ギター・コレクション
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1917年。この生まれた年を見て「難しそう」ともし思ってしまったとしたら、それは間違いです。ベネズエラ生まれのラウロの作品はとても情熱的で親しみやすいものばかり。彼の作品は、かのアンドレア・セゴビアも好んで取り上げたのですが、1950年代当時は「アルゼンチンの作曲家」として紹介されていたそうですが、以降知名度もあがり演奏会などで取り上げられることも多くなり、現在ではギターのレパートリーの重要な一角を占めています。日曜日の昼さがりにまったりと聴きたい音楽です。(2008/02/06 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570250 |
サルスエラとギターのための音楽を多数残したスペインの作曲家&指揮者モレノ・トローバのギター作品集です。代表作組曲「スペインの城」は色彩豊かで情熱的なリズムを駆使した魅力的な作品で、名ギタリストセゴビアが好んで演奏していますがあまり録音は多くありません。アナ・ヴィドヴィッチは、史上最年少の13歳でザグレブ音楽院に入学し、18歳でタルレガの国際ギターコンクールで優勝した美貌の若手新鋭ギタリスト。目くるめく技巧の持ち主で曲の雰囲気を見事に伝えています。(2007/10/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557902 |
自ら「パラグアイのジャングルから来たギターのパガニーニ」と名乗り、ギター演奏でラテンアメリカ中を回るも、西欧では大きな名声を得ることができなかった不遇の天才、バリオスの作品集の第3弾です。当盤で聴けるのは小規模な作品ばかりですが、死後30年以上も忘却の彼方に置かれていたのは信じられません。民謡ならではの美を湛えた「カアサパー」。バリオスが恋に落ちたオペラ歌手がまとっていた宝石にちなんだとされる「古いメダル」。華麗にアルバムを締め括る「タランテラ」など、逸品が並びます。ナクソスが誇るカナダ出身の名手マクファーデンの演奏と一部編曲で、お届けします。(2007/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557807 |
ロワイエの協奏的二重奏曲は、爽やかな美しさと華麗な名人芸を身上とする、初期ロマン派音楽の模範的存在といえましょう。幅広い音域をカヴァーしていること、重音や和音の奏法が可能なことと、ギターは元々高い演奏の自由度を持つ楽器ですが、二人の奏者が協奏をすることでその自在さは一層高まり、目を瞠るほど多彩な響きが生み出されていきます。収録曲は、長調と短調、3楽章と4楽章形式の組み合わせ4通りが1曲ずつで、そのどれもがステレオタイプともいえる「いかにも」の展開を見せますが、音楽そのものが極めて上質なため、そのぴったりなはまり具合が小気味よく感じられてきます。(2007/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570146 |
現代ドイツが輩出した作曲家の中でも、ヘンツェほどクラシック音楽の幅広い分野で、多数の成功作を送り出した人物はいません。嬉しいことにギターを使用する音楽でも同様で、当盤に収録した作曲期間30年にわたる作品群は、ギター音楽に新たな地平を拓くものとなっています。名手ブリームが演奏した「王宮の冬の音楽」は題材も興味深いことはもちろん、ヴィルトゥオジテを追求したものです。単にギター独奏にとどまらず、他の楽器や、ヘンツェ得意の声楽と組み合わせ、決して親しみやすいとは言えないのに、ずっしりとした感銘を与えてくれるあたり、さすがは巨匠の優れた業績と言えましょう。(2006/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557344 |