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Orchid Classics: アルバム一覧

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    シューベルト:美しき水車小屋の娘(ギルクリスト/ティルブルック)

    シューベルトの名作「水車屋の娘」にはすでに様々な名唱が存在し、聴き手としても選択肢が多すぎて迷ってしまうほどですが、そんな中に新たな1枚を投入いたします。ここで見事な歌唱を聴かせるギルクリストは1970年生まれのイギリスのテノールです。最初は医者として薬学を学びつつ、ケンブリッジ・キングス・カレッジ聖歌隊で歌っていましたが、1996年に完全に音楽家へと転向し、以降は合唱団のソリストを務めたりコンサートで歌ったりと八面六臂の活躍をしています。イギリス室内管弦楽団を始めとしたイギリスの主要オーケストラと共演し、高い評価を得ています。このシューベルトの「水車屋」も彼の得意とするレパートリーで、ピアニストのアンナ・ティルブロックとツアーを組み全英中でコンサートを開き喝采を浴びています。線は細めで端正な声質が魅力で、この曲集が要求する「一途な若者のひたむきさ」を存分に表現しきった素晴らしい仕上がりです。とりわけ甘さたっぷりの高音は彼ならではのもの。全20曲での緊張感を湛えつつも情感溢れる歌いぶりには思わず感動します。(2010/01/27 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100006

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    シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」/ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番(サッコーニ四重奏団)

    2001年の結成以来、不動のメンバーで活動を続けるイギリスのサッコーニ弦楽四重奏団がウィーン古典派の大作2曲をカップリングした大胆な1枚。破格の7楽章構成で極めて独創的なベートーヴェンの第14番と、デモーニッシュな楽想に満ちたシューベルトの第14番「死と乙女」です。選曲の理由を「20年以上弾き込んで、最も強い心の絆を感じ、私たちを情熱的にさせ、私たちの演奏で聴いて欲しいと願う曲だから」と語っています。2022/23シーズンにはベートーヴェンの第14番を照明を落とした舞台で暗譜で弾く「ベートーヴェン・イン・ザ・ダーク」というコンサートを行うほどの入れ込みよう。両曲ともコントラストの大きな演奏です。グループ名はイタリアのヴァイオリン製作者・修復家でストラディヴァリの研究者としても名高いシモーネ・フェルナンド・サッコーニ(1895-1973)にちなんでおり、2つのヴァイオリンとヴィオラはサッコーニ作の楽器です。(2023/11/17 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100265

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    シューベルト/ショパン/リスト/王建中/キャシアン/マックスウェル・デイヴィス:ピアノ作品集(ヤン・ユァンファン)

    1997年、エジンバラ生まれの中国系ピアニスト、ヤン・ユァンファンのリサイタル・アルバム。/ロンドンの王立音楽院で7年間学び、2014年にはワイマールで開催された第4回フランツ・リスト国際コンクールで第1位、2015年のクリーヴランド国際ヤング・アーティスト・コンクールでも第1位を獲得し、その将来を期待されています。/この「Watercolour=水彩画」と題されたアルバムは、様々な景色を切り取り、音で描き出した表現力豊かな1枚。作曲の勉強もしているというヤンは、このアルバムでも自作を披露しており、これは確かな構築力と即興性が表出された素敵な作品です。また、彼の他の作品もBBCラジオやテレビで頻繁に放送され、大人気を博しています。(2017/09/29 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100073

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    シューベルト:白鳥の歌/ベートーヴェン:遥かな恋人に(ギルクリスト/ティルブルック)

