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オルガン・エンサイクロペディア

Search results:107 件 見つかりました。

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    F. クープラン:オルガンミサ(ロバン)

    ルネッサンスからバロック時代に書かれたオルガン音楽の中で名曲を挙げるとして、必ず指を折らなければならない作品が、フランスのフランソワ・クープランによる2曲のオルガン・ミサ曲です。作曲者がまだ20歳を超えた頃の作品で、単に敬虔な雰囲気への一辺倒ではなく、舞曲の力強さや華やかさといった要素も兼ね備えており、今日でも好んで演奏されるのは納得。特に「教区のためのミサ曲」の楽想は激しく変化します。当盤の使用オルガンは、古都ポワティエのサン・ピエール大聖堂にある歴史的建造物で、重要文化財にも指定されている貴重な楽器です。若きオルガニストの情熱溢れる演奏と高音質録音でお届けします。(2005/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557741-42

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    ブクステフーデ:オルガン作品集 4 (クレイマー)

    偉大なオルガニスト、ブクステフーデの作品集第4集の核になるのは、作曲者が得意としていた自由な「前奏曲」3曲です。とりわけ冒頭の「前奏曲ニ短調」は2つのフーガを含む5つの部分から成る印象的な作品。その他の収録曲は、対位法的なカンツォネッタ、コラール変奏曲、コラール前奏曲になります。千変万化の音色をお楽しみください。そしてハイライトはアルバムを締め括る「トッカータ」で、激しい音の奔流に思わず息を呑む、圧倒的なド迫力。彼の音楽を聴くにつけ、その偉大さを再認識せずにはいられません。古典から現代曲までこなすアメリカのオルガニスト、クレイマーの名演で。(2005/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557195

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    レーガー:オルガン作品集 5 - オルガン・ソナタ第2番ニ短調 Op. 60/12の小品 Op. 65/3つのコラール幻想曲 Op. 52 (フランク)

    バロックの形式を援用、拡大しながら、まさに爛熟の時を迎えた後期ロマン派ならではの濃密な音楽を量産したレーガー、とりわけ彼自身が名手だったオルガンは主戦場であり、数々の超絶技巧名曲が残されています。オルガン・ソナタ第2番は、リストの弟子にして、アラウの師匠として名高いピアニスト、マルティン・クラウゼに捧げられた作品だけあって名技性も十分、フーガ最後のクライマックスでの大地を揺るがすような重低音と、空間を埋め尽くすような膨大な数の音符には圧倒されます。他の収録曲でも、音の大伽藍を随所で築き上げますが、そこからは、この作曲家の過剰なまでのオルガンとバッハに対する拘りが聴こえてくるかのようです。(2005/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557186

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    サン=サーンス:オルガン作品集(デルカンプ)

    この人の行く所、あらゆるジャンルに可ならざるはなし、サン=サーンスは自ら優れた奏者でもあったこともあり、少なからぬオルガン作品を残しています。しかし、「オルガン付き」の交響曲第3番(当盤でもアダージョ部分の独奏用編曲を収録)はよく演奏されても、独奏作品が知られざる存在に甘んじているのは、大変に残念なことです。収録曲の中でも特に注目したいのは、何と81歳!の頃に作曲された「7つの即興曲」です。筆致は円熟し、多彩なオルガン書法と和声法、そして渋みも含んだ音楽的な深みには圧倒されます。また「前奏曲とフーガ」や「幻想曲」での、ストレートなヴィルトゥオジテの開陳の爽快さも、素晴らしいものです。(2005/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557285

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    シャイデマン:オルガン曲集 5 (ブラウン)

    オランダの巨匠スウェーリンクに学び、北ドイツで活躍したシャイデマンのオルガン音楽の特徴を、あえて俗な言葉で形容するならば「癒し系」といってよいかもしれません。バッハ以降のオルガン音楽では、ときに顕著となる、壮麗さへの志向はあまりなく、むしろ力の抜けた訥々とした進行が目立ち、アラベスク風の細やかな動きを豊かに含む旋律線と、その対置の見事が前面に出た、素朴な対位法の美しさが最大の魅力です。心を静かにしてじっと耳を傾ければ、古いドイツの教会や町並みの様子が思い浮かぶような、素敵なオルガンの響きに癒されてみるのはいかがでしょうか?(2004/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557054

