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ギター・コレクション

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    メルツ:ギター二重奏曲集(メラー/フラティチェッリ)

    プレスブルク(現在はスロヴァキア)の貧しい家庭に生まれたヨハン・カスパル・メルツ(1806-1856)。彼は独学でギターとフルートを学び、若いうちはこれらを教えながら研鑽を積みました。1840年にウィーンに移住し、ようやくコンサートデビューを果たし、当時の皇后に認められてウィーンの宮廷ギタリストに取り立てられます。その後は持病に悩まされながらも、数々の作品を書き、またベルリン、ドレスデン、ロシアを始めとした広範囲な地域で演奏会を行い賞賛を得ました。1856年、50歳の時に心臓病で没しましたが、彼の偉業はのちのギタリストたちにも大きく影響を与えたのです。その一つに「10弦ギター」の使用があり、これはギターの音色に深みと表現力をもたらし、世界を大きく広げたのでした。ここでは彼の最も知られている「吟遊詩人の調べ」の2台ギター版や、「葬儀の挽歌」などを収録。シューベルトを思わせる素朴なメロディも、2台のギターで奏されると格別の味わいを持つものです。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573055

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    ヴァシリエフ/ルドネフ/コズロフ:ギター作品集(ロシアの回想)(クリコヴァ)

    すでにNAXOSから2枚のアルバム(8.572717, 8.572390)をリリースし、2013年には来日公演も行い、その才能を存分に見せつけたロシアのギタリスト、イリーナ・クリコヴァ。見た目は実に愛らしい女性ですが、実は数多くのコンクール受賞歴はもちろんのこと、25年に渡る演奏活動を続けているという、相当な実績のある人なのです。そんな彼女の今回のアルバムは、故郷であるロシアの現代音楽集。現代と言っても前衛的な作品ではなく、どれもが詩情溢れるステキな作品です。静けさと活気が絶妙にブレンドされたヴァシリエフの作品から、聴き手の耳をひきつけることは間違いなし。クリコヴァの深みのある音色は、郷愁と憧憬を呼び起こし、その技巧とともに深く深く心に染み込んでくることでしょう。NAXOSの数あるギターアルバムの中でも、とりわけ強くオススメしたい1枚です。(2014/10/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573308

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    ツォルツィナキス/ファンパス/テオドラキス/ハジョプーロス:ギリシャのギター音楽(ファンパス)

    アンドレス・セゴビアの影響を受けて、ギリシャのギター音楽は1950年代に全盛期を迎えました。このアルバムで見事な演奏を披露しているギタリスト、エヴァ・パンパスの父であるディミトリス・ファンパスもセゴビアの教えを受け、その才能を認められたギタリスト、作曲家です。このアルバムにはその父ファンパスの自作、編曲を含めた多彩なギター音楽が収録されています。彼らの中でその名前がよく知られているのはテオドラキスでしょうか?しかし他の作曲家たちも、各々が自らの独自の世界を構築し、また新たな世代に強く影響を与えているのは間違いありません。39歳の若さでこの世を去ってしまったツォルツキナキスの創造的で型破りな作品、バンドのための作品も知られるハジョプーロスのギリシャらしさ満点の小品、父ファンパスの教えを受けたマヴロエデスのピアソラ風味も感じられる郷愁たっぷりの作品、不可思議な調弦を施されたギターの音色が印象的なハリツァノスの音楽、ファリャ風のボグリスの「ワルツ」、このアルバムの中で最も作曲年が新しいアタナッサキスのギリシャの伝統的なメロディを用いた「タイゲトス山」。さあ、どこからでもどうぞ!素晴らしい世界が待っています。(2014/08/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573322

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    日本のギター作品集 1 - 武満徹/ブローウェル:ギター作品集(福田進一)

    20世紀の最も重要な日本人作曲家、武満徹(1930-1996)。彼の作品はどれも偉大なものですが、中でも一連のギター曲は、また独自の表現力を誇る ものとして知られています。1974年の「フォリオス」はギタリスト荘村清志のために書かれた作品で、フォリオとは「二つ折りの紙」の意。抽象的な音の断 片は意識を遠くに運んでいきますが、一瞬聞き覚えのあるコラールが耳に残り、静かに消えていくという儚い音楽です。とても短い「ギターのための小品」。こ ちらも荘村に捧げられた「エキノクス」での揺れ動く優しさ。「すべては薄明のなかで」はパウル=クレーの絵画からインスピレーションを受けたという音楽。 福田が日本初演しています。「森の中で」は武満が亡くなる前の最後の作品。こちらも幻想的であり、不思議な雰囲気を醸し出しています。これらの作品に、武 満と福田の共通の親友であるブローウェルの作品を散りばめて作り上げたこの1枚は、全てのギターを愛する人と音楽を愛する人への贈り物です。(2014/04/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573153

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    サインス・デ・ラ・マーサ:ギター作品集(ハラース)

    スペインのギタリスト、作曲家レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ(1896-1981)。彼の弟エドゥアルドも優れたギタリスト&作曲家でした。彼は10歳からギターを始め、数多くの優れた師からギターを学び、1914年にビルバオのアリアーガ劇場でデビュー後は、バルセロナで演奏活動を始め、リョベートを始めとしたギター関係の知己を増やしていきます。世界中に演奏旅行に出かけ、1935年にはマドリード音楽院のギター科の教授に就任しました。彼の名声が一躍高まったのは、1940年にあのロドリーゴの「アランフェス協奏曲」の初演でソロを務めたことであり、曲の素晴らしさとともに、彼の技巧の素晴らしさも知れ渡ったのです。彼の作品はどれもカスティーリャとアンダルシアの民謡に根差していて、刺激的であり抒情的。ギターを愛する人なら絶対外してはならない名曲の宝庫たる1枚です。(2014/03/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572977