    シューベルトの「水車小屋の娘」(ORC100006)で、瑞々しい歌唱を聴かせたギルクリストのORCHID CLASSICSレーベル第2弾のリリースは、ベートーヴェンとシューベルトの2つの歌曲集です。一連のドラマティックな物語を秘めた「水車小屋」に比べると、2つの歌曲集は、幾分散文的ではありますが、逆に、一つ一つの歌曲を味わい深く歌うことが重要。ギルクリストの歌はそんなところを、まさに「痒いところに手が届く」ように満足させてくれるものです。とりわけ、凝縮された憧れが描かれているベートーヴェンの歌曲での表現の見事さには唖然としてしまいます。微妙なテンポの揺れ・・・ピアノの絶妙なサポートにも注目です・・・、切なくなるほどの高音の切れ味。普段苦虫をかみつぶしているかのようなベートーヴェンに、こんなにもロマンティックな面があったのか。と思わず膝を打ってしまいたくなるほどの名唱です。[[白鳥の歌」でもそれぞれの歌曲の歌い分けがすばらしく、冒頭の「愛の便り」を聞いただけで、その周到な表現に舌を巻くことでしょう。どちらかというと重苦しく、暗い歌が支配する曲集ですが、心の深淵を覗ききった最後に訪れる「鳩の使い」の美しさに思わず涙。シューベルト好きにはぜひ聞いていただきたい1枚です。(2011/01/26 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100013

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    シューベルト:冬の旅(ギルクリスト/ティルブルック)

    (2012/01/11 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100018

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    シューベルト/ヤナーチェク/藤倉大/ショパン:ピアノ作品集(Four Elements, Vol.4: Earth)(小菅優)

    小菅優が4年がかりで取り組んできた企画「Four Elements」(四元素)、最終巻のテーマは「大地」。「深い円熟期の作品が次々に登場しますし、古典派からロマン派、近代あるいは国民楽派、現代まで色々な時代を網羅してもいます。メイン曲が並ぶ濃厚な内容なので、自分としてはシリーズ最後にして最大のチャレンジでもあります。それに、葛藤の末、最後に光が射すこのプログラムから、いまのこのような時世を乗り越えようという希望を感じていただけたら嬉しい限りです」 (小菅優…2020年11月の東京公演へ向けたインタビューより)ベートーヴェンやショパンを中心に、 力強いタッチと独自の感性に貫かれた演奏を聴かせる小菅優。このアルバムは、彼女が2017年から取り組んで来たコンサート・シリーズ「Four Elements」の完結編となる「大地」のプログラムによるセッション録音です。「四元素(水・火・風・大地)の中で最も人間に近いのが『大地』であり、人間そのものを追っていきながら、人間の歴史を語るようなプログラムにしたいと考えた」という小菅の想いがそのまま反映された今回の選曲は、これまでのような小品を配したものではなく、どれもがメインとなるような重い作品が並べられています。大地から連想される「生と死」、「故郷」「さすらい」をテーマにしたシューベルトのさすらい人」、ヤナーチェクのソナタ「1905年10月1日・街頭にて」、ショパンの「ソナタ第3番」と、広島の原爆で命を落とした少女の日記を元にしたという藤倉大の「Akiko’s Diary」。どの作品にもストーリーがあるとともに作曲家の深い思いが内包されていますが、小菅はこれを丁寧に掬い上げ、彼女ならではの力強い音色と繊細な感情表現で、音を紡いでいきます。ますます深化を遂げる小菅優の"今"を捉えた1枚です。シリーズ既発盤Four Elements Vol.1 : Water…NYCX-10037(国内仕様盤)/ORC100092(輸入盤)Four Elements Vol.2 : Fire … NYCX-10114(国内仕様盤)/ORC100108(輸入盤)Four Elements Vol.3 : Wind… NYCX-10201(国内仕様盤)/ORC100159(輸入盤)(2022/01/14 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100187

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    シューマン:交響曲第3番「ライン」(デュッセルドルフ響/ヴェンツァーゴ)

    各方面で豪放、かつ独自の解釈を聴かせ、通の間で話題の指揮者ヴェンツァーゴ。ここでは彼が最も得意とするシューマンの「ライン」のライヴ録音です。う~ん。この演奏もひたすら濃いです。第1楽章の冒頭から「流麗さ」がありません。滔々と流れるはずのライン川は、色々なところで停滞します。しかし、これが面白いんです。これを歌謡性というのかわかりませんが、とにかく聞いてて「おっ!」と叫びたくなることばかり。至るところ意味ありげで、常に「私を見よ」とばかりの強い自己主張がたまりません。1楽章を聴いただけでお腹一杯になる事必至。2楽章も冒頭から快感の波に揉まれます。そのまま最後までぜひどうぞ。満場の拍手で我に帰るのもいいものです。(2011/09/14 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100011

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    シューマン:交響曲第4番(1841年初版&1851年改訂版)(ブカレスト響/アクセルロッド)

    シューマンの交響曲第4番は1841年の初稿と1851年の改訂版、2つのヴァージョンの存在が知られています。クララと結婚した1841年に書かれたニ短調交響曲(初稿)は、シューマン自身は作品に自信を持っていたものの、初演時に成功を収めることがなく、出版は見送られてしまいました。10年後の1851年、シューマンはオーケストレーションなどの変更を行い、また楽章も切れ目なく続けて演奏されるように改訂。1853年にシューマン自身の指揮で初演され、翌年出版。一方初稿は、シューマンの死後ブラームスが編集を行い、クララの反対意見を受けながらも楽譜を1891年に出版しました。現在ではもっぱら1851年の改訂版が演奏されますが、このアルバムでは2つのヴァージョンを演奏。シューマン自身の言葉によると「野生的なフロレスタン(初稿)と穏やかなオイゼビウス(改訂版)」ほどに違うという各々の作品を、2022年からブカレスト交響楽団の首席指揮者を務めるジョン・アクセルロッドが掘り下げます。(2023/09/22 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100257

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    シューマン/ライネッケ/ドビュッシー/ベルク:室内楽作品集(クラー/ハンスリップ/クロフォード=フィリップス/カッリーノ四重奏団)

    デンマーク屈指のクラリネット奏者であるマティアス・クラーのリサイタル・アルバム。カール・ニールセン・コンクールに入賞後、デンマーク放送交響楽団の首席奏者を経て、ソリストとして活躍しています。このアルバムにはシューマンの哀愁漂う「3つのロマンス」や、ベルクの緊密な作風による小品など、クラリネットの多彩な音色を生かした作品が収録されています。なかでもコリリアーノの父に捧げる思い出の作品「独白」での柔らかい抒情性は、クラーの音色の美しさが際立っています。(2018/03/23 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100077

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    R. シュトラウス:オーボエ協奏曲/ホルン協奏曲/組曲「町人貴族」(フォスダル/ケイディング/コペンハーゲン・フィル/上岡敏之)

    上岡敏之が2016年から首席指揮者を務めるコペンハーゲン・フィルとの初CDが登場。洒落た選曲と演奏者の劇場的センスも活きた、粋で魅力的なアルバムです。ドイツ各地の劇場とオーケストラのポストを歴任してきた上岡にとってリヒャルト・シュトラウスは自家薬籠中のレパートリーの一つ。ここに収録されているのは、楽団の首席奏者をソリストに立てた協奏曲を2篇と、各パートにソリスティックな見せ場が多く、室内楽的なアンサンブル能力を要する組曲『町人貴族』という、楽団の規模に合わせ、その能力を活かした巧みな選曲です。コペンハーゲン・フィルはコペンハーゲンの名所チボリ公園のホールで演奏するために、作曲家ハンス・クリスチャン・ロンビが主導して1843年に創設された楽団を起源とし、現在は65名の楽団員を擁して年間120回ほどの公演を行っています。管弦楽のレパートリーに加え、国立歌劇場や王立劇場の舞台上演でも定期的に演奏。また夏の間は創設以来の伝統でチボリ公園のホールでの演奏会も行っています(その際は「チボリ交響楽団」の別名を使用)。ホルンのカイディングは1993年から、オーボエのフォスダルは2003年から、楽団の首席奏者(ソロ奏者)を務めています。(2023/11/17 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100261