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    ケルビーニ/ガルッピ/クレメンティ:2台のオルガンのための作品集

    「2台のピアノ演奏があるならば、2台のオルガン演奏があったっていいじゃないか!」とは、「どこで演奏するのか?」といった問題もあり、そうはなかなかならないのですが、なってしまった例を集めてみました。18世紀から19世紀中庸にかけての温厚系作品が中心となっているため、物量作戦的な大音響の洪水というよりも、「対話(ダイアローグ)」の盤タイトルにふさわしい、掛け合いの楽しさや、1人の奏者ではなしえない多声的な書法など、2台のオルガンの絡み合いの楽しさが前面に出たものとなっています。歌劇「アイーダ」の編曲となる最終トラックはやや異色ですが、まさにこの編成におあつらえ向きの楽想といえましょう。(2004/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557131

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    ラインベルガー:オルガン作品集 5 (リュプザム)

    フルダ大聖堂の壮麗なパイプオルガンのサウンドに身を浸すだけでも得した気分になれるアルバム。そこにラインベルガーの達人の技が加わります。例によって彼のオルガン・ソナタは、大河の流れを思わせる悠々たる音楽ですが、よく耳を澄ましてみましょう。千変万化の転調の技法に驚かされ、もっと楽しい聴き方ができます。第12番の第1楽章では、ポップス風とまでは言わないまでも親しみやすい曲調が隠されています。「7つのトリオ」は全12曲のトリオ集の後半7曲。このミニアチュール的作品も、ラインベルガーのオルガン音楽の真髄なのです。(2004/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557184

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    レーガー:オルガン作品集 4 - コラール幻想曲集/12の小品集 Op. 59 (スティル)

    この重量感と威厳! 史上最大のスケールと最高のパワーを誇る楽器であるオルガンが、空間を揺るがします。2曲のコラール幻想曲と序奏とパッサカリアが典型的ですが、難行苦行の複雑系パッセージをさんざんうねらせたあげくに、最後は最強奏の主和音を思う存分に鳴らしまくるカタルシスで締めるという偉大なマンネリは、大バッハの影を追って幾星霜、対位法オタク、鍵盤オタクの道を究めたレーガーが、必然的にたどり着くことになった理想郷なのでしょう。演奏効果満点の名人芸的な響きには、まさにこの楽器に憑かれた一人のオタクの熱~い情念が込められていると申せましょう。(2004/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555905

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    シャイデマン:オルガン曲集 4 (ブラウン)

    少年期にオランダの巨匠スウェーリンクに師事、別れに際して師が弟子にカノンを贈ったほどの才能を伸ばし、ドイツ鍵盤音楽史にその名を残したシャイデマンの業績を辿るシリーズ、第4集は彼が残した8つの旋法によるマニフィカトのうち2つがメインになります。手の込んだ、鮮やかな対位法の技術が見事です。スウェーリンク譲りのコラールのアレンジも重要な仕事で、当盤でも6曲を収録。ルネッサンス期最大の巨星ラッススのモテットの編曲、フレスコバルディの影響下にある「カンツォーナ」、性格的前奏曲である「プレアンブルム」と、多彩なプログラミングをお楽しみください。(2004/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555876

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    ブクステフーデ:オルガン作品集 3 (リュプザム)

    大バッハを魅了して止まなかった、北ドイツが生んだオルガンの巨匠ブクステフーデ。その音楽の真髄は、例えば当盤の冒頭の「前奏曲嬰ヘ短調」で聴くことができます。対位法の職人芸の見事さは勿論のこと、斬新な転調と幻想的とも言える自由な楽想と、オルガン・サウンド最大の強みである豪快で荘厳な音響を生かした音楽は、オルガンを聴く醍醐味そのものです。変奏曲の一種である「シャコンヌ」も同様の力作。その他、有名なコラールの旋律をもとにした小品を中心に収録。ナクソスではお馴染みのリュプザムの演奏だから、質の高さは保証済みです。(2003/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555991