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    ロドリーゴ:ギター作品集 2 (ジューヴ)

    「アランフェス協奏曲」のおかげで、ロドリーゴ(1901-1999)はギター音楽の巨匠であると思われている節もありますが、実際の彼はピアニストであり、ギターを演奏することはなかったと言います。そんな彼のギター独奏作品も、実はそれほど数が多いわけではありません。しかしながら、そのどれもが現代のギタリストたちにとって大切なレパートリーになっているのですから、やはりロドリーゴとギターには、堅固な結びつきがあるのかもしれません。このアルバムには、1933年に作曲されるもそのまま紛失、その後2005年に再発見された「トッカータ」を始め、幻想的で、情緒溢れる佳品が並んでいます。また、本来はピアノ曲である「パストラル」と「歌」をフランスの若手気鋭ギタリスト、ジューブ自身がギター用に編曲した2作品も聴きどころです。(2013/07/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572984

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    21世紀のスペイン・ギター作品集 1 - ブロトンス/プエルト/モラレス=カソ/クルズ・デ・カストロ/バラダ(レヴィン)

    スペインの近代ギター曲を集めたシリーズが始動します。全4巻。ある意味「型破り」の曲も含まれます。第1集は数々の受賞経験もあるギタリスト、アダム・レヴィンの演奏です。スペインは1936年から1975年に渡って独裁体制を維持していたフランコ政権の圧政に苦しめられていましたが、芸術家たちは、アメリカで「文化や教育を通じて世界各国の相互理解を高めるために」設立されたフルブライト・プログラムを通じて助成金を受けたりと秘かに進化を続けていました。それゆえ、1970年代終わりからの復興運動には目覚ましいものがあり、スペイン音楽は急速に進化を遂げたのです。この7人の作品は、そんな歴史を乗り越えて21世紀に書かれたもので自由な息吹が感じられる見事なものばかりです。(2013/06/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573024

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    ゴス/ピアース/ディアンス:ギター・デュオ作品集(クロマデュオ)

    近代における、最もエキサイティングなギター・デュオ曲集。1964年生まれのゴスの作品「ナマモノと調理済みのもの-Le Cru et le Cuit」のなんと楽しい事。ジャンゴ・ラインハルト風の曲から、アラビア風の曲まで、色々な味わいの曲が並びます。「静かな海」は武満徹へのオマージュですが、ドビュッシーとデューク・エリントンの面影も感じさせます。ピアースの2つの作品はバッハとドビュッシーに由来するものですが、ここでも他の作曲家(リゲティ)が大きな影響を与えています。ローラン・ディアスの「ニテロイ」はブラジルのリオ・デ・ジャネイロにある都市の名前で「隠された水」という意味をもつトゥピー・グァラニー語です。この作品はリオデジャネイロ市生まれの建築家オスカー・ニーマイヤー(この作品が書かれた当時103歳で、2012年の今も存命!)に捧げられており、彼が設計した美しい建物を彷彿させる流麗で神秘的な音楽となっています。(2012/08/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572757

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    J.S. バッハ:ギター編曲集 - 無伴奏チェロ組曲第4番/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番/コラール前奏曲集(デヴァイン)

    名ギタリスト、ジュリアン・ブリームの後継者と目される名手グレアム・アンソニー・ディヴァインの編曲で聴くバッハの作品集です。彼はブローウェルやオアナ、イギリス近代など、どちらかというとモダンな作品の演奏が知られていますが、今作では偉大なるバッハに真正面から取り組むことで、新たな世界を開拓しています。チェロ組曲の孤高の旋律は、とりわけギターに適しているようで、なかでもサラバンドのアリアのような美しい音楽は、もともとギターのために作曲されたものである。と言われても、誰も疑うことはないかもしれません。また、2つのコラール前奏曲において、曲に静寂と透明度を付与するための特殊奏法も見事です。圧巻は、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータからの「シャコンヌ」で、ギターでここまで完璧に演奏することは、ディヴァイン以外のギタリストには不可能なのではないか・・・と思わせるだけの説得力を有しています。バッハの美メロが何の迷いもなく心に染み入る1枚です。(2012/03/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572740

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    J.S. バッハ:パルティータ第2番/リュート組曲 ハ短調/前奏曲、フーガとアレグロ(ギター編)(ペロワ)

    J.S.バッハの作品はその限りない可能性に惹かれるのか、数多くの作曲家たちによって様々な編曲が試みられています。ギターのために編曲を試みた最初の作曲家は、名ギタリストでもあったタルレガでした。タルレガはバッハの対位法や色調の多様さを見事にギターへと置き換えることに成功、次世代の作曲家たちに多くの示唆を与えたのです。そんな中、パルティータ第2番を編曲したのがマヌキアンでした。彼は鍵盤楽器のために書かれたこの曲を、完璧にギターへと移し替えることに成功しています。ホップストックの手による2つの作品も、もともとギターのために書かれたかのように、ぴったりとマッチしています。そして、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲をバッハ鍵盤独奏曲へと編曲したBWV972をギターへと移し替えたのは、演奏者であるペロワ自身。こちらも何も文句のない仕上がりです。演奏しているペロワは1973年パリ生まれの名手で、2003年からジェレミー・ジューヴと「パリ・ギター・デュオ」を創設し活動、世界中で好評を博しています。深みのある美しい音色が魅力的です。(2012/02/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572427