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Carpe Diem: アルバム一覧

  • アトザカス/サティ/ケメンチェ:ウード作品集(アトザカス/ガツィ/ワイリー/パラウラキス/ミラドー/アナスタシアディス/ザカラキス)

    ギリシャ出身のウード奏者・作曲家ティミオス・アトザカスのデビュー・アルバム。ウードとはリュート属に分類される撥弦楽器で、中近東(特にイラク)で重用されています。このアルバムではアトザカス自身がアレンジメントした作品が演奏されていますが、全く違う音楽に変貌した「グノシェンヌ」のように、どの曲もヨーロッパのジャズや東洋の伝統を感じさせる斬新な響きに仕上がっています。全編に渡りウードの超絶技巧が用いられており、それを取り巻くアンサンブルもユニークな音色で彼の音を支えています。(2019/09/20 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16309

  • ヴァレンテ/カベソン/トロンボンチーノ:チェンバロ作品集(ビセンス)

    ユニークな世界を表現することで知られるチェンバロ奏者、カタリナ・ビセンスのコンセプト・アルバム。この「パルテノペのチェンバロ」と題された1枚は、今回演奏に使用された16世紀初頭の楽器に合わせ、この当時のナポリで弾かれていた音楽を集めたもの。その上、ビセンスはただ曲を並べるのではなく、詩的なインスピレーションに基づく一つの物語を作り、イメージに合わせて演奏していく形を取っています(彼女がナレーションを務める物語は、アルバムに付属したコードによるダウンロードでのみお楽しみいただけます)。(2019/08/30 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16312

  • エイク:リコーダー作品集(シュテンプフェル)

    盲目の作曲家として知られるファン・エイク(1589-1657)の「笛の楽園」は後期ルネサンス音楽における最も大切な曲集の一つで、当時の流行歌や舞曲など「聖俗合わせもつ雑多な曲」を主題とする変奏曲集です。なかでも有名なのはダウランドの「涙のパヴァーヌ」による変奏曲であり、同じ主題を基にした作曲家たちの作品と比べても、この存在はユニークかつ、孤高のものとして位置づけられています。オランダの天才の音楽が身近なものとして感じられる1枚です。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16284

  • カーラ/トロンボンチーノ/ナルバエス/ジョスカン・デ・プレ/ヴェルドロ:声楽作品集

    16-17世紀の声楽作品集(CD-16279)に続くモレ・イスパノによるアルバムです。ルネサンス時代の歌やマドリガーレに新しい息吹をもたらす、見事な演奏です。パッリーラの見事なリコーダー、アンドゥエサの甘く美しい歌声、うっとりするような弦楽器。彩りを添える打楽器。シンプルに心情を吐露するかと思えば、驚くほどに装飾的な音楽を聞かせるという柔軟さが魅力的です。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16285

  • クアドリガ・コンソート - オン・ア・コールド・ウィンターズ・デイ

    アイルランド、英国、カナダ民謡で祝うクリスマス。使っている楽器は中世のものでも、そこに流れる感覚は間違いなく現代に通じるものです。クラシックというよりもワールド・ミュージックであり、素朴で懐かしい何とも言えない肌触り。大地の息吹きをそのまま感じるクリスマスもよいものです。グアドリガ・コンソートはブリテン諸島に伝わるバラードや、ケルトのゲール語の宮廷の歌、舞曲などを現代的感覚で演奏するアンサンブル。楽しくて美しい1枚です。(2012/12/19 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16293

  • 古今スペインのラヴソング(ルクス/サンタナ/ワール/パール)

    ギター、リュート奏者リー・サンタナと、ヒレ・パールとの間の愛娘マルテ・パールなどのユニット「Music from the Acoustic Neighbourhood」による、16世紀スペインのラヴ・ソングをメインとしたアルバム。ビウエラなどのスペイン系撥弦楽器とガンバの響きの中にエレキ・ギターの参加が異彩を放ち、電気的な振動で弓によるボウイングに似た効果を出す「e-bow」なども駆使して、ポップスからアヴァンギャルドまで世界を大きく広げています。収録作品の中ではよく聴かれる「どこから来たのか、山の女たち」は、ワールとサンタナによる2種の編曲を収録しています。(2018/12/07 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16319

  • ゴダール/エプナー/ベネヴォリ/グランディ/マザーク/カッツァーティ:声楽作品集(ビュエ/ウィレンブロック/ロシュ)

    16-17世紀に作曲された曲と、現代曲、民謡調の曲。これらが一体となり聴き手を眠りと死へ誘う。ここで奏される死の国の風景は決して悲観的なものではなく、明るさと安らぎに満ちたもの。落ち着いた響きを持つ男たちの歌声、名手たちの合奏。優秀な録音、まるで「他のレーベル」のようなジャケット・デザイン。文句のつけようのない究極のアルバムです。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16274

  • ミシェル・ゴダール - 芳香のコンサート

    (2012/11/21 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16277

  • コルベッタ/ド・ヴィゼー:ギター作品集(コンテ)

    偉17世紀最高のギタリストであったコルベッタは若き日のルイ14世をはじめ、ロンドンでも王族や貴族たちにギターを教えるほどの名手でした。彼の弟子とされるロベール・ド・ヴィゼーもルイ14世の宮廷音楽家として活躍(歌手としても記録されている)、ギターやヴィオールを教えていたと言われます。このアルバムは、そのルイ14世のために書かれたギター音楽集であり、洗練された高度な技巧を用いて書かれた一連の音楽は、当時の文化を余すことなく伝えています。バロック・ギターの第一人者ロザリオ・コンテによる演奏です。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16278

  • 詳細

    シビラの歌 - 夢の詩(サヴァール/ヨハンセン/サン=モーリス声楽アンサンブル)

    【ヨーロッパの南から北へ、そして再び南へ。ユニークな中世伝承歌の旅】絶美の歌声と古楽器ハープで独自の音楽世界を綴ってきたアリアンナ・サヴァールは、スペイン・カタルーニャ地方出身の偉大なヴィオラ・ダ・ガンバ奏者=指揮者ジョルディ・サヴァールを父に持ち、彼のアンサンブルであるエスペリオンXXIでも活躍してきました。近年はCarpe Diemレーベルで、ヴィオラ・ダモーレやハリングフェレ(ノルウェーの共鳴弦付き伝統弦楽器)を奏でるスイスのシンガーソングライター、ペッター・ウトラント・ヨハンセンと共に伝統音楽や中世以前の音楽を絡めたユニークなアルバムを数多く制作していますが、今回は一つのアルバムの中でスペインと北欧の伝承歌を辿ります。『シビラの歌』はイベリア半島各地の教会に写本が残る、カタルーニャ語によるルネサンス期の祭事向け伝承歌。アリアンナの父ジョルディ・サヴァールもAlia Voxレーベルでこの曲集をとりあげていますが、今回はカタルーニャ地方のジローナとバルセロナに残る写本を底本に、ヨハンセンと彼女が中世舞曲やグレゴリオ聖歌を交えたスタイルにアレンジ。器楽と声楽アンサンブルの合唱が交錯する独特な音世界が展開します。その間に置かれた『夢の詩』も同様のアレンジが施されていますが、こちらは中世に遡るノルウェーの詩歌で、夢物語を通じて人の生と死を歌い上げるというもの。言葉の響きの違いがもたらす北欧と南欧の音世界のコントラストが、使われる民俗楽器や古楽器の響きとあいまって、アルバムを通じて思いがけない聴覚体験をもたらしてくれます。(2023/11/24 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16333