽祭で注目を浴びた「アルジェのイタリア女」の登場です。ロッシーニ (1792-1868)が活躍した当時も、ヨーロッパ世界とイスラム世界の対立はありましたが、当時21歳のロッシーニはこれを深刻になることなく、とても楽しいものとして描き出しました。彼はもともと他の作曲家の代役として作曲を引き受け、わずか27日で書き上げたというエピソードもありますが、とてもそんな急ごしらえの作品とは思えない完成度の高さです。この演出は、時代を1960年代に置き換え、舞台は北アフリカ沿岸の砂漠の油田。石油の採掘機や、アニメなどがうまく背景として使われています。ムスタファはアルジェリアの石油成金という設定で、スキンヘッド、アロハシャツ、半ズボンという格好、そして舞台ところ狭しと踊りながら歌います。時にはえげつなく、ときには舌なめずりをしながら…。本来は悪役のムスタファですが、エスポージトの手にかかると、なんとも愛らしいおじさんになってしまうのは、さすがです。イザベッラは愛しいリンドーロを救うためには何をも恐れぬ覚悟であり、最終的には水着姿で歌って踊ってムスタファの気をひきます。ゴリチョーヴァのスタイルの良さは天下一品(最近のオペラ歌手は、以前のように大柄ではいけません)。リンドーロ役は注目のテノール、シー・イージェ。彼のロッシーニはますます素晴らしくなりました。とにかく文句なく楽しいオペラです。(2014/10/22 発売)

    レーベル名:Opus Arte
    カタログ番号:OA1141D

  • ラモー:歌劇《イポリトとアリシ》《DVD》

    物語はディアーヌと愛の神の言い争いから始まります。森の中の人々の心を誰が支配するのか・・・。そんな争いをよそに、ペロポネス半島の町トレゼーヌでは大変なことが起きています。アテネの支配者テゼは、敵一族であるパラスの末裔の娘アリシに「独身でいるように」と誓いを立てさせますが、彼女はテゼの息子イポリトを愛しています。しかしテゼの后であるフェードルもイポリトを秘かに愛していて、怒りと嫉妬で大変なことになってしまいます。さてこのドロドロの愛憎物語は一体どうなるのでしょうか?最近の傾向…?この《イポリトとアリシ》はバロック・オペラをいかに面白く見せるかの見本のようなジョナサン・ケントの演出です。彼の演出は最近注目を浴びていますが、このラモーでも、かなりぶっとんだことをやっています。舞台は大きな冷蔵庫。ラモー(1683-1764)のオペラにつきもののバレは、健康食品のCMを思わせる下着姿の男女によって踊られます。舞台天上から降りてくる巨大なブロッコリーとレモンの輪切り。それに混じってフェードルの姿も見えます。彼女の衣装もキッチュで、とても深刻な悪巧みをしているようには見えません。ちなみにこの冷蔵庫の裏側は「冥界」であり、ここを支配しているのは、赤い顔をした王プリュトンです。第3幕のテゼの宮殿は海が見えるシンプルなアパート。とても神々の住まいには見えないのが面白いところです。他にも色々とびっくりすることばかりですが…ウィリアム・クリスティとエイジ・オブ・エンライントゥメント管弦楽団の演奏は極めて美しく説得力の高いものです。歌手たちも全て水準が高いのですが、何といってもフェードル役のサラ・コノリーは他を圧倒する存在感を放っています。(2014/10/22 発売)

    レーベル名:Opus Arte
    カタログ番号:OA1143D

  • アドルフ・アダン:バレエ《ジゼル》《DVD》

    1841年にフランスで初演され、以降、最も美しいロマンティック・バレエとして人気を獲得しているアドルフ・アダン(1803-1856)の《ジゼル》。「結婚を目の前にして亡くなった娘たちは、妖精ウィリとなり、森に迷い込んできた男性を死ぬまで躍らせる」というハインリッヒ・ハイネが紹介したオーストリア地方の伝説が元になっています。第1幕では明るい昼間の森が、第2幕では暗く寂しい夜の森へと変わり、そこで踊る妖精たちは神秘的な悲しさを身にまとっています。主人公ジゼルはもともと病弱でも踊りがすきな娘という設定であり、森番の青年ヒラリオンはそんなジゼルを秘かに愛しています。そんな彼らの前に謎の青年アルブレヒトが現れ、ジゼルはアルブレヒトに思いを寄せるのですが、その思いはかなうことなく、ジゼルは息絶え、妖精ウィリの仲間へと迎え入れられます。夜の森で白装束を纏って踊るジゼルの美しいこと。これが物語の白眉となります。この物語には様々な解釈がありますが、このロイヤル・オペラ・ハウスのパフォーマンスは初演時の精神に忠実で、無理な読み替えなどを一切加えない清々しいものとなっています。ジゼル役のナタリア・オシポワの可憐さと強靭さを併せ持つ素晴らしいダンスには驚嘆せざるを得ません。(2014/10/22 発売)

    レーベル名:Opus Arte
    カタログ番号:OA1144D

  • モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》 K527《DVD》

    モーツァルト(1756-1791)の歌劇の中でも最も高い人気を誇る演目の一つが、この「ドン・ジョヴァンニ」です。彼はすでに、容姿や年齢、身分は関係なく、3003人の女性をものにし、これをカタログにしてレポレッロが保存しているというから大したものです。この2014年のロイヤル・オペラ・ハウスでの上演は、流行のプロジェクション・マッピングを効果的に使い、彼の誇る「女性のリスト」を壁面に映し出して見せてくれます。この映像は時折に彼の心情を表現し、悲しい時には一緒に嘆き、酔っ払った時には歪んだ世界を映し出してくれるのです。ドン・ジョヴァンニを歌うマリウシュ・クヴィエチェンは、当代最高の「ドン・ジョヴァンニ」歌手として名声を得ている歌手であり、ここでも納得のいくドン・ジョヴァンニ像を表出しています。もう少しイヤなヤツでもいいかなと思う人もいるかもしれませんが、演出家のホルテンは「ドン・ジョヴァンニの時代には奔放な生活は暗い場所に抑圧されていた」ということで、そういう面は舞台の見えない部分で演じられている模様です。ここでもレポレッロ役のエスポージトの演技は最高。特にコミカルな演技は並ぶ者なしの素晴らしさです。女声陣も素晴らしく、しっとりとしたヴェロニク・ジャンスと迫力たっぷりのマリーン・バイストレム、キュートなエリザベス・ワッツと、現在最高の歌手が熱演しています。指揮のルイゾッティも軽快なモーツァルトを奏でています。(2014/10/22 発売)

    レーベル名:Opus Arte
    カタログ番号:OA1145D

  • イングリッシュ・ナショナル・バレエ ~アドルフ・アダン:バレエ《海賊》[DVD]

    オスマン帝国の時代のギリシャ近くのイオニア海。嵐のために舟が難破して浜辺に打ち上げられた海賊たちを巡る物語です。彼らを救ったギリシャの娘メドゥーラは海賊の首領コンラッドに恋心を抱き、コンラッドもそれに応えます。しかし突然乱入してきたトルコ軍にメドゥーラとその友人たちは捕らえられ、奴隷市場へと連れて行かれてしまいます。彼女たちはトルコ総督の前で美しい踊りを踊りながら、せりにかけられますが、そこにやってきたのは、奴隷商人に変装したコンラッド率いる海賊たち。娘たちを取り返した海賊たちは意気揚々と宴を開きますが、ちょっとした仲間割れの末、また一騒動が起こるという波乱万丈の物語です。原作をバイロンの物語詩に由来するこのバレエ「海賊」は、1856年の初演時にはアドルフ・アダン(1803-1856)の音楽を用いていたものの、1858年にマリウス・プティパが再演する際にはプーニの曲を、そして1867年にパリで再演された際にはドリーブの曲を…と、次々に新たな曲が付け加えられてきて現在の形になったことで知られています。この作品、イギリスではロイヤルバレエのレパートリーに入っておらず、なかなか見る機会がないということで、このイングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)の公演は貴重なものです。演出を行っているのは、バレリーナから転身したアンナ・マリー・ホームズで、彼女はこの舞台をオリエンタルな風味で味付け、なおかつスタイリッシュで輝かしいものに仕上げています。主役のメドゥーラを踊るのは現在最高のダンサー、アリーナ・コジョカル。説得力あるダンスを魅せるムンタギロフと、仲間を裏切る悪の象徴を見事に踊ったアコスタ。彼らを筆頭としたメンバーたちの極上のパフォーマンスをお楽しみください。(2015/04/22 発売)

    レーベル名:Opus Arte
    カタログ番号:OA1